友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

夏祭り

2013年07月28日 16時47分58秒 | Weblog

 昨日の夏祭りは大盛況だったけれど、鮎の塩焼きも焼き鳥も焼きそばも余り売れなかった。自治会長が目指していた地域のコミュニティとしての夏祭りは成功だったと思う。予想以上にたくさんの人々が、特に若い家族連れの参加が目立った。私たちの横では街に残る数少ない酒屋さんが店を開いていたけれど、参加者の多い割には350円の生ビールなのに買い求める人は少なかった。

 ビールが売れれば、つまみである焼き鳥や鳥皮、ネギマも売れると見込んでいたけれど、ビールが売れないのに合わせるかのように売れなかった。自治会長が、「夕食の心配をしなくてすむように、腹持ちのするもの」というので、祭りの必需品のような焼きそばも飛ぶように売れるということはなかった。何しろ、これまでは盆踊りしかなかったので、お店を出せばもう少し人も集まるだろうと初めて行なわれただけに、慣れていない印象が強かった。

 時々、「売れてる?」と聞きに来る人がいる。8月の市の夏祭りで、どういう訳か私たちを目の敵に思って、イチャモンをつけてくる人だ。商工会の青年部や婦人部と比べても見劣りしないくらい私たちは人数が多い。昨夜も「どうしてこんなに多いの?」と聞かれたけれど、とにかく仲間意識が強いし、元気がいい。数組の家族とそれにつながる娘や孫、ひ孫までが来ている。私たちのモットーは「祭りを楽しむ」であって、いやなら止めた方がいいと思っている人たちだ。

 売り上げが多かったからといって、自己に還元されるわけではないし、人一倍働いたからといって特別扱いされるわけではない。売り上げ金を使って、宴会をして終わりである。仲間の娘さんが子育てが一段落してパートで働きだした。その最初の給料で買った品物を持ってきた。ビックリしていると、「私たちはファミリーじゃーないですか」と言われた。30人近い大家族集団になって、それぞれが自然と受け持ちを分担している。まるで古くからある大家族のようになっている。

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