京都の紅葉の名所のひとつ「鞍馬寺」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/09/1d0b8dd23df2caafba87aba31adeeebb.jpg)
ミモロは、叡山電車の二ノ瀬の「白龍園」での特別公開の後、ちょっと足を延ばします。
あ!沿線の紅葉の景色がよく見える観光仕様の車両だ~」と二ノ瀬駅で電車を待っていたミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/1d/7597fa94325d601e89d2501cd4d5920f.jpg)
でも残念ながら反対の方向の列車だったので、乗れませんでした。
「貴船口駅」を経て、終点の「鞍馬駅」へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/d8d4bd3cf0940725159d4c244e1dc325.jpg)
古い趣を留める駅舎は、近畿の駅百選になっています。
駅前には、大きな天狗のオブジェがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/94/85ca919355f6db5176c9e911b1e128de.jpg)
「この天狗さん、台風の後に建て直されたんだよね~以前と顔つき違うもの…」と、前の天狗も知っているミモロです。
「あのね~ここでお昼ご飯食べない?」と、ミモロはお友達を誘います。あれ?さっき善哉食べたばかりでしょ!
すでに13時近くになっているので、「なんかお腹空いた~ここで食べて、鞍馬山歩くから、腹ごなしになるんじゃないの?」とさらに…。
「いいわよ~で、何食べるの?」とミモロに押されたお友達。
「あの~鞍馬ラーメン…前に来た時、やってなかったの~美味しいんだよ~山椒がきいてて…」そう、ミモロがお気に入りのラーメンなのです。
駅前の「岸本柳蔵老舗」へ入り、さっそく注文。
「これこれ~」と目を細めるミモロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/df/2468a4f7b929ec2f81d080cf9bdc4e79.jpg)
さっぱりとした味わいのスープ。そこに粒山椒が入っていて、全体に山椒の香りが漂うもの。チャーシューもたっぷり。
スープの全部飲み干しました。
あまり濃い味のスープが苦手なミモロ…「ここのは大好きなんだ~」と。
「うん、美味しいね~」とお友達も。
*「岸本柳蔵老舗」鞍馬駅前 営業時間 9:30~17:00 不定休
ポッコリお腹を抱えて、ミモロは、鞍馬寺へ向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/8c/dac86bad5a02f528894153c53e607473.jpg)
「あれ~やっぱりここもまだ紅葉進んでないね~もう少し…」と、まだ緑の葉が目立つ参道を進みます。
腹ごなしに本殿がある山の中腹まで歩くかと思えば…「ケーブルカーに乗ろうね!」と。
大勢の外国人観光客がすでにケーブルカーの待合室に…立ったまま、身動きできない状態で乗車。終点の「多宝塔駅」へ。
そこから、本殿金堂を目指します。
山の間を進む道を経て、石段を登れば、本殿金堂です。
この前に広がる「金剛床」は、人気の撮影スポット。五芒星の中心部分に立って、はい、撮影!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/de/1537e408f3c053ff78658189377c22ce.jpg)
さて「鞍馬寺」は、奈良時代の末期、鑑真和上の高弟の鑑上人が、鞍馬山に入ったところ、鬼に襲われそうになるのを毘沙門天に助けられたのだそう。そこで毘沙門天を祀る草庵が、そのルーツとか。
平安時代には、清少納言や紫式部などの女流文学者も多数参拝に訪れ、その伽藍も整ってゆきます。
「鞍馬寺」と言えば、源義経が、牛若丸時代を過ごした場所。7歳ごろ入山し、16歳ごろまで、ここで仏道修行と兵法の技を磨いたそう。「天狗を相手に、剣術などのトレーニングしたんでしょ!このお山を走り回っていたら、足鍛えられるのね~ジャンプの技も教わって、壇ノ浦の戦いで八艘飛びとかできたんだ~やっぱり若いうちのトレーニングは大切だね~」とミモロ。
「もし、義経が他のお寺で過ごしていたら、勇敢な武将にはなってなかったかもね~でも、ママやパパのことよく覚えてないだろうから、お兄さんの頼朝が恋しかったのかも…」とミモロは想像。
毘沙門天と言えば虎…ここにも狛犬ならぬ狛トラが勇ましく構えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/4c/3a61710485095aaaf2c03b99aa1bcc1c.jpg)
「タイガースファンは、祈願に来るのかな?」と少し前まで大盛り上がりだったプロ野球を思うミモロです。
本殿金堂に参拝した後、ミモロは、山を望む場所へ
「鞍馬寺」を開いた鑑禎上人は、奈良の律宗の僧侶。中興の祖は、真言宗、後に天台宗の影響が強まります。でも、そもそも鞍馬山は、神代の時代から古神道や修験道の山岳宗教の要素も多く、昭和24年多様な信仰を統一した「鞍馬弘教」の総本山になりました。
ミモロがここで必ず参拝するのは、神様が降り立つと言われる磐座です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ab/03787ed5f133da8488cd8b4659cc7d61.jpg)
「ここ、なんかパワー強い気がする~」というお友達。「そうでしょ!なんか違うよね~」とミモロ。
そこで二人は、手を大きく空に広げて、山の気を体の中に吸い込みます。
さぁ、山を降りましょう。帰り道は、ケーブルカーに乗らずに歩きます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/cb/9a3122f43c618da9bef24e6d0d85a42e.jpg)
途中参拝するのは、「鞍馬の火祭」で有名な「由岐神社」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b1/34638fb756608c2a6c8ed04010d5404d.jpg)
「あれ?ヒノキのいい香りがする…クンクン」
そう、神社の社殿は、今年9月に改修工事が終了したばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/22/1ae2671927a38fa93e0b984e84f70b89.jpg)
もともと平安京の守護として京都御所にお祀りされていたそう。
そこでミモロがいつも祈るのは、ご神木の大杉さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/88/f4a354d152ac23bb12c667ecf1c3a118.jpg)
樹齢800年、高さ53mの堂々とした姿で、京都市天然記念物です。
その樹皮を使ったお守りは、願いが叶うというありがたいもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/1b/9c261587df7576203ee51d2c9d4accb2.jpg)
「なんか洒落てるね~」とお友達のお守りを見せてもらったミモロです。
「楽しかった~ミモロちゃん、ご案内ありがとう!」とお友達。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c5/94fa7f3cbb9dbe7901bd9f95c0c59794.jpg)
「紅葉も美しかったし、善哉や鞍馬ラーメンも美味しかったし、いろいろなパワー頂戴しちゃった!ミモロちゃんのガイドも面白いし…また、ミモロツアーやってね~」と、お友達に喜ばれて、嬉しいミモロなのでした。
鞍馬の紅葉は、これからもしばらく楽しめそう…ぜひ、足を延ばして…
*「鞍馬寺」の詳しい情報はホームページで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/ae/af4385383de121ed5828f2b51dc97618.jpg)
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
![人気ブログランキング](https://blog.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
お早めに~「ミモロの京都暮らしカレンダー2024」好評発売中!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/5e/27c8b5bb0eb33abeb654f91f9825e7fa.jpg)
お申込みは、オンラインショップからどうぞ~
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます