中学3年の孫娘のために、「クリスマス会」は午後7時から9時までにしようということであったけれど、終わってみれば午前0時に近かった。長女のダンナが仕事で、午後10時になってやってきた。そこで彼にシャンパンを開けてもらい、再び乾杯をした。ローストチキンも2羽用意していたので、残る1羽を大皿に盛り付けなおして、彼にナイフで切り分けてもらった。
凝り性の彼はおでん屋のようにしたいと、お店で見かけるおでんを温めておく道具を買い求めてきた。そこに具を入れて、本当におでん屋が出来上がった。テレビはやめてFMを流した。さすがにクリスマスイヴだけあって、クリスマスに関する曲が多かった。さらに目を引いたのは、クリスマスプレゼントの交換だった。私は4ヶ月の赤ん坊のために頼まれていたヨド掛けを8枚買ってきて、それを箱詰めにしてクリスマスの包装紙で包みリボンをかけた。中学の孫娘はその様子を見ていて、「さすがだね」と言う。
さて、プレゼントだが、中学の孫娘は白いギターだった。えっ、ギターが弾けるの?と思ったけれど、どうやら弾きたいという話はしていたようだ。音楽家の長女のダンナは早速ギターを抱えて、調律を始めた。何でも出来てしまうので感心していると、中学の孫娘が「卒業式には、(彼が)作曲した歌をみんなで歌うことになった」と言う。音楽の先生が作曲を彼に頼んだというのである。「ピアノ伴奏はもちろん、私がやるんだけれどね」と得意満面だ。
これは昨日の「クリスマス会」の最大の出来事だった。長女のダンナが音楽好きで、家でもよくピアノを弾いているし、凝りに凝って、以前事務所で使っていたところをスタジオにしてしまったくらいだ。彼の家族は、お父さんもふたりの姉も音楽好きだから、そんな中で育った彼は音楽の才能に溢れているのだろう。作曲の仕事で飯が食べられるようになれば最高だろうけれど、今度の卒業式での歌がその第一歩になるのかもしれない。
「天才だねぇー」と言うと、はにかんで否定していたけれど、遠慮なく羽ばたいて欲しいと思う。孫娘は「私やママは努力型だけど、(彼は)天才型なんだよね」と言う。人はどこでどうチャンスに恵まれるか分らない。人が何を言おうと、才能は本人のものだ。それをどう開花させるか、本人の努力はもちろんだが周りの支援も大切だ。長い目で見ればいいし、焦ることもまた焚きつけることもない。運命が自ずと道を開いてくれる。
そんな彼へのプレゼントは持ち運びに便利な電子ピアノだった。ますますこれでどこでも練習できるということだ。私たちも手作りのシャンパングラスをもらった。そして、「最後の30分は私に使わせて」と言っていた孫娘の登壇となった。何をするのかと思ったら、クイズで全問正解者には彼女が用意したお菓子を2つ、1問でも正解すれば1つを差し上げるというものであった。クイズは彼女の大好きな井上真央さんに関するものだったので、これはちょっと難し過ぎた。
でも自分から進んで時間を受け持つとは驚いた。本当に、近頃は大人っぽくなってきたと思うけれど、ここまで成長しているとは思わなかった。ダンナの作曲でみんなが歌うことと孫娘が成長したことが、私には最大のプレゼントだった。
凝り性の彼はおでん屋のようにしたいと、お店で見かけるおでんを温めておく道具を買い求めてきた。そこに具を入れて、本当におでん屋が出来上がった。テレビはやめてFMを流した。さすがにクリスマスイヴだけあって、クリスマスに関する曲が多かった。さらに目を引いたのは、クリスマスプレゼントの交換だった。私は4ヶ月の赤ん坊のために頼まれていたヨド掛けを8枚買ってきて、それを箱詰めにしてクリスマスの包装紙で包みリボンをかけた。中学の孫娘はその様子を見ていて、「さすがだね」と言う。
さて、プレゼントだが、中学の孫娘は白いギターだった。えっ、ギターが弾けるの?と思ったけれど、どうやら弾きたいという話はしていたようだ。音楽家の長女のダンナは早速ギターを抱えて、調律を始めた。何でも出来てしまうので感心していると、中学の孫娘が「卒業式には、(彼が)作曲した歌をみんなで歌うことになった」と言う。音楽の先生が作曲を彼に頼んだというのである。「ピアノ伴奏はもちろん、私がやるんだけれどね」と得意満面だ。
これは昨日の「クリスマス会」の最大の出来事だった。長女のダンナが音楽好きで、家でもよくピアノを弾いているし、凝りに凝って、以前事務所で使っていたところをスタジオにしてしまったくらいだ。彼の家族は、お父さんもふたりの姉も音楽好きだから、そんな中で育った彼は音楽の才能に溢れているのだろう。作曲の仕事で飯が食べられるようになれば最高だろうけれど、今度の卒業式での歌がその第一歩になるのかもしれない。
「天才だねぇー」と言うと、はにかんで否定していたけれど、遠慮なく羽ばたいて欲しいと思う。孫娘は「私やママは努力型だけど、(彼は)天才型なんだよね」と言う。人はどこでどうチャンスに恵まれるか分らない。人が何を言おうと、才能は本人のものだ。それをどう開花させるか、本人の努力はもちろんだが周りの支援も大切だ。長い目で見ればいいし、焦ることもまた焚きつけることもない。運命が自ずと道を開いてくれる。
そんな彼へのプレゼントは持ち運びに便利な電子ピアノだった。ますますこれでどこでも練習できるということだ。私たちも手作りのシャンパングラスをもらった。そして、「最後の30分は私に使わせて」と言っていた孫娘の登壇となった。何をするのかと思ったら、クイズで全問正解者には彼女が用意したお菓子を2つ、1問でも正解すれば1つを差し上げるというものであった。クイズは彼女の大好きな井上真央さんに関するものだったので、これはちょっと難し過ぎた。
でも自分から進んで時間を受け持つとは驚いた。本当に、近頃は大人っぽくなってきたと思うけれど、ここまで成長しているとは思わなかった。ダンナの作曲でみんなが歌うことと孫娘が成長したことが、私には最大のプレゼントだった。