参議院選挙の結果は全くの予想通りだった。微かに期待していた番狂わせも実現はなかった。そんなものだろう。私が夢見ていたようなことは、現実離れしていたのだ。時代は移り、私たちの時代は終わった。「みどりの風」代表の谷岡さんが言うように、「役割は終わった」のだ。当選した皆さんを見ても、随分と若い人が多い。私たちの子どもと同年代の人たちである。これからは彼らの時代だ。任せる以外にない。
そう思うなら、スッキリとさせればよいのに、どういう訳か無気力状態に陥っている。何も私が落ち込む必要はないのに、バカバカしい気分になっている。何もかもどうでもいいような捨て鉢な気分だ。おそらく選挙の結果には関係なく、長年の友だちであっても、嫉妬心や猜疑心や包容力の欠如から、仲たがいが生まれてしまう、そんな複雑な人間に嫌気が差しているのだ。これも私のエゴで、自分の望むように物事がうまく回っていかないことに苛立っているのだ。
そんな中で、先日応援に行った市議候補が当選したことや、今度の8月7日に計画している郡上大和の明建神社の薪能見学ツアーが順調に進んでいることが、微かな希望となっている。そうか、これから先に私を必要としていることがある、それがやる気を与えてくれる。明日は春日井で井戸掘りを行なう。参加者が4人しかいないこと、しかもみんな私より年上の70代であることから、果たしてうまく掘ることができるのかと不安になっている。でも、心配しても仕方がない。全力でやる以外にない。