「漆器って、温もりを感じるね~」と、家でもよく漆器を使っているミモロ。
和歌山県の海南市の黒江は、紀州漆器の産地。その歴史は古く、室町時代から会津、輪島、山中に並ぶ漆器の産地として栄えます。
江戸時代の町並みを残す景色は、まるでタイムトリップをした心地に…。「もうこういう景観、京都では見られないね~」と思うミモロです。
そんな町並みにある「池庄漆器店」は、ランチを頂いた「古民家カフェ 黒江ぬりもの館」のすぐ近く。
国の有形文化財に指定されている建物が、黒江の町がいかに漆器で栄えたかを物語るよう。
明治9年創業の「池庄漆器店」は、現在5代目のと当主が、その技と歴史を継承しています。
黒江の町並みを活かした景観づくり協定の会長さんとして、歴史ある町の美しさを保持し発展させるために尽力なさっていらっしゃいます。
「広いお店だね~」と。入口からさまざまな漆器が並びます。
「どうぞ、上がってください~」と言われ、店の奥のお座敷へ。
そこには、立派な床の間が…
さらに趣あるお庭も…
黒江の「紀州漆器」の歴史は、室町時代に近江系の木地師集団が定着したという説や、秀吉に焼き討ちにされた根来寺の漆器の技をもつ僧侶が逃れ、この地に移り住んだという説など諸説あります。
「地域から考えると、根来寺から漆器の技が伝わったって感じがする~」というミモロ。そう、以前、根来寺を訪れて、そこで仏具やさまざまな器を作っていたという根来塗の技が、もうそこには残っていないことを知りました。もちろん今は、復活されていますが、その根来塗の価格は、とても高価なものでした。
黒江の漆器が発展したのは、紀州藩のバックアップがあり、産業として保護されたことが大きいそう。
明治になり、紀州藩がなくなった後、一時、衰退の兆しが現れますが、海外への輸出品として再び勢いを盛り返したそう。
その後も、さまざまな技術的な研究、開発で、新たな道を切り開いているとか。
経済産業大臣指定伝統工芸品になっています。
でも、ライフスタイルの変化で、日本の暮らしの中で、漆器を使う頻度はかなり少なくなっているかも。「外国人観光客も漆器好きだよね~でも、もっと日本人も漆器使えばいいのに…」と思うミモロです。
木の温もりにあふれる漆器。扱いがむずかしいと思われがちですが、結構丈夫!
ミモロは、実は、ご飯も漆器の茶碗で食べています。「だって、アツアツのご飯冷めにくいし、手で持っても、熱くないよ~」と。
使うほどに味わいが深まるのも漆器の特徴。
「ここの漆器、割と手ごろな価格…」とミモロ。そう、他の産地の漆器に比べてリーズナブルな気がします。
いろいろな漆器の中に…「あれ?これなぁに??」とミモロが興味を抱いたのは、タンブリン。
ご当主の発案による、ふき漆のタンブリンです。「高級感ある大人のタンブリンって感じ~」プレゼントにもおすすめ…。
また、店内には、さまざまな産地の工芸品も多数。
「黒江って、なんかいい雰囲気の町だね~」と初めて訪れたミモロは、そう感じました。
*「池庄漆器店」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら(11月中旬からオンラインショップでミモロカレンダーの販売をします)
12月3日~8日「ネコのミモロの世界展」開催!ぜひ来てください~!
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
和歌山県の海南市の黒江は、紀州漆器の産地。その歴史は古く、室町時代から会津、輪島、山中に並ぶ漆器の産地として栄えます。
江戸時代の町並みを残す景色は、まるでタイムトリップをした心地に…。「もうこういう景観、京都では見られないね~」と思うミモロです。
そんな町並みにある「池庄漆器店」は、ランチを頂いた「古民家カフェ 黒江ぬりもの館」のすぐ近く。
国の有形文化財に指定されている建物が、黒江の町がいかに漆器で栄えたかを物語るよう。
明治9年創業の「池庄漆器店」は、現在5代目のと当主が、その技と歴史を継承しています。
黒江の町並みを活かした景観づくり協定の会長さんとして、歴史ある町の美しさを保持し発展させるために尽力なさっていらっしゃいます。
「広いお店だね~」と。入口からさまざまな漆器が並びます。
「どうぞ、上がってください~」と言われ、店の奥のお座敷へ。
そこには、立派な床の間が…
さらに趣あるお庭も…
黒江の「紀州漆器」の歴史は、室町時代に近江系の木地師集団が定着したという説や、秀吉に焼き討ちにされた根来寺の漆器の技をもつ僧侶が逃れ、この地に移り住んだという説など諸説あります。
「地域から考えると、根来寺から漆器の技が伝わったって感じがする~」というミモロ。そう、以前、根来寺を訪れて、そこで仏具やさまざまな器を作っていたという根来塗の技が、もうそこには残っていないことを知りました。もちろん今は、復活されていますが、その根来塗の価格は、とても高価なものでした。
黒江の漆器が発展したのは、紀州藩のバックアップがあり、産業として保護されたことが大きいそう。
明治になり、紀州藩がなくなった後、一時、衰退の兆しが現れますが、海外への輸出品として再び勢いを盛り返したそう。
その後も、さまざまな技術的な研究、開発で、新たな道を切り開いているとか。
経済産業大臣指定伝統工芸品になっています。
でも、ライフスタイルの変化で、日本の暮らしの中で、漆器を使う頻度はかなり少なくなっているかも。「外国人観光客も漆器好きだよね~でも、もっと日本人も漆器使えばいいのに…」と思うミモロです。
木の温もりにあふれる漆器。扱いがむずかしいと思われがちですが、結構丈夫!
ミモロは、実は、ご飯も漆器の茶碗で食べています。「だって、アツアツのご飯冷めにくいし、手で持っても、熱くないよ~」と。
使うほどに味わいが深まるのも漆器の特徴。
「ここの漆器、割と手ごろな価格…」とミモロ。そう、他の産地の漆器に比べてリーズナブルな気がします。
いろいろな漆器の中に…「あれ?これなぁに??」とミモロが興味を抱いたのは、タンブリン。
ご当主の発案による、ふき漆のタンブリンです。「高級感ある大人のタンブリンって感じ~」プレゼントにもおすすめ…。
また、店内には、さまざまな産地の工芸品も多数。
「黒江って、なんかいい雰囲気の町だね~」と初めて訪れたミモロは、そう感じました。
*「池庄漆器店」の詳しい情報はホームページで
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
人気ブログランキング
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら(11月中旬からオンラインショップでミモロカレンダーの販売をします)
12月3日~8日「ネコのミモロの世界展」開催!ぜひ来てください~!
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで