京都の町中で、雪景色がゆっくり見られるのは、ミモロにとっては2回目。前回は、行かなかった南禅寺へ足を伸ばしてみることに。「朱塗りの建物じゃないから、地味かもねー」と、正直、あまり期待しないで行ったミモロ。ところが、境内に一歩入ると、ミモロは、茫然…
「わー白い木がいっぱいー」三門までの道を歩きながら、見上げると、楓の枝に雪がつき、木全体が白い花をつけているよう。
「うわーすごくキレイ・・・まるで白い桜が咲いてるみたい…」。南禅寺は、紅葉で有名。どちらかというと桜は、それほど多くありません。でも、この日は、まるで満開の桜を見た心地に。
「南禅寺が、こんなに雪の日、きれいだって思わなかったー」と、ただただ感激しています。
屋根の雪がなければ、桜にみえませんか?「南禅寺の雪桜…って、いいんじゃない?」と勝手に命名。
南禅寺は、紅葉の名所。秋に訪れたとき、鮮やかな色に染まった楓の枝。冬は、落葉し、細い枝が残ります。そこに雪がつき、まるで花のように…。おそらく楓の枝は、細いだけでなく、それぞれが離れていて、しかも横に伸びているため、雪がつきやすのでしょう。松の葉は、針のように細くても、密集して生えているので、全体に雪がこんもりと積もってしまいます。もちろん、それは綿帽子をかぶったようで美しいのですが…繊細な花のようにはなりません。「と、いうことは、楓の木の雪景色って、すごくキレイってことかも…」とミモロ。
紅葉の名所といわれる東福寺、金閣寺なども、きっと雪の日もすてきかも…。「今度雪が降ったら、真如堂と永観堂に行ってみよう・・・そこなら歩いて行けるしー」と、また雪が積もることを期待するミモロです。
境内の中を歩きながら、静寂と純白の世界の素晴らしさに、寒さも忘れてしまいます。
「わー墨絵のよう…」山の木々も薄っすらと雪をかぶり、山の色を消しています。しばし我を忘れたように、雪景色を前に立ち尽くすミモロです。
「ホント、なんてきれいなんだろ~」あまりの感動にボーっと。
緑の苔の上にもドカ雪でなく、薄っすらと…というところに風情が漂います。「こんな素敵な景色が見られるなんて、しあわせ~」。京都に生まれ育った人にとっては、見慣れた雪景色も、東京生まれのミモロには、感激もいっそう。
南禅寺を出て、春、枝垂れ桜が美しかった野村美術館裏の道へ。
こちらも、春のピンク色から白へ。しだれ桜の雪は、落ちやすいようで、「ここは、もう少し雪が降った方がキレイかも…」。でも、なかなか風情がありました。
春は、桜が見事な道も、雪景色もなかなか…。
「また、雪が積もらないかなぁー」午後には、すっかり溶けてしまった雪。桜や紅葉のように、ずっと見ることも、降る日を前から予想もできません。突然、ほんのわずかな時間だけ、見せてくれる美しさ。観光客も人にも見せてあげたいけど、あらかじめ雪見ツアーが京都では設定できないのが残念。「こんなにきれいなのにねー」とミモロ。
京都在住の方は、ぜひ、雪が積もったら、ご近所のお散歩へ。日頃見慣れた景色も、雪が別世界へといざないます。
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私も行ったのよ、この日、南禅寺の奥の最勝院へ。 心、洗われたわぁ。
ちょくちょく雪も降って欲しいね。
なんだか、清らかな人間になったような
気になれる!
ステキだよねー。南禅寺の雪景色。
また、見たいねー寒いけど…。