[緊急事態宣言」下の日本。STAY HOMEでやりたいのは、ご無沙汰した人と電話でお話すること。

2020-04-18 | 癒し

日本全国が、「緊急事態宣言」の元、STAY HOMEの状態になっている今。

ミモロは、毎日、やることがあります。それは、「電話をかけること！」

自宅にいることを要望されている今、いつもはなかなか連絡が取りにくい人とお話するチャンスです。

「メールやメッセージでいいんじゃないの？」という人も多いかと思いますが、今、必要なのは「電話で話をすること！」なのです。

「お久しぶり～」「あ、ミモロちゃん～どうしてる？」と電話に出たのは、東京にいるお友達のクマのメディーちゃん。

「春になったら東京に行くから、遊ぼうね～」と約束していたミモロですが、それが果たされるのは、いつになるか…。
SNSなどメールやメッセージは、一方通行の通信。自分の伝えたいことを一方的に伝えます。
でも、今、必要なのは、すぐに共に共感したり、不安や不満を吐き出し、励ましあうことなのです。

人との会話は、不安を解消する効果が高く、自宅で黙々と過ごす時間が長くなるほど、実は、言葉に対する反応が鈍くなってしまいます。今は、近所にお買い物に行っても、店員さんと話すことさえ注意が必要。最低限のコミュニケーションだけ…

その点、電話は、コロナウィスルの感染の危険もなく、途中で咳やくしゃみをしても大丈夫です。

「ミモロちゃん、久しぶりだね～」「うん、あのね～ミモロ、おうちでマスク作ったんだよ～」「え～すごいね～」「メディちゃんマスクある？なければミモロが作って送ってあげる～」「え？ホント？うれしいなぁ～・・・」
二人の会話は、マスクから始まり、今の京都や東京の状態などの情報交換、それからいろいろな思いで話など、とりとめもなく30分ほど続きました。
「またね～」「うん、ミモロちゃんも気を付けて・・・がんばってね～」と励ましあって電話を切りました。

さらにミモロは、神奈川に住むお友達のトシさんに3年ぶりに電話しました。
「ご無沙汰してます。京都のミモロです～」「え？ミモロちゃん、まぁ、お久しぶりね～」と、今年80歳になるクマのトシさんは、一人住まいです。

「今ね、フラダンスの練習してたとこ・・・」とトシさん。いつも元気なおばあちゃんクマです。
「まぁ、うれしい～ミモロちゃんの声がきけて～どう？元気にしてるの？」と。「はい、元気です。でも楽しみにしてたイベントやお祭りがみんな中止になっちゃって・・・」と、ミモロは、出かけられない寂しさを伝えます。「そうね～。今は我慢ね～。でも、私のこと、思い出してくれてすごくうれしいですよ～ありがとう…」とトシさん。

そう、友人、知人、親戚など、いつもご無沙汰している人に、電話をかけるのは、今、とてもいい機会なのです。

特にお年寄りの多くは、SNSなどをしない・・・という人も多いもの。そこでぜひ会話をすることが、何よりの楽しみに…
お友達と会える機会もなく、家にいるお年寄りに、ぜひ電話をしてください。

電話の場合は、相手の生活をイメージして、掛ける時間に気を付けて…。お昼や夕ご飯の時間を避けたり、あまり遅い時間は避けましょう。また、「今、忙しくて～」と断られても、気にしないで…また、別の機会に電話をしたり、相手からの電話を待てばいいんです。さらに自分自身がやることがあるときは、「ごめんなさ～い、今ちょっと手が離せないの～後で掛けるね～」と言えばいいんです。

うまく電話が通じなくてもくじけたり、傷ついたりしないこと…
もちろんSNSでは、いつでも自分の思いを送ることができますが、電話は違います。でも「会話って大切だよね～」とミモロ。
ぜひ、この時期、電話で日頃ご無沙汰している方に連絡をしてみてください…素敵な交流がまた活発になるかも…

また、「お手紙を書いちゃおう～」と、便箋に向かうミモロです。