ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都丹後鉄道の特急列車「丹後の海」に乗車。JR九州の「ななつ星」と同じ列車デザイナーが担当した特別車両

2022-01-21 | 京都
1月のある日、ミモロはお友達と一緒に舞鶴に出かけることに。JR二条駅で待ち合わせして東舞鶴行の「まいづる5号」をホームで待っていました。特急券を購入し、自由席で行きます。

「あれ~なんかカッコいい列車が来たよ~」と、いつも乗る特急列車とは異なる車両がホームへ。

これは「丹後の海」という特急列車で、東舞鶴へ向かう「まいづる号」と天橋立方向へ行く「はしだて号」が連結され、1日2便運航されています。2015年「海の京都」の丹後地方へ観光客を誘導するために導入された観光車両です。

「わ~なんかいい感じ~」

車内は、木をふんだんに使った内装。天井と壁は、白樺、床はナラ材、座席は楓材を使用。それぞれのパーツにあった木材が使われているのです。

随所に和のテイストの装飾が施されています。


シートのテキスタイルもおしゃれです。


この車両のデザインは、JR九州の特急列車「ななつ星」を手掛けた水戸岡鋭治さんによるもの。


ミモロたちは、自由席なので、2人掛けの座席ではなく、広いサロンスペースで過ごすことに。

「ここいい感じ~応接室にいるみたいだね~」とすっかりくつろぐミモロです。


カウンタースペースみたいな場所もあり・・・「コーヒーとか出るといいのにね~」と。

さて、トイレや洗面所スペースも落ち着いた雰囲気。
 

東舞鶴までは、約2時間の列車旅、窓辺に立って、車窓の景色を楽しみます。


やがて列車は「綾部駅」に到着。するとにわかに車掌さんたちがあわただしく動きます。


ここで列車は、東舞鶴行の「まいづる号」と天橋立方向の「はしだて号」に切り離します。

「間違って、他の車両に乗ってたら、舞鶴行けないんだ~」

テキパキとした作業が終了し、列車が再び動き出しました。「まいづる号」は2両編成で、今までとは逆の方向に進みます。

「あれ~どこ行くんだろ?」と逆方向に進む電車に不思議そう。
綾部で小浜線と舞鶴線に分かれるのでした。切り離し作業は、ミモロのような鉄道好きには見逃せない光景。じっと見つめるミモロでした。

そして東舞鶴に1泊して、再び京都に戻る時も、なんとミモロは、またこの「丹後の海」の特別車両にの乗ることに…。

「すごい~往復この車両に乗れてラッキー」と喜ぶ鉄子のミモロです。

翌日は、舞鶴は大雪に…。車窓の景色も行きとは一変。まさに白銀の世界です。


「電車止まらないといいけど~」とちょっと心配するミモロ。お正月の大雪では、列車は運休し、バスで京都に戻ったという人の話を聞きました。


線路も雪に埋まりそう。


でも、綾部を過ぎ、亀岡に至るころには、雪は全くありません。


予定通りに二条駅に到着した「まいづる号」。

「どうせ行くなら、この列車に乗りたいね~」と思ったミモロです。

特急料金だけで乗れた特別列車ですが、3月のダイヤ改正で、すべて指定席になるそう。「わ~あのサロン部分に座れないのかな?」とミモロ。貴重な体験ができて嬉しいミモロでした。


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2 コメント

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はい、ラッキーでした。 (mimoro)
2022-01-23 23:44:31
思いがけず、素敵な特急列車に乗れて嬉しかったです。
ホント、京都も油断できない状態ですね~。
マスクをちゃんとして、密にならないように注意してます。

ネコもコロナ感染するというので、気を付けないと…。

いつもありがとうございま~す。
返信する
Unknown (京極 京介)
2022-01-23 16:05:52
ミモロちゃん、良かったですね。
感染が非常に急拡大していますが、お体に気をつけてください。m(_ _)m
返信する

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