中学3年の孫娘が通う中学校は、インフルエンザが蔓延しているようで、3年は学年閉鎖となってしまい、今週いっぱい休校である。登校禁止になる前は、「休校になるといいのに」と言っていたのに、実際にそうなってみると余りにも宿題の多さにうんざりして、「こんなことなら、学校へ行っていた方がよっぽど良かった」と悔やんでいる。
休校は孫娘にとってはどうしようもないことで、「せめてインフルエンザにかからなかっただけでも幸せじゃないの」と慰めるが、「月曜からの中間考査が延びたから、勉強できる時間が出来てありがたいとは思うけれど、試験は木曜日に一日だけでやることになったので、何もかも覚えていかなくちゃならないから、かえって大変なんだよ。それに、何考えているのと言いたいくらいたくさん宿題もあるんだから」とぼやく。
そう、人生は何でもいいことばかりじゃーない。ラッキーと思ったらすぐ次には地獄の落とし穴だ。なんて、ことを話したところでまだ理解できるほどの人生経験はない。なぜなら、「早く年寄りになって楽がしたい」「結婚はせん」などと言う子どもである。よほど年寄りは幸せで、結婚は不幸だと思っているのだから、人生経験がまだ未熟と言い切ってもよいだろう。
孫娘の目から見ると、母親は再婚したけれど、忙しいばかりでそんなに幸せそうに見えないし、そのダンナの方も「夢を追う人」だけれど、空回りしているのか頑張っている割には疲れているように見える。熱烈に信頼し合っていても、うまくことが動いていかないと、人はなかなか幸せな顔を人に見せることが出来ないようだと私は自分の経験からそう思う。
この前、井戸掘りの不成功でみんな疲労困憊だった。「不成功だと同じ仕事しても疲れる」と誰かが言えば、「いや、不成功の時は、成功の時の倍の仕事をしている。確かに精神的な疲れはあるけれど、実際に労働は倍しているから、肉体的にも疲れてしまっている」と言う人がいる。こういう時にも冷静に論理的な思考が出来ることに驚いた。
いつもいつも凄くチャンスに恵まれる人もいれば、可哀想なくらいチャンスに恵まれない人もいる。実際には、チャンスに恵まれている人は前向きに頑張っている人だ。チャンスに恵まれないと嘆く人はチャンスが転がり込んでくるのを待っている人なので、チャンスをつかむことが出来ないのだ。大和塾で講演してくださった金美齢さんが「チャンスはあなたの目の前にある」と話したことを思い出す。
孫娘を見ていると肝心な時に、「運が悪い」と思うことが多いけれど、それは私がそう思うだけで、彼女は全くそう思っていない。「努力が足りなかった」と言い、「今度は絶対に頑張る」と誓う。そうして少しずつ、彼女が望む方へとわずかであっても進んでいく。ジジバカなのかもしれないが、本当にエライやっちゃなと思う。
休校は孫娘にとってはどうしようもないことで、「せめてインフルエンザにかからなかっただけでも幸せじゃないの」と慰めるが、「月曜からの中間考査が延びたから、勉強できる時間が出来てありがたいとは思うけれど、試験は木曜日に一日だけでやることになったので、何もかも覚えていかなくちゃならないから、かえって大変なんだよ。それに、何考えているのと言いたいくらいたくさん宿題もあるんだから」とぼやく。
そう、人生は何でもいいことばかりじゃーない。ラッキーと思ったらすぐ次には地獄の落とし穴だ。なんて、ことを話したところでまだ理解できるほどの人生経験はない。なぜなら、「早く年寄りになって楽がしたい」「結婚はせん」などと言う子どもである。よほど年寄りは幸せで、結婚は不幸だと思っているのだから、人生経験がまだ未熟と言い切ってもよいだろう。
孫娘の目から見ると、母親は再婚したけれど、忙しいばかりでそんなに幸せそうに見えないし、そのダンナの方も「夢を追う人」だけれど、空回りしているのか頑張っている割には疲れているように見える。熱烈に信頼し合っていても、うまくことが動いていかないと、人はなかなか幸せな顔を人に見せることが出来ないようだと私は自分の経験からそう思う。
この前、井戸掘りの不成功でみんな疲労困憊だった。「不成功だと同じ仕事しても疲れる」と誰かが言えば、「いや、不成功の時は、成功の時の倍の仕事をしている。確かに精神的な疲れはあるけれど、実際に労働は倍しているから、肉体的にも疲れてしまっている」と言う人がいる。こういう時にも冷静に論理的な思考が出来ることに驚いた。
いつもいつも凄くチャンスに恵まれる人もいれば、可哀想なくらいチャンスに恵まれない人もいる。実際には、チャンスに恵まれている人は前向きに頑張っている人だ。チャンスに恵まれないと嘆く人はチャンスが転がり込んでくるのを待っている人なので、チャンスをつかむことが出来ないのだ。大和塾で講演してくださった金美齢さんが「チャンスはあなたの目の前にある」と話したことを思い出す。
孫娘を見ていると肝心な時に、「運が悪い」と思うことが多いけれど、それは私がそう思うだけで、彼女は全くそう思っていない。「努力が足りなかった」と言い、「今度は絶対に頑張る」と誓う。そうして少しずつ、彼女が望む方へとわずかであっても進んでいく。ジジバカなのかもしれないが、本当にエライやっちゃなと思う。