ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

出町柳の餅生菓子「出町ふたば」の初代からのれん分けして85年。伏見の「いなり ふたば」。 

2019-12-21 | グルメ

古き趣を残す店が今も並ぶ、伏見稲荷大社のそばの伏見街道。

「あそこも気になる~」と言いだして、向かったのは、こちらも歴史を感じさせる和菓子屋さんです。

お店の看板には、「いなり ふたば」と書かれ、そこにかかる暖簾には、双葉葵も染め抜かれています。

「あれ?ふたばって、出町柳にも豆大福で有名な同じ名前の和菓子屋さんがあるよね~」そう思いながら、店先の品を見ると
そこにも豆の入った大福があります。


ここでは「紅大福」という名前です。そこには、「使われているのは、紅大豆という大豆のなかでも珍しい品種で、眼に良いとされるアントシアニンも含まれています」と書かれた札が…。

「あの~ここも『ふたば』っていうお名前なんですね~」と、お店の方に伺うと・・・

「はい、そうですよ~。うちは、「出町ふたば」さんの初代から暖簾分けして、ここで85年店をやっているんです」と。
「え~そうなんだ~」と驚くミモロ。

現在は、3代目の店主が店を営みます。「うちは、代々店主が菓子を作っていて、ほかに職人さんはいなんですよ~」と。
「ということは、一子相伝なんだ~」とミモロ。

初代「出町ふたば」から受け継いだ味を、ここ伏見で守り続けているのです。

「栗蒸し羊羹が美味しそう~」と。秋の味で、栗がいっぱいはいった羊羹です。

「栗もうちで炊いたものなんですよ~」と。

「あ、伏見の酒まんじゅうもある~」。酒どころ、伏見らしい饅頭は、冬限定の品


「あれ~みたらしだんごもあったんだ~」残念ながらすでに売り切れ。

「わ~残念~」地元の方々に愛され続けるお店で、夕方になると売り切れの品も続出。

「この小さな丸餅も美味しそう~」と。

そこには「おけそく」と書かれています。
「あの~おけそくってなんですか?」とミモロ。
「はい、おけぞくっていうのは、毎朝神様にお供えするお餅です」と。もちろんこの店の品は、すべて毎朝作られるもの。
小さな丸餅も夕方でも、まだ柔らかです。

隣りには、赤飯も…「少し前まで栗の入った赤飯もあったんですが、もう売り切れました~」とお店の方。

「え~栗赤飯があったんだ~」とミモロが残念がっていると、常連さんが来て、そこにある赤飯も売切れてしまいました。

「あの~紅大福とおけそく3個ください~」と売り切れる前にと思い、急いで注文します。
「はい、ちょっと待ってくださいね~今、包みますから~」


ミモロは、紅大福とおけそく、さらに「これも食べたい~」といちご大福も買うことに…。

伏見の地元の人に聞くと、「ここの豆の入った大福は、すごく美味しいよ~」と。
確かに、「美味しい!」とミモロ。つまりここの味は、「出町ふたば」の初代の味と同じ…ってこと…。

ぜひ、伏見稲荷大社に行ったら、お求めください~

*「いなり ふたば」京都市伏見区深草稲荷中之町55  電話075-641-3612  9:30~18:00ごろ 木曜休み 都合により変更する場合も…



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伏見稲荷大社につづく伏見街道沿いにある焼き芋の「いなりのいもや こにしいも」

2019-12-20 | グルメ

京阪電車の「伏見稲荷駅」に降りたミモロは、JR奈良線の踏切を超え、一筋目の道を北へと向かいます。その道は、伏見街道といわれ、昔から京都への街道として発達したところです。
「でも、いつも伏見稲荷大社には行くけど、この道歩いたことないかも…」と、車の往来が絶えない道を進みます。

今もその通り沿いには、古い構えの店があり、ミモロは、興味津々です。そんな一軒が、「いなりのいもや こにしいも」です。
 

お芋好きのミモロは、引き寄せられるように店先へ。「わ~美味しそうなおいもがいろいろある~」と目を輝かせます。
 
そこには、焼き芋、ふかし芋などが…

常連のお客様もいっぱい。「ここのお芋、美味しいのよ~」と。


店の中を覗くと、ホカホカの焼き芋が店先に並ぶのを待っています。


「なににしますか?」とお店の方。「あの~」とミモロが迷っていると…


「あれ?もしかしてブログで見たことあります~。え~となんてお名前だっけ?」と。「あの~ミモロです」
「あ、そうそう、かわいい~実物に会えるなんてうれしい~」と、喜んでくださいました。

さっそく抱っこしてもらったお店をなさっている小西さん。ここはご両親が始められ、すでに70年になるそう。

「伏見には、お芋屋さんが以前は、もっとあったんですが、少なくなってしまいました」と。「そう、京都でも、前に行ったお芋屋さんなくなちゃったの~」とミモロ。

でも、焼き芋自体は、今も人気があって、コンビニやスーパーでは売っていますが、専門店は姿を消しつつあります。

「焼き芋などは、夏になると売れ行きがさがるので、最近は、ジェラートと組み合わせたスイーツなども夏の時期販売しています」とのこと。

ここで、使うのは、さつま芋でトップクラスの徳島産の「鳴門金時」です。自然の甘味が強い美味しいお芋。ここでは昔ながらの作り方を今も続け、お芋ひとつひとつがとても大切に扱われているのが、ひとめでわかり、見るからに美味しそう。

「わ~お布団かけてるみたい~」

「大学芋もある~」とガラスケースに近づくミモロ。

「これ?美味しいですよ~」と鼻先にこんがりとした大学芋が…。
「う~食べたい~」ガラス越しの大好物。ミモロは、我慢できず、「それください~」と、思わず大きな声でお願いしました。

結局、大学芋や焼き芋などを包んでもらいます。
「他のも美味しそう…」とまだお芋を見つめるミモロ。

「お家に帰って食べるの?電車で食べちゃだめ?」と一刻も早く食べたいよう。


伏見街道で出会ったお店…「この街道、興味深いね~」というと、さらに先へと進みます。

*「いなりのいも こにしいも」京都市伏見区深草稲荷榎木橋町30 電話075-641-5629 営業時間9:30~17:00くらい 木曜休み 


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伏見桃山にある「京都リビングエフエム」にミモロ出演。京都の魅力を語ります。

2019-12-19 | 体験

12月18日、ミモロは、京阪電車に乗って「伏見桃山駅」に降り立ちました。そこから5分ほど歩き、「あ、ここだ~」とビルの前に。そこは、「京都リビングエフエム」の収録スタジオがあるところです。
 

「京都リビングエフエム」は、京都のいろいろな情報を伝えるために、1995年に開局した京都初のコミュニティ放送局です。その後、京都では、次々にコミュニティ放送局が開設されています。その先駆け的存在です。

音楽はじめ、さまざまな京都の情報を伝えるとともに、災害時には、地域に密着した情報を伝える役割も果たします。


この日、ミモロは、パーソラリティーの遠藤のぶ子さんの番組に出演することになっていました。

「あの~ミモロです~」と受付で名前をいうと、「はい、3階のスタジオにご案内します」とスタッフの方。


「そろそろオンエアの時間ですから、スタジオ入りしてください~」と放送中のスタジオへ入りました。


番組の途中に音楽が流れている間に、ミモロは、席に座りました。


「ミモロちゃん、ようこそ~。今日はいろんなお話してくださいね~」と遠藤さん。ミモロとは、以前から何度かお目にかかったことがあり、いつかミモロに出演を…と言ってくださっていました。


音楽がかかっている間に「ミモロちゃんのプロフィールや京都で出会ったことなどお話ししてもらえますか?」と打ち合わせ。

「は~い。まかせてください~」と、すでに何度かラジオ出演して経験があるミモロは、落ち着いた表情です。

いよいよ放送が始まりました。
「本日のゲストは、京都の情報をお伝えしているネコのミモロちゃんです~。こんにちは~ミモロちゃん…」と遠藤さん。
「こんにちは~みなさん初めまして、ミモロで~す・・・」約30分の番組は、あっという間に終了。

「もっといろいろお話しして楽しかった~」と満足そうなミモロ。
遠藤さんのリードで、ミモロは、「そうだ 京都行こう」のブログやカレンダーのことなどいろんなことをお話ししました。
もちろん京都の魅力もいろいろ。「放送を聞いた人が、たくさん京都に来てくれるといいね~」と。そうこの放送は、京都以外でも聞くことができるのです。

放送を続ける遠藤さんの前から席をはなれ、スタジオのエンジニアさんの仕事を見学。

「ミモロちゃん、かわいい~。素敵なお洋服着てるのね~」と。「はい、これ冬のお洋服なの~」とお気に入りなのです。


「お疲れ様でした~」とスタジオのふたりに挨拶して、スタジオを離れます。


「ここには、カルチャー教室もあるんだ~」


終わったのは15時前、「せっかくここまで来たら、ちょっと伏見によって行こう~」と、京阪電車に乗ると、「伏見稲荷駅」へと向かいました。


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京都生まれの天然香料でできた手づくり石鹸。「京都しゃぼんや」。ヒノキのオリジナル製品も魅力的

2019-12-18 | 癒し

冬になり、肌(毛並)の乾燥が気になりだしたミモロ
「お肌にやさしい石鹸が必要かも~」と三条通にある「京都しゃぼんや」に出かけました。
 
ここは、天然香料を使った手づくり石鹸のお店です。
店内には、自社工場で抽出した天然の香料オイルなどを使った品々が種類豊富に並んでいます。

「いろんなのがある~」
まるで干菓子のような形の石鹸。かわいいだけでない優れものです。
「石鹸って言っても、いろいろなものが入っているのがあるでしょ。だからどんな原料で作られてるか、気にしてるんだ~」と、なかなか品質にこだわるミモロです。

ここで使われているのは、上質の植物性オイル。そしてほとんどがオーガニックの天然香料なのです。
そして手間のかかる「コールドプロセス」製法で、十分に熟成させて作られています。

「ミモロのお肌には、やさしい自然のものがいいみたい~」と。

今、店内で注目されるのは、ゆずを使った品々です。ゆずの製品。「いいかおりがするんだよ~」クンクン
 

ゆずの香りは、京都産の水尾のゆずを使ったもの。「京都のおみやげにもいいよね~」


「ねぇ~これもいいんじゃないの~」というのは、植物性のオイルでできた「キッチンソープ」です。
食器を洗うのに、安全で、手にもやさしそう。

「いい香り~癒される~」クンクン。ミモロが鼻を動かして、深呼吸しているのは、ヒノキの香料です。
 京都産のヒノキから抽出したオイルは、「森の香りがする~」そうです。

店の一角には、京都産のヒノキを使った品々も並んでいます。
「わ~バームクーヘンみたい~」
「これもいい感じ~」
ヒノキの石鹸トレイです。

さらに「わ~こんなものもあるんだ~」とミモロが驚いたのは、薄い木の折り紙です。さらにおしゃれな雑貨なども・・・
 
森を守るために、京都産の木材を使った品々も作っているのだそう。

「わ~みんな使ってみたい~。クリスマスのプレゼントにしようかな~」とミモロはさらに店内を歩きまわります。


「これ欲しい~」と立ち止まったのは、お風呂に入れる入浴剤。ゆずの香りがする肌にやさしい天然素材の品です。「やっぱり冬はお風呂でゆっくり温まらないとね~」


「ミモロちゃん、気に入ったもの見つかりましたか?」とオーナーの大橋さんとスタッフのみなさん。
「はい、いろいろあって迷っちゃう~」


ミモロのお肌(毛並)を守るやさしい品々ばかり。毎日使い、肌に直接ふれるものには、良質のものを使いたいと思うミモロなのでした。

 

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新年のための初詣情報。「そうだ 京都行こう」でミモロが狛ネズミと白味噌雑煮をリポートしています。「見てね~!」

2019-12-17 | 京都

12月もミモロは、JR東海の「そうだ 京都行こう」のホームページでリポーターをしました。
「今月も頑張ったの~!」と、自信作です。

今回は、新年に向けたテーマで、
来年の干支のネズミがいる鹿ケ谷の「大豊神社」をご紹介。宮司さんへのインタビューも楽しいものに。

お正月らしく振袖姿で登場です。「ネコだけとネズミさんとも仲良しだよ~」

ロケハンから、すっかり仲良しになったよう。「すごく大きなネズミさんなんだ~」

「大豊神社」では、末社の「大国社」に狛ネズミがいるのです。

ネズミをモチーフにしたお守りやおみくじなど授与品もいろいろ揃っています。


ミモロと一番仲良しになった「狛ネズミのペア土鈴」

多産なネズミは、子孫繁栄、家運隆盛などにご利益があるといわれます。

「絵馬にお願いごと書いて奉納しよう~」


また、哲学の道の近くの「熊野若王子神社」もご紹介。「ここには、ネコをモチーフにしたものがいろいろあるんだよ~」


そして、今回の見どころは、京都のお正月に欠かせない「白味噌雑煮」のお店です。

京都では、白味噌雑煮は家庭の味。お正月、京都を訪れる観光客にとって、やはり食べたいお雑煮で、お正月にやっているお店などをご紹介しています。京都の方も、他の白味噌雑煮もぜひ召し上がってはいかがでしょ。

初詣の後に訪れたいお店をご紹介…

「え~ネズミさんたちも食べたいの~?待って~ミモロが先!」(大豊神社の参拝の後に…)

「ここの白味噌雑煮は、からしで食べるんだよ~美味しい~」真剣なまなざしのミモロ。
(八坂神社のすぐ近く)

「わ~鰹節が揺れてる~たまらないね~」クンクン・・・
(平安神宮の帰りに…)

それぞれのお店で異なる味わいが楽しめます。

「みんなミモロの情報喜んでくれるといいなぁ~」

お正月前に、白味噌雑煮をすでに味わったミモロ。「またお正月にいくんだ~」と楽しみにしています。

詳しいミモロの京都案内は、こちらから…
そうだ 京都行こう」のホームページからどうぞ。


どうぞ、みなさん、ぜひ見てください。きっと初詣に役立つはず…


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