京都から、週末を利用して、お友達と琵琶湖の旅を楽しんでいるミモロ。「京都から、近いのに、あんまり来たことなかったよね~」と。琵琶湖畔の町は、古くから、北陸や日本海側から京都へと物資を運搬する街道の町として発達してきたところです。
「竹生島」への船が出る今津港。ミモロは、その今津の町を散策することに…。
町の通りには、今も、趣ある古い町家が並んでいます。
「京都と違って、間口が広い気がする…」 昔から、大きな荷を背負った人たちが、京都を目指し、歩いた街道。今も、古い宿場町の面影を残しています。
そんな通りで目立つのが、洋館。明治・大正期に、琵琶湖畔の町をはじめ、全国各地で、約1600件以上のさまざまな建築物を設計したアメリカの建築家 ウイリアム・メレル・ヴォーリズの建物が、ここ今津にも残っています。
「ヴォーリズさんの建物、前に近江八幡でもたくさん見たよね~」とミモロ。独特の和洋折衷様式の建物は、多くの人を魅了し、また日本の建築にも影響を与えました。
湖畔から若桜街道へと続くヴォーリズの建物が多く見られる「ヴォーリズ通」を進むミモロ。「クンクン…なんかいい匂いがする~」と鼻をピクピク。「ここじゃない?いい匂いの元…」と、足を止めたのが、「川魚の西友」というお店です。
お店には、琵琶湖でとれた魚がいろいろ。ネコとして、通り過ぎるわけにはゆきません。
イサザ、カマカツ、ハヤなど、ミモロが聞いたことのない魚がいろいろ。「琵琶湖っていろんな種類のお魚がいるんだね~」と。東京生まれのネコにとって、アジやイワシなど海の魚はよく知っているものの、川の魚は、あまり馴染みがありません。
「いらっしゃいませ~」と笑顔で迎えてくださったのは、この店の女将阪田登志子さん。
「こんにちは~ちょっと見せてくださ~い」とミモロがご挨拶すると、「もしかして、ミモロちゃん・・・?前にテレビ出てたでしょ!見たことありますよ」と。「え~ミモロのこと知ってるの!うれしい・・・」とミモロの目が輝きます。
この「川魚の西友」は、今津に本店を持つ川魚料理の専門店。現在のご店主は2代目で、今津の町には、食事処など3店舗が、また京都や大阪の百貨店にも、商品の販売店を展開しています。
長いお付き合いのある琵琶湖の漁師さんから届く新鮮な魚を、ここでは、お造り、煮物や揚げ物、焼き魚、佃煮などに調理して、すぐに食べられる状態に…。
「わーいい匂い…たまらない…」と鼻をいっそうピクピク。醤油だれの香ばしい匂いが、店中にあふれ、ミモロは、今にも涎が落ちそう…。
「あ、ウナギもある~うな丼食べたいなぁ~最近、あまり食べてない…」ごめん・・・値段が高くて手がでませんでした。
「駅前のそばの本店で食べられますよー」と。「行きたい!」と目を大きく見開いてアピールするミモロでした。
(この後、本店にうなぎを食べに行ったのですが、店内にはたくさんの人が待っていて、お腹がすきすぎたミモロは、諦めることに…。「きっと大勢の人が待っているから、美味しんだよね」と後ろ髪をひかれる思いで店を出ることに…。次の機会を楽しみに…)
「いろんな川魚料理がある~どれも美味しそう…」お店に並ぶ品々をひとつひとつ見てゆくミモロ。
「よかったらお味見してみますか?」と阪田さんに言われたミモロ。「はい、もちろんいただきまーす」
作り立ての佃煮。
「これは、琵琶湖の小魚で作った佃煮…いろんなお魚の稚魚が入ってるんですよ…」手にのせてもらってお味見を…。
「甘辛い感じで美味しい・・・う~ご飯が欲しくなっちゃう~」と。
お店の品は、お土産や贈答品として、包装されたものの。
「後でおやつにするの~」と、ミモロは、小鮎の揚げ物を購入。「車の中で食べるんだもんね~」と。
ぜひ、琵琶湖の味をご自宅で…インターネットでも、商品を購入できます。
「琵琶湖って、美味しそうなお魚の宝庫なんだ~」と、湖をながめながら、舌なめずりをするミモロ。でも、簡単にお魚はとれないのでは?
*「川魚の西友」の詳しい情報はホームページで
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京都にもヴォーリズさんの建造物あるけど、滋賀県では当たり前みたいにありますね。 川魚かぁ、、、 甘辛く、こおばしい香りを連想して食べたくなったわ!
まぁお隣だから当たり前なんだけど・・・・。
全然たべ琶湖のため・・・。
気分転換に行きたくなる場所ですね。
ミモロ、また行っちゃおう・・・。
食べ物もおいしいよ!