ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

11月10日に開催される「長岡京ガラシャ祭」。美しい玉と細川忠興の婚礼行列が町を巡ります。

2024-11-09 | 京都
「あれ?なんかイベントがあるのかな?」JR長岡京駅に降り立ったミモロ。

町の通りには、紫色と桔梗紋がはためいています。

そう、11月10日の日曜日は、細川忠興とガラシャが住んだ場所で、「長岡京ガラシャ祭」が開催されるのです。
駅前の広場には、さまざまなテントが並んでいます。

ミモロが訪れたのは、金曜日なので、町は、祭りの雰囲気が次第に高まっているという感じです。


「長岡京ガラシャ祭」は、織田信長の意向で、明智光秀の娘、玉(後のガラシャ)が、細川忠興の元に嫁いだ時の様子を映しているのだそう。


多くの市民が参加する長岡京で最大の祭りだとか。


今年の夏、初めて、ミモロは、「勝竜寺城」を訪れました。

近世の城郭の姿を留める城…

「ここで、二人は、幸せ時間を過ごしたんだ~」


絶世の美女と言われる玉…忠興との仲も睦まじく、2児に恵まれ、丹後に移る前まで、幸福で穏やかな時間を過ごします。
「でも、後にパパである明智光秀が主君の信長を本能寺で討ってから、逆賊の娘として辛い時間を過ごすんだよね~。だから、ここに輿入れするときは、本当にワクワクしてたんじゃない?その幸せな感じが、再現された行列が見られるのが「長岡京ガラシャ祭」なんだ~」とミモロなりの解釈を…。


行列のヒロインの玉は、当時16歳。行列には、花嫁の玉、花婿の忠興をはじめ、両家の両親も登場します。他にいろいろな人が従い、この歴史行列は、総勢1000名を超すもので、地域の子供たちなども時代装束で参加するのです。

行列は、12:45に「長岡第六小学校」を出発し、JR「長岡京駅前」から、「神足ふれあい町家」を経て、14時までに「勝竜寺城公園」に到着する約3キロの行程です。

行列のフィナーレじゃ、お城の前での忠興と白無垢に着替えた玉の婚礼の儀式になります。

「見たいね~でも…この日、お約束があるんだ~」と行けないことを残念がるミモロです。

どうぞ、皆さん、華やかな行列を見物にいらしてはいかがでしょう?

祭りを見れないミモロは、行列の途中に通る「神足ふれあい町家」へ
 
ここでは、お座敷などでうどんやそば、スイーツが味わえます。
 
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃ~また来てくれたんだ~」と、ここのスタッフの方々に歓迎され、庭に面したお座敷へ
 
「秋の花が咲いてる…」桔梗などが彩る庭…
そこで筍が入ったお蕎麦を頂きました。


「長岡京って古墳もあって、発掘調査が行われてるんだよ~」

貴重な資料が展示されています。さらに、今、注目の埴輪…

それを象ったクッキーも…

「長岡京って、京都からすごく近くて、しかも京都より、歴史が古い…だから、いろいろな見どころがあるんだよね~」と、最近、注目している町のひとつです。
平安京ができる前、ここで10年間、長岡京の造営が行われました。「空海もここを訪れてるんだって~」と最近、読んだ司馬遼太郎の本に…。

11月10日は、天気にも恵まれそう。町のあちこちで、さまざまなテントも登場…町歩きも楽しそう。

*「長岡京ガラシャ祭」の詳しい情報はホームページから


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