「うわ~満開だね~」とミモロが思わず声を上げたのは、出町柳駅の南、川端通沿いにある「長徳寺」のオカメザクラです。
京都の桜の中でも、いち早く満開を迎えることで知られる桜です。
浄土宗の「長徳寺」の門の前にある桜で、門が開いていなくても、早朝から夕暮れまで見ることができます。
「なんか今年の桜の色、いつもより濃い感じ~」というミモロ。
いつも散り際に来るので、きっとその頃は、色も薄れていたのかも・・・。
このオカメザクラは、カンヒガンサクラとマメサクラの交配種。
イギリスの桜研究者イングラム(1880~1981)が作り出したものだそう。
彼は、日本で絶滅したと言われる白い「太白桜」を復活させ、現在、日本にある「太白桜」は、イギリスからの里帰り桜なのです。
そもそもサクラ類は、変異性に富み、遺伝的にも大部分が交配可能であるため、日本各地にあるサクラ類は、自然的、あるいは人為的に、いろいろなサクラが交配して生まれた変異種であることが多いそう。
つまり、その地域にあったサクラなのです。
ただしソメイヨシノは、種から育った桜ではなく、1本の木を接ぎ木で増やしていったもの…つまりすべて同じクローンサクラなのです。ソメイヨシノは、実を付けないサクラです。
「そういえば、山桜って個性があるよね~」とミモロ。
ソメイヨシノの寿命は、数十年ともいわれますが、山桜は、100年を超す古木が全国に見られます。
「見て~メジロが来てるよ~」とミモロ。オカメザクラの蜜は、メジロのご馳走なのでしょう。次々にメジロが花の間に…
いよいよ桜のシーズンが始まります。
そばには、もっと色の濃い桜が…。
今週末までは、花が見られることでしょう。
「なんか桜が咲くと、ドキドキしちゃう!」というミモロ。
京都の町のあちこちで見られる桜…。「京都がすごく華やかになるんだよね~」
まん延防止期間も終わり、多くの観光客が訪れる京都。桜が人々を迎えます。
*「長徳寺」京阪電車の「出町柳駅」徒歩1分。駅から、川端通沿いに、南に進むとすぐオカメサクラが見えてきます。
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