「伊豆にも賀茂郡ってあるんだよ~」と、伊豆半島の南側のエリアは、賀茂郡という地名。「なんでも京都から来た人たちが住んだんだって…」と、地元の人から聞いたミモロです。
「ミモロは、下鴨神社のそばに住んでるの…今、京都は、花菖蒲がきれいなんだよ~」と、伊豆の方に自慢します。
でも、実は、伊豆の河津は、花菖蒲の名所で、6月15日まで「かわづ花菖蒲園」では、5000平米の敷地に約60種、12000株の花菖蒲が見られるのです。
さて、ミモロが宿泊した谷津温泉の「離れ家 石田屋」も、昔から花菖蒲の宿として知られる老舗宿です。
宿では、オリジナルの器が販売されていますが、その模様も花菖蒲です。
温泉につかり、旅の疲れを癒したミモロは、翌日、宿の花菖蒲園に向かいます。
「わ~いっぱい咲いてる…」まさに今が花の見ごろ。宿の敷地ですから、宿泊客以外、ここには入れないので、ミモロは、花菖蒲を独り占め。のんびりと散策路を歩きます。
この花菖蒲は、代々もの宿の女将や主人が世話をしています。花の時期は、5月下旬から6月上旬と短いものの。その世話は、1年を通じされ、その努力が見事は花へとなるのです。
「蕾に触っちゃいけないんだよ」とミモロ。そう、花菖蒲は、蕾を先を触ると、花が開きにくくなります。「すごく繊細な花だよね~」
そして、最近、花菖蒲同様、あでやかな姿を見せ始めたのが、アジサイです。
温暖な気候、水の豊かな伊豆は、花がとてもよく育ちます。
「ここのアジサイもすごく元気~」
その種類も豊富で、いろいろな趣のアジサイを楽しむことができます。
「あ、山野草もいろいろあるよ~」と、植物大好きなミモロは、花を見つけてはあちこち歩き回ります。
伊豆の山を渡る爽やかな風…本当に気持ちのいい季節です。
「プール・・・水着持って来なかった~残念…」
宿には温泉プールがあり、この時期でも入ることができます。
プールのそばに見つけたのは、「温泉卵用温泉」。宿泊客は、自分で温泉卵が作れます。
地元の新鮮な卵でつくる温泉卵。「朝ごはんにいいかもね~」
「ここにも蛍がいるんだ~」
京都の白川などで、今、見られる蛍…。「う~夜に来ればよかった~」と、早めに寝たことを、ちょっぴり後悔…。
朝ごはんを食べた後、ミモロは、再び伊豆急に乗って、京都へと戻ります。
今回は、「黒船電車」ではありませんでしたが、リゾート号の中には、伊豆で行われるさまざまな祭りや行事の案内が…。
「伊豆もいろんな祭りがあるんだ~」と、改めて思うミモロです。
「わ~今日も大島見えないね~」伊豆半島の東海岸沿いを走る電車。そこからの海の眺めは、何度見ても素敵です。
「伊豆って京都から、距離はそんなに遠くないけど…のぞみ号に乗れないから、時間ちょっとかかるのが残念…」東京からは、2時間半で行けますけど…。
でも、賀茂郡という地名からして、京都との縁は深いもの。
「ここまで平家の人たち、逃げてきたのかな?」まぁ、平家一族とは限りませんが、都人がこの地に住み着いたのは、確かなよう。「でも、京都より、夏は涼しい、冬は暖かいから住みやすいかも…お魚も美味しいし…」
伊豆は、金山があったことから、江戸時代は天領です。
そして日本の開国が始まったのも、下田にハリスなどが来てから…。
あれ?ミモロがいない…さっきまで海を見ていたのに…
気づくと、一番後ろの車両で、トンネルに夢中…
さすが鉄子のミモロ。「伊豆急は、単線で、トンネル多いから楽しんだ~」と、複線のトンネルより、入口が狭いので、それだけ迫力があるのだそう。
なかなかマニアックな楽しさ・・・。
さぁ、京都に戻りましょ。
*「離れ家 石田屋』の詳しい情報はホームページで
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