8月のある日、ミモロは、お友達と一緒に奈良の法隆寺を訪れました。
ここは、1993年に日本で最初に世界文化遺産になったところ。
飛鳥時代の姿を今に伝える世界最古の木造建築で知られます。
この日、ミモロは、奈良時代の衣装で…「暑いけど、やっぱりの衣装が似合うよね~」と頑張って着ていきました。
猛暑日のためか、観光客の姿は少なく、夏休みということもあり、修学旅行生もいません。「なんか静かだね~でも、ゆっくり参拝できる~」とまさに穴場時期なのです。
ほとんど人影がない参道を進みます。
「奈良時代の人たちもこの景色見てたのかな?」
御病気になられた用明天皇が、自らの病気平癒を祈り、寺と仏像の建立を誓願されましたが、それが叶う前に崩御されます。その願いを継ぎ、推古天皇と聖徳太子が推古15年(607)にご本尊を薬師如来とするお寺を建立。それが法隆寺であると伝えられます。
現在、塔と金堂がある西院伽藍、夢殿のある東院伽藍を中心に、約18万7000㎡の境内には、飛鳥時代をはじめ、各時代の建物が点在しています。
「広いし、見どころいっぱいだね~。さすが法隆寺…」とミモロ。
実は、この日、法隆寺を訪れたのは、「OKINAシルクロードプロジェクト」という、日本の電工芸能と現在のパフォーミングアートの演者と共に、シルクロードを旅して各地の芸能と交流することで、今を未来とつなぐ新しいシルクロード文化を作る試みの「奈良編 法隆寺公演」に参加するためでした。主催は「一般社団法人culture and peace/mihoproject」で、今後も明日香村や壱岐・対馬への旅が企画されています。詳しくは「ミホプロジェクト」☎075-417-4870
聖霊院聖徳太子像の前で、法隆寺130世住職の古谷正覚管長さまの読経と琵琶奏者の友吉鶴心さんの琵琶演奏の奉納が…。「感激しちゃった~」というミモロ。
その後は、古谷正覚管長と友吉さんのトークセッションが行われました。
「法隆寺って、やっぱり特別なお寺だと思います。お話伺えてうれしかったです」と、ミモロ。
「それは、よかったです~ぜひ、またいらしてくださいね~」と古谷正覚管長に優しく抱っこしていただいたミモロです。
トークセッションなどが終了してから、ミモロはお友達と境内を回りました。
西院伽藍の金堂では、聖徳太子のために作られた「釈迦三尊」と壁面の天人や鳳凰の壁画に感激。
そして、宝物庫である「大宝蔵院」では、「百済観音像」の優美な姿に見とれます。
さらに東院伽藍に進みます。
「この手水、すごく奈良っぽいね~」と京都では見ることがない感じの手水。
そして、「夢殿」の中を覗きます。
「う~あんまり中見えないね~」と暗い内部です。夢殿は、春と秋に本尊の特別御開帳が行われます。
「ここも行っとこう~せっかく来たから…」と向かったのは、弥勒菩薩像が祀られている「中宮寺」です。
京都の広隆寺でも、拝んだことあるミモロです。
京都からお友達の車で向かった法隆寺…有料道路などを経て、約2時間。「やっぱり結構遠かったね~」というのが正直な感想。そう、暑かったから、なおさらそう感じたのかも…。
「でも、思い切って来てよかった~」と思うのも事実です。
だって、こんなに空いている法隆寺は初めてですから…。
昨年から、奈良、大阪など聖徳太子ゆかりの寺院では、「聖徳太子1400年御忌」の法要が行われています。
9月10日には、大阪の「国立文楽劇場」で、「法隆寺の聖霊会」という声明と舞楽が披露されます。
ご興味のある方は、ぜひ…
「奈良って知れば知るほど奥が深いね~」と。そして広い奈良なのです。
*「法隆寺」の詳しい情報はホームページで
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