「この器、すてき~こういうので、ご飯食べたら、おうちご飯もいっそう美味しいかも…」とミモロ。
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茶色と黒に塗り分けられた器は、寺町通にある「京漆器 象彦」の「片身替白檀ボール(中)」14,000円など。
ミモロが、雨上がりに訪れたのは、大人の散歩道としておすすめの寺町二条エリアです。この通りには、京都を代表する工芸のお店や美術品のギャラリー、落ち着いた飲食店、骨董店などが連なり、上質の品々に出会う、大人好みの京都が…。
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通りの西側にある「京漆器 象彦」は、寛文元年(1661)に、その前身「象牙屋」が漆器道具商として創業。以来、朝廷の御用を務め、その高い技術は、今も受け継がれています。
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「こんにちは~」店の前を通りかかったミモロ。思わず店内へ。
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まるで工芸ギャラリーのような雰囲気のお店は、ふらりと立ち寄るには敷居が高そうですが…でも、京漆器に興味がある方ならだれでもまず、覗いてみてください。
「いらっしゃいませ~」と温かな笑顔で迎えてくださったスタッフの方。
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「もしかしてミモロちゃん…?前にもいらしたことありますよね~」と。「はい、以前、店長さんにお世話になりました~」。
実はミモロは、漆器をおうちご飯によく使っています。
扱いが難しい…というイメージがある漆器ですが、金蒔絵などがないものなら、食洗器に入れたり、金属たわしでゴシゴシ洗わない限り、陶器やガラス器同様に扱えば、問題はなく、十分丈夫な器です。
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陶磁器よりも歴史が長い木の器…まさに日本の食を支えてきた器です。
漆の木が育つ全国各地にある漆器の産地。なかでも京漆器は、器の土台となる木地が薄く、繊細で優美な趣をもつ漆器として知られます。
店内には、その魅力を湛えた品々がズラリ…
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和の食文化に欠かせない漆器ですが、和食だけでなく、今やあらゆる料理に使われ、その魅力は、日本人より外国人に知られているのです。
それがはじめにご紹介した2色の漆器。
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モダンさを供えた器は、イタリアンをはじめ、あるゆる料理を美しく盛り立てます。
ミモロが漆器が好きなのは、「ずっと料理をよそったときの状態が続くから…」
つまり、木で作られているので熱伝導率が低く、熱いものは、冷めるスピードが遅くなり、ホカホカの状態が続きます。
「アイスクリームも溶けにくいよね~」と。そう反対に冷たいものも、ガラスの器より、溶けにくいのです。
「これアイスクリーム入れるのにいいかも…」
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コーヒーカップやデザートの器にも使いたいサイズの漆器。
「これで飲むと日本酒美味しいだろうね~器の口当たりが優しいし…」
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漆器の魅力は、その「やさしさ」にあると感じているミモロ。
そのやさしさが最も表現されているのは、子供のための器では…
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お祝いの贈り物にしたい子供用の食器。22,000円
「これなら落としても割れないし、安心だよね~」
割れないからとプラスチック製の食器ではなく、こういう器で…
お名前などが入れてもらえるのも「象彦」の魅力です。
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「へぇ~こんなモダンな品もあるよ~」
パステルカラーの銘々皿
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3つの器が重ねられ、省スペースにもなる木の質感そのままの器など
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「おうちご飯が増えて、いつも同じ食器ばかりじゃあきちゃうよ~」というミモロ。
確かに…お客様用として食器棚に大事にしまわれ、知らずに酒の肴を盛ろうとして「それ、お客様用だからダメ~」と怒られたお父さんも多いはず…。でも、今、お客様を家に迎え食事をする機会は激減。なんのためのお客様用なのか…
漆器もお客様用に大切に奥にしまわれているケースが多いはず…今こそ、おうちご飯にそんな上質(高級)な食器を使う時。
さらに本当に好きなものを大切に使う・・・それが今後の暮らし方…
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「漆器って、剥げたり、欠けたりしても直してもらえるんだよね~」と。
「象彦」の品なら、修復にも対処してくださるそう。
「もっと漆器使おうね~」とミモロ。ぜひ、おうちにある漆器を、特別な機会だけでなく日常にもっと使っては…。
コロナが収束するまで、いつ来るかわからないお客様のためではなく、ご自分のおうちご飯を充実させるために、いい器を使いたいもの。
「京都の旅ができるようになったら、ここにお友達案内するんだ~」というミモロです。
*「京漆器 象彦」の詳しい情報はホームページで また直営のオンラインショップもあります。
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