友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

兵庫県の出来事

2014年09月26日 17時47分10秒 | Weblog

 兵庫県の神戸市で小学校1年の女の子が惨殺された。長女の下の娘は5歳、殺された女の子のように明るくて人懐こい。誰とでもすぐに話をするし、友だちになる特技の持ち主だ。人を疑うことのない、このくらいの子どもたちは危険が多い。それにどういう訳か、男性には少女趣味のヤツがいる。あどけなくて、肌も艶々していて、可愛いのはわかるけれど、やたらと声をかけ触りたがる大人がいる。その典型がナボコフ著の『ロリータ』の主人公だ。

 長女のダンナの父親が「孫が低学年のうちは、私が送り迎えをする」と豪語していたが、本気でやってもらいたいと思う。殺害し遺体をバラバラにするなど、血を見ただけで血管が縮み上がってしまう私には想像することも出来ない。こうした残虐な事件が続くと本当に恐い社会だと思う。それにしても兵庫県議会が、県議に支給されている政務活動費の使い道がでたらめな議員がいたことから10%の削減を議会で決めたけれど、こちらの方もその発想が恐いし情けない。

 兵庫県議に支払われる政務活動費は年間600万円である。議員には議員報酬が支給されるが、兵庫県の場合は月額84万円だから年に1008万円だ。それに公務員扱いなので年に2回ボーナスが支払われるがその金額は376万4200円にもなる。つまりあの号泣議員も年間1984万4200円を受け取っていたのだ。日本人の平均年収は国税庁の調査では408万円で、男性に限れば502万円、女性は268万円としかないのにである。議員の年収は非常識なほど高額なのだ。

 国会議員が1番で、県会議員が2番、市会議員は3番で、町村会議員は一番下という階級が議員にある。首長も同様だ。ほとんど同じ仕事をしているのに、受け取る報酬は桁違いに大きい。だから上の議員になりたがる。国会議員は国の仕事だから多少高くてもいいとは思う。それでも日本の議員報酬は全体に高い。ところが、町村議員は逆に報酬が低いから他に仕事がないと食べていけない。議員の報酬は所属する自治体の平均賃金の10%増しでいいのではないかと私は思う。政務活動費は2重取りだ。すぐに廃止すべきだ。お騒がせな兵庫県の話でつい脱線してしまった。

コメント
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