「ここは、こうやって~」と熱心に作業するミモロ。ミモロのブログの読者の方々に声をかけた「ミモロと一緒にワークショップ」
今回は、金継ぎアクセサリー作りでした。
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陶器の破片を再利用した金継ぎアクセサリー。金粉を混ぜた新漆の接着溶剤で、縁をカバーし、アクセサリーの金具を接着します。
参加者のおひとりは、リングを作りました。それに、仕上げのための金粉を振りかけます。
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ミモロが作っている帯留めにも金粉をたっぷり振りかけます。
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「では、溶剤が乾くまで、しばらく金継ぎのお話をしましょうね~」と、この日、ワークショップをご指導くださった金継ぎアクセサリー作家の「香凛」の木村先生。
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「昔は、白磁などの器はとても貴重で、なかなか手に入らないお宝でした。では、ここでクイズです。白磁の器は、昔、どれほどの価値があると言われたでしょうか?1番、京都の左京区の土地と同じ。2番、いいえ、京都市の土地と同じくらい、3番、まだまだ…京都府全体と同じくらい。さて、何番でしょうか?」と、木村先生。
「え~そんなに価値があったの?いくら昔は土地が安くても…白磁の器と同じなんて…」とミモロ。
「では、1番、左京区だと思う人?いませんね~。じゃ、2番の京都市は?はい、3名ですね?じゃ3番の京都府は?あ、ミモロちゃんだけですね~では、正解は…はい、3番の京都府でした!」
「わ~ミモロちゃん、正解!すごい!」とみんなから拍手を受けるミモロでした。
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「ミモロちゃん知ってたの?」「ううん~あてずっぽ…」というミモロ。
でも~昔は、お茶道具の棗も、一国と引き換えにした…というし…と、思っていたミモロなのでした。
それほど貴重だった陶器の器…もし、割れたら、切腹ものだったそう。
そんな貴重な器が欠けたり、割れた場合、なんとか修復しようとしたのが、金継ぎ。それは、それを所有する人の周りに、修復しようという人たちが大勢いることを示すことになったのだそう。でも、次第に、金継ぎを施した器に、それまでとは違った景色を見て、それを愛するようになってゆきます。
また、別の器の破片を使い、金継ぎをする場合は、2つの器をもっているということで、いっそうすごい!と思われたのだそう。
今は、だれでも持てる陶器の器…割れたら、すぐに捨ててしまう…。でも、中には思い出がいっぱいの器もあり、割れてしまった場合、金継ぎをする人が増えているそう。
「この陶器の破片の金継ぎアクセサリーって、SDG’sだね~」と思うミモロ。
ものを大切にする…それがこれからのライフスタイルのひとつであることは間違いありません。
「さぁ、そろそろ固まったかな?では、最終の仕上げ作業にはいります」と木村先生。
金粉をまぶした部分を筆で、余分な粉を落とします。すると、そこにピカピカ輝くアクセサリーが現れました。
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「キャ~きれい!ピカピカだよ~」と思わず歓声を上げるミモロ。「そう、この作業…感激するんですよね~」と、その様子を見て微笑む木村先生でした。
そして、作業の際に破片を固定する部分を取り外します。
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表面に付着した接着剤をカッターで除去します。
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そしてついに完成!参加者の皆さんの素敵な作品が並びます。
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「これ、ママにプレゼントするんだ~」と、かわいいパッケージに詰めてもらったミモロです。
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「ミモロちゃん、今日は、素敵なワークショップを主催してくれてありがとう!すごく楽しかった~実際に自分で作るっていいね~」と、参加者のみなさん。
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木村先生、ご指導ありがとうございました。
また、いつか、別のワークショップを企画したいと思います。その時は、皆様のご参加楽しみにしています。
「香凛」の木村先生の作品は、京都市内で開催されるマルシェや手作り市などにも、出品されています。オンラインショップもなさっています。
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