「ここって、洛中熊野三山の那智大社を表してるんだって~」と。その「熊野若王子神社」の山にある「那智の滝」に当たる「千手之滝」へ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ad/b300cf77d957006911bdc58111cfe36d.jpg)
「まだ陽光桜咲かないね~」と、連日、花の様子を「熊野若王子神社」に見に行っているミモロ。
この日は、「少し歩いてみよう~」と神社の東側にある山へと向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/52/05801424376a5ccad5327c9550a567e9.jpg)
雨上がりの山道…そこには、冷ややかな気が流れています。
熊野詣が大好きで、34回も参拝した後白河法皇が、熊野権現を京都に勧請。「若王子」は、熊野の新宮の意味をもつ言葉で、熊野権現の御子神さまを祀っています。熊野詣では、延喜7年(907)から弘安4年(1281)までに、その時代の法皇・上皇がなんと100回以上行っているそう。京都から熊野までは片道約300キロ。約1か月かけて主に徒歩で往復したそう。
もちろん、法皇や上皇は、輿などに乗ります。「本当に、みんな熊野詣で好きだったんだね~でも、お供する人大変だよね~え~また行くの??って思った人もいたんじゃないの?」と勝手に想像するミモロ。
京都の熊野に相当するこのエリア…石段を進み、まず現れたのは、「本間龍神」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6d/9b1323c1154e379ab18cb25a7dbf58e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/69/85e81c010759d7c6a537b4cd3105a867.jpg)
「ここ、龍神様がいらっしゃるんだ~なんか、龍神様にピッタリの場所だね~」と。
木々に包まれた社…そこには特別な気が漂っている感じ…。
鳥居の奥には、大きな石…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/40/1861034f6a7bc21542482693cbb95cd9.jpg)
「これが龍神様なんだ~」と手を合わせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/4e/164d3b5da280935c31dcd2156b7d8f95.jpg)
石段は、さらに奥へと続きます。「赤い鳥居が見える…」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/ed/e054191a13fb1836c8a2dddaa445e89a.jpg)
赤い鳥居は、「滝宮神社」のもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/86/b095a09e63d4db88ddcb49c8ec7f98a4.jpg)
苔むした鳥居に、そこに流れた時を思います。
その脇に「千手之滝まで約70m」との看板が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/bc/740da6aa53913e58ba5a7c75c7fc923d.jpg)
「結構、奥まで来たのかな?」と振り返るミモロ…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/6a/c9be358e9e0f2405ed4b0ae25163b927.jpg)
「滝があるって…行ってみよう~」と。え~行くの?
「うん!行く!」というと、さらに石段に挑みます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/1a/12614293d3d3cdb19be96b4578967384.jpg)
周囲には、ゴロゴロとした岩が…「本当に熊野にいるみたい…」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/2f/9e94da67274d7cbee25938def88ba123.jpg)
以前、熊野詣をしたことがあるミモロです。「ヨイショ…」と歩みを進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/da/91f69f0ea12e501d5914e7613ebeee69.jpg)
目の前に、また鳥居が現れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/0a/90c2b2cb2e27acec1e5b34b0faa744d7.jpg)
「なんかここ特別な場所の気がする…」と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/26/57312588f8fed7f75a6d02db6a8b5496.jpg)
そう、まさに神聖な場所…という感じです。
鳥居の向こうに、山から流れる滝の姿が見えます。
そばには、不動明王が訪れる人を見守っているよう…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/4d/65a97d54fa441123c092129d887425ba.jpg)
この滝は、修験者が身を清める場所だそう。
熊野に向かわれる前に、後白河法皇もこの滝で身を清められたと。
厳しいお顔の不動明王…身が引き締まる思いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/f3/be36d41e07afe311d01831fa2a78b841.jpg)
「ミモロ、お参りに来ました~」と。しばし、沈黙の時がそこに…木々を渡る風の音が響きます。
「那智の滝」を表す「千手之滝」。スケールはかなり違いますが、そこに込められた思いは、同じ…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/26/78f7cd77086c5d035e2cfd59594aacb8.jpg)
ミモロも滝に打たれるポーズを…。
服を脱いで滝に打たれないと修行にならないんじゃないの???
「え~そんな~寒くて風邪ひいちゃうもの…」滝に近づき、その滴でお清めをしたミモロでした。
通年、観光客が大勢行き交う「哲学の道」の南の起点となる神社のすぐ裏山に、こんな幽玄な場所があるとは…。
ぜひ、足を延ばしてはいかがでしょう…
<ブログを見たら 金魚鉢をクリックしてね 応援よろしく!ミモロより
![人気ブログランキング](https://blog.with2.net/img/banner/m07/br_banner_kingyo.gif)
ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら
ミモロオリジナルグッズをぜひ~ご覧ください~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/5c/48b585e096d198948415c70203026255.jpg)
ミモロのウールジャージひざ掛け
ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで