日本全国で、コロナウイルスへの対応が迫られている今、さまざまなイベントが中止や延期になっています。
「わ~ん、楽しみにしてたのに~中止だって~」と、ミモロが泣いているのは、3月1日に予定されていた「千両が辻ひな祭り」です。
実は、西陣の織物業者さんたちが集まる今出川大宮。そこでいろいろなお店にお雛様が飾られるイベントです。
そこに、ミモロは、今年、お雛様になって、クマのハンス君と参加することになっていたのです。
3月1日を控え、ミモロは、衣装のチェックや実際に着てみたり・・・本番に備えてリハーサルを繰り返していたのでした。
白い小袿を着て、長袴をつける練習なども・・・
「きつく締めないでね~」とミモロ。ダメお腹引っ込めちゃ~
そして、十二単を着付けます。
「結構重いね~動けないかも~」人間でも重い十二単の装束、ミモロもいつも着る振袖より、かなり重いようです。
裳もつけてみます。とても豪華な装束です。
そのそばで、クマのハンス君も束帯を着付けます。
まずは、袴から…「ここ、どうやって縛ればいいの?」
束帯の衣装は、手伝ってもらって羽織ます。
二人(ミモロとハンス君)の衣装を作ってくださったのは、誂えのひな人形の「たくみ人形」さん。
二人の体のサイズを測り、型紙を作って、ほかのひな人形と同じ、本格的な装束を仕立ててくださいました。
ひな人形は衣装を脱ぐことはありません。でも、ミモロは、ずっと着ているわけにはいかないので、脱ぎ着ができるように、特別に仕立ててもらいました。
「ご自分の大好きなお人形にピッタリの衣装、作りますよ~」と「たくみ人形」さん
最近は、雛人形を飾る人が少なくなっています。それは、飾るスペースがない、飾るのが面倒、片付けも手間がかかる・・・など、いろいろな理由で、家庭にひな人形の姿が消えつつあるのです。
でも、もし、いつもそばにいる、大好きなぬいぐるみや人形が、お雛様になったら、きっとひな祭りをやりたくなるのでは・・・。
1体でも、十二単や束帯装束を注文できます。
「本当は、こういう感じのところ、みんなに見てもらいたかったのにね~残念…」
でも、コロナウイルスの蔓延を1日も早く収束させるために、イベントの中止はやむを得ないこと。
さまざまなイベントを、ずっと準備していた方々、また参加することを楽しみにしていた方々にとって、とてもつらい決定ですが、今の状況からすれば、みんなで終息のために取り組まなくてはなりません。
「うん、また、来年もあるしね~。今は、がまん…」とミモロ。
*なお、千両が辻ひな祭りは、開催されませんが、期間中は、通常通り営業しているお店や特別販売を行うお店もあります。
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