「キャ~すごいね~」とミモロが感激するのは、毎年、桜の時期に伺う鞍馬二ノ瀬の「白龍園」です。
山を彩るように咲く桜…庭園の苔の緑との見事なハーモニーが美しい景色を作ります。
「ミモロちゃん、いらっしゃいませ~よかった~早く来てくれて~」と笑顔で迎えてくださるのは、「白龍園」のオーナーであり、老舗アパレルメーカーである「青野株式会社」の青野社長。
おじい様の代にこの山を所有し、以来、家族や社員、また地元の方々の力で、荒れた山を整備し、山の息吹を蘇られたのです。
「3月にここに桜見に来るの初めて…」というミモロ。京都の町より、桜の開花が少し遅い鞍馬ですが、今年は、なんと3月中に満開を迎えたのです。「4月になったら行こう~」とのんびり構えていたミモロ。「早く来きてくださ~い!」と青野社長からご連絡を頂き、お友達を誘って3月30日に訪れました。
「もう少し散り始めてる~」苔の緑に桜の花びらが、一面にドット模様を作っています。(特別許可で軽いミモロは苔の上に…)
「どうぞごゆっくり~今年の桜を楽しんでくださいね~」と言われ、ミモロは、馴れた足取りで園内を進みます。
小石が敷かれた場所で枯れ枝や草をひとつひとつ指で摘まんでいます。
「あ、ここでも~」
本当に美しい「白龍園」のお庭…。京都には、いろいろな名園がありますが、ここのお庭のように細部までお世話が行き届いている場所は本当に希。この庭をずっと見守り、まるでそれぞれの花や木と会話しているように、心を通い合っている方々がいらっしゃるこそ、ここに来ると、暖かな気持ちになるんだ~と思うミモロなのです。
「ミモロちゃん、元気でしたか?」「はい、また来ちゃいました~」と、短い会話ながら、嬉しい~と思うミモロ。
「ミモロにもいつもやさしく接してくださるの~。そういう優しい心があるから、ここの植物ものびのびと育って、喜んでるのが伝わってくる~」と、ミモロならでは感覚で…。
「白龍園」は、以前は、会社の迎賓館的な存在でしたが、8年ほど前から一般に公開。でも、1日に入園できる人数を制限。「訪れる人にゆっくり庭を楽しんでいただきたい~」という青野社長。でも、それと同時に、一度に多くの人を庭に入れることで、植物への影響なども考慮していることは語るまでもありません。
お友達を案内しながら、このお庭の見どころなどを伝えるミモロ。
「花々の色の重なりもキレイでしょ!」
ミモロが園内を案内していると、「もしかして…ミモロちゃん…」と拝観者の方が立ち止まって声を掛けてくださいました。
「はい~ミモロで~す」とお返事。「白龍園のミモロちゃんのブログ見て、絶対来たいって思ってたんです」と。
「え?ホント?お役に立ててすごく嬉しい!」と満面笑みを浮かべるミモロ。本当は、抱き着きたい気持ちを抑え、エルボータッチでご挨拶。
(ミモロの場合、どこまで肘か不明ですが…)
「ホント、素敵なところですね~」とその方々も感激の様子です。
さて、「白龍園」の聖域とも癒える「白髭大神」と「八大龍王」を祀る社エリアから、振り返ると、鳥居の向こうに桜の景色…
「なんか心が鎮まるね~」と、その景色に見とれるミモロです。
「さぁ、山に行くよ~」と足取り軽く進みます・
「桜もいいけど、小さなお花も可憐で素敵~」と、小さなミモロは、足元に咲く花にも優しいまなざしを注ぎます。
園内で寛げる緋毛氈の上で、ゆっくり春の景色を眺めます。
さぁ、そろそろお楽しみの「ぜんざい」をいただきましょう。
お休み処の「河鹿荘」へ。「こんにちは~」とスタッフの方にご挨拶。
「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~。はい、いつものですね~」と、すでにミモロの好みは熟知なさっている皆さん。
「はい~よろしくお願いします」と席で待つと、そこに運ばれたミモロお気に入りの「ぜんざい」
「お餅2個入りだよ~」ほどよい甘さと小豆の風味、そして焼きもちが2個。[ふ~美味しかった~」とお腹をさするミモロです。
ここでは、オリジナルブランドの「kitekite」の製品も販売されています。この1年、大人気なのが、マスク。
オリジナルの生地を使ったマスクで、中に不織布なども内蔵できる工夫などがあるものの。
「いまから暑くなる季節に、すごく爽快なんだよね~」というミモロ。昨年の夏も大変重宝した優れもののマスクです。
デザインもいろいろ…マスクを楽しくつけられる…そんな気分に誘うもの。
今回、また偶然お目にかかったのは、叡山電車の広報などをご担当の方。
「あの~叡山電車、いつ鞍馬まで開通するんですか?」と誰もが気になる話題に触れるミモロです。
2年前の台風で大きな土砂崩れ被害を受け、現在も終点の鞍馬駅まで行けず、手前の市原駅からバスで代行運転をしています。
「はい、皆さんにご迷惑をおかけしていますが、着々と修復に向かって進んでいます。ともかく線路そばの山の斜面の大変広範囲で被害を受け、まず安全に作業を進めるための作業をしなくてはなりません。もう少し待っててくださいね~がんばってますから…」とのこと。
「大変なんだね~」とミモロ。「どうぞ、がんばってくださいね~。貴船や鞍馬に電車で行きたいもの…」と叡山電車が大好きなミモロなのでした。
叡山電車が鞍馬駅まで運行できないことで、そのエリアの観光客は激減。周囲のお店なども大変です。春から秋にかけて観光客が増える人気エリアなだけに、叡山電車のみなさんも日夜頑張って復旧工事をなさっているのです。
「がんばれ!叡山電車!」と改めてエールを送るミモロです。
現在、叡山電車は、「出町柳駅」から「市原駅」までで、そこから徒歩15分か、または、京都バスで二ノ瀬バス停でも…
「白龍園」の拝観は、完全予約制。詳しくは「白龍園」のホームページから、どうぞ
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