秋晴れのある日、ミモロはお友達といっしょに和歌山の「紀三井寺」にやってきました。
京都の出町柳駅から、京阪電車の特急で京橋駅へ。そこからJR紀州路快速で和歌山駅へ。JRきのくに線に乗り換え2つ目の「紀三井寺駅」に降り立ったのです。所要時間は、3時間かかりました。
「和歌山駅まで、出町柳駅から、乗り換え1回で行けるんだ~」
乗車時間は、長いのですが、乗り換えが少なく、列車の接続も良くて楽ちん。車窓の景色を眺めたり、お友達をおしゃべりしている間に到着しました。
駅からは、徒歩で10分ほど歩くと、「紀三井寺」の参道へ。
「なんか人が少ないね~」観光客で賑わう京都とは異なり、参道の人影もまばらです。
参道から本堂まで、200段を越える石段が続きますが…「ケーブルカーに乗る~」とミモロは、200円払い、乗った人が運転するケーブルカーへ
「う!ケーブルカー降りても、やっぱり石段はあるんだ~」目の前には、60段の石段が…
この石段は、「還暦厄祓い」の石段で、還暦の人が、思いを込めて登ると厄払いになるのだそう。(ここを通らなくても、緩い坂道がそばにあります)
「う!また石段だって~」さらに本堂まで石段が続きますが、「あ、エレベーターがあるんだ~」とミモロはそちらへ。
石段を上るお友達とは、本堂前で待ち合わせ…
高齢者の参拝が増える近年…境内の整備が進んでいるのだとか…。
「なんかすごく高いところに来たみたい…」
目の前には、青い空と青い海が広がっています。
やっと本堂に到着です。
さて、「紀三井寺」は、奈良時代の宝亀年間に、唐の僧、為光上人によって開基された霊場です。荒海を渡り、唐から仏教を広め、人々を救わんと、諸国を巡った為光上人は、たまたま足を休めたこの山で、千手観音様に出会われ、ここを霊場にするよう告げられます。そこで、自ら十一面観音菩薩像を彫られ、草庵に祀られました。それが、このお寺のルーツだそうです。
「紀三井寺」の名は、山内に3つの霊泉が湧くことから。
「滋賀の三井寺と、ネーミングのやり方は発想だね~でも、滋賀のお寺とは、全く関係ないけど…」と、「紀三井寺」という名前から、紀州の三井寺かと思っていたミモロでした。直接関係はありませんが、こちらも「西国三十三所観音巡札所の第14番札所」です。
西国三十三所観音巡札の第二番目の札所である「紀三井寺」。
江戸時代の建立となる本堂は、重要文化財です。お前立の仏像に参拝します。
現在、ご本尊に十一面観音菩薩立像をはじめ、寺宝である重要文化財の仏像は、本堂に併設された収蔵庫に祀られ、一部、特別公開が行われています。
ミモロは、本堂にお祀りされている「びんするさん」と呼ばれる参拝者の苦しみや痛みを身代わりに受けてくださるというありがたい仏様に参拝します。
「どうぞ、ミモロの周りの人たちが、元気でいられますように~」と。
本堂の屋根下に、ずらりと龍が並んでいることを見つけたミモロ。
そう、なんと48頭の龍が、本堂を守っているのです。火災を防ぐと言われる龍…「すごい、たくさんでお守りしてるんだ~」と驚くミモロです。
山腹に点在するさまざまなお堂…
そのひとつ室町時代に再建された多宝塔は、境内で最も古い建造物で、重要文化財です。
「あ、平和の鐘だって~鳴らそう…」とミモロは、世界各地で起きている悲しみをもたらす戦いが納まるようにと願いを込めて鳴らします。ゴ~ン
鐘の向こうにある大きなコンクリート製の建物には、木造立像で日本最大と言われる「大千手十一面観音菩薩像」が。
2008年に建立された眩い輝きを放つ大きな観音様です。
その建物の上に登ると、「わ~淡路島や四国も見えるんだって~」
「海っていいね~」と、日頃、盆地の京都に暮らすミモロは、時々海が恋しくなるのです。
「さぁ、そろそろお山を下りましょう~」とお友達に促され、ミモロは、石段を下がります。
その途中にも、いろいろなお堂が…
「桜の香りのお線香だって~ここ、桜の木が多いもんね~春に来てみたいね~」
「これミモロちゃんにいいんじゃなの?」とお友達が言うのは、ネコ足のついたお守り。
「可愛いけど…ミモロ、ペットじゃないもん…」と、「あ、そうね~失礼…」とお友達。
そしてこのお寺の名前の由来である霊泉のひとつも
「やっと下まで到着…」200段を越える石段を慎重に進みました。
「さぁ、ランチしに行きましょう~」と、ガイドブックで見つけたお店へ向かうことに…
*「紀三井寺」の詳しい情報はホームページから
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12月3日~8日に、5年ぶりにミモロ展を開催!「ミモロに会いに来てください!!」
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
京都の出町柳駅から、京阪電車の特急で京橋駅へ。そこからJR紀州路快速で和歌山駅へ。JRきのくに線に乗り換え2つ目の「紀三井寺駅」に降り立ったのです。所要時間は、3時間かかりました。
「和歌山駅まで、出町柳駅から、乗り換え1回で行けるんだ~」
乗車時間は、長いのですが、乗り換えが少なく、列車の接続も良くて楽ちん。車窓の景色を眺めたり、お友達をおしゃべりしている間に到着しました。
駅からは、徒歩で10分ほど歩くと、「紀三井寺」の参道へ。
「なんか人が少ないね~」観光客で賑わう京都とは異なり、参道の人影もまばらです。
参道から本堂まで、200段を越える石段が続きますが…「ケーブルカーに乗る~」とミモロは、200円払い、乗った人が運転するケーブルカーへ
「う!ケーブルカー降りても、やっぱり石段はあるんだ~」目の前には、60段の石段が…
この石段は、「還暦厄祓い」の石段で、還暦の人が、思いを込めて登ると厄払いになるのだそう。(ここを通らなくても、緩い坂道がそばにあります)
「う!また石段だって~」さらに本堂まで石段が続きますが、「あ、エレベーターがあるんだ~」とミモロはそちらへ。
石段を上るお友達とは、本堂前で待ち合わせ…
高齢者の参拝が増える近年…境内の整備が進んでいるのだとか…。
「なんかすごく高いところに来たみたい…」
目の前には、青い空と青い海が広がっています。
やっと本堂に到着です。
さて、「紀三井寺」は、奈良時代の宝亀年間に、唐の僧、為光上人によって開基された霊場です。荒海を渡り、唐から仏教を広め、人々を救わんと、諸国を巡った為光上人は、たまたま足を休めたこの山で、千手観音様に出会われ、ここを霊場にするよう告げられます。そこで、自ら十一面観音菩薩像を彫られ、草庵に祀られました。それが、このお寺のルーツだそうです。
「紀三井寺」の名は、山内に3つの霊泉が湧くことから。
「滋賀の三井寺と、ネーミングのやり方は発想だね~でも、滋賀のお寺とは、全く関係ないけど…」と、「紀三井寺」という名前から、紀州の三井寺かと思っていたミモロでした。直接関係はありませんが、こちらも「西国三十三所観音巡札所の第14番札所」です。
西国三十三所観音巡札の第二番目の札所である「紀三井寺」。
江戸時代の建立となる本堂は、重要文化財です。お前立の仏像に参拝します。
現在、ご本尊に十一面観音菩薩立像をはじめ、寺宝である重要文化財の仏像は、本堂に併設された収蔵庫に祀られ、一部、特別公開が行われています。
ミモロは、本堂にお祀りされている「びんするさん」と呼ばれる参拝者の苦しみや痛みを身代わりに受けてくださるというありがたい仏様に参拝します。
「どうぞ、ミモロの周りの人たちが、元気でいられますように~」と。
本堂の屋根下に、ずらりと龍が並んでいることを見つけたミモロ。
そう、なんと48頭の龍が、本堂を守っているのです。火災を防ぐと言われる龍…「すごい、たくさんでお守りしてるんだ~」と驚くミモロです。
山腹に点在するさまざまなお堂…
そのひとつ室町時代に再建された多宝塔は、境内で最も古い建造物で、重要文化財です。
「あ、平和の鐘だって~鳴らそう…」とミモロは、世界各地で起きている悲しみをもたらす戦いが納まるようにと願いを込めて鳴らします。ゴ~ン
鐘の向こうにある大きなコンクリート製の建物には、木造立像で日本最大と言われる「大千手十一面観音菩薩像」が。
2008年に建立された眩い輝きを放つ大きな観音様です。
その建物の上に登ると、「わ~淡路島や四国も見えるんだって~」
「海っていいね~」と、日頃、盆地の京都に暮らすミモロは、時々海が恋しくなるのです。
「さぁ、そろそろお山を下りましょう~」とお友達に促され、ミモロは、石段を下がります。
その途中にも、いろいろなお堂が…
「桜の香りのお線香だって~ここ、桜の木が多いもんね~春に来てみたいね~」
「これミモロちゃんにいいんじゃなの?」とお友達が言うのは、ネコ足のついたお守り。
「可愛いけど…ミモロ、ペットじゃないもん…」と、「あ、そうね~失礼…」とお友達。
そしてこのお寺の名前の由来である霊泉のひとつも
「やっと下まで到着…」200段を越える石段を慎重に進みました。
「さぁ、ランチしに行きましょう~」と、ガイドブックで見つけたお店へ向かうことに…
*「紀三井寺」の詳しい情報はホームページから
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