先週土曜日には帰国していたのですが、出張中に溜まった仕事を休み前に片付けようと、せわしない中、二日続けてホイホイ飲みにも行ったりして、あっという間に一週間が経ちました。
金曜日の夕方に出発・・・と言っても、サンフランシスコまでの道のりもあるし、仕事も一段落していたので、同僚の現地人と、サンフランシスコのチャイナタウンで昼飯でも食おうと、9時頃、のんびりサクラメントを出発しました。ところがダウンタウンを過ぎたあたりで、サクラメントとサンフランシスコを結ぶ大動脈のInter-state HighwayのRoute 80が閉鎖されているのにぶつかりました。片側三車線が閉鎖されるということは、ただの事故ではありません。同僚は、化学物質が漏れ出たのではないかと言っていましたが、よくわからないまま、Route 5も使いながら、迂回して再びRoute 80に戻っても、膨れ上がった交通量はなかなか掃けないまま、結局、通常の三倍近い時間がかかる長旅になって、チャイナタウンは吹き飛んでしまいました。残念。
もっともアメリカを旅すると、だいたいスムーズに行かないことの方が多いものです。ダラスからサンフランシスコに行くフライトも一時間近く遅れたのですが、それはまだかわいいもの。一年前にダラスからニューヨークに向かうフライトはキャンセルされて、急遽、シカゴ経由にルート変更したものでしたが、それもごく当たり前の日常です。朝の山手線は3~5分おきに運行されていますが、日本人ならではの几帳面さで、アメリカ人にはとても人間業とは思えないでしょう。こうしてスムーズに行かない上に、ヌケやモレが多くて穴だらけなのも、アメリカです。行きの成田~ダラス便では、食事前の飲み物を飛ばされて、客室乗務員をわざわざ呼びつけなければなりませんでした。JALとアメリカンの共同運航便とは言えアメリカンに丸投げで、サービスレベルもアメリカン。ホテルでも、タオルが補充されていないことはザラにありました。そんなアメリカに製造業を呼び戻そうというオバマ大統領の気が知れません。
いくつか総括コメントです。
ダラス行きフライトが混むのは、南米へのゲートウェイになっているからではないかと言う意見がありました。昔なら、ロスかNY経由だったように思いますが、最近はマイアミやダラス経由で南米に行く人が多いようです。
ダラスの空港で、さんざん歩き回って、ようやくダルビッシュの背番号が入ったTシャツを見つけました。土産物屋はどんな品揃えになっていて、あるいはどんな土産物が手に入りやすいかを見れば、フットボールのダラス・カウボーイズの方が、ベースボールのテキサス・レンジャーズよりも人気があるであろうことの想像がつきます。フットボールとベースボールは(バスケットボールを加えて)アメリカの三大スポーツですが、一般には、どちらが人気があるかは都市によるようです。ボストン、NY、シカゴ、ロサンゼルス、アトランタあたりは、ベースボールの方が人気があるように思います。特にNY、シカゴ、ロスにはベースボールチームが2チームもあることからも明らかでしょう。ところが、自宅に戻って、蓋を開けたら、サイズを選んでいる内にダルビッシュの背番号が入っていないTシャツを掴んでいたようです。残念。
本場アメリカでのスタバの躍進振りには目を見張りました。マクドナルド並みと言っても過言ではないほど、たいていのショッピング・モールにスタバを見つけることが出来ます。しかも、軽い昼食で立ち寄ったバーガーキングのセットは6ドル50セントもするのに、スタバはTallサイズ(日本では中位ですが、アメリカでは最小サイズ)で僅かに1.65ドル(空港では1.85ドル)。この10年の変化を見ると、ガソリンは1ガロン1ドル前後から4ドルにまで跳ね上がったのは極端にしても、バーガーキングの値段まで正確に覚えていませんが感覚的に5ドル前後?あたりから6~7ドルといったところと比べると、スタバは1.49→1.65ドルとなかなか健闘しています(インフレ率3%で10年後には2.00ドルのはず・・・ということは、バーガーキングは普通に値上がりしているだけのこと?)。そしてスタバの日本での異常なまでのプレミアム感には、やや抵抗を感じます。
もうひとつ、ホテルなどでの韓国製品の躍進にも目を見張りました。ホテルに備え付けのテレビに、もはや日本製は見られず、LGとかSamsungが多いし、ニッサン好きの同僚も、レンタカーはKIAでした。もちろん、経費削減の折から、私たちが泊まるホテルの格も、使うレンタカーの格も、ずんずん落ちていますから、そういったセグメントで韓国製を見るのはある意味で当然かも知れません。
それにしても、ここ三年続けて年一回のペースでアメリカに出張していますが、年々、アメリカ人と一緒に行く肉食料理が胃のもたれや胸焼けをもたらすのは、年のせいかも知れないと、忌々しく思っています。
上の写真は、背番号の入っていないレンジャーズ・Tシャツ。
金曜日の夕方に出発・・・と言っても、サンフランシスコまでの道のりもあるし、仕事も一段落していたので、同僚の現地人と、サンフランシスコのチャイナタウンで昼飯でも食おうと、9時頃、のんびりサクラメントを出発しました。ところがダウンタウンを過ぎたあたりで、サクラメントとサンフランシスコを結ぶ大動脈のInter-state HighwayのRoute 80が閉鎖されているのにぶつかりました。片側三車線が閉鎖されるということは、ただの事故ではありません。同僚は、化学物質が漏れ出たのではないかと言っていましたが、よくわからないまま、Route 5も使いながら、迂回して再びRoute 80に戻っても、膨れ上がった交通量はなかなか掃けないまま、結局、通常の三倍近い時間がかかる長旅になって、チャイナタウンは吹き飛んでしまいました。残念。
もっともアメリカを旅すると、だいたいスムーズに行かないことの方が多いものです。ダラスからサンフランシスコに行くフライトも一時間近く遅れたのですが、それはまだかわいいもの。一年前にダラスからニューヨークに向かうフライトはキャンセルされて、急遽、シカゴ経由にルート変更したものでしたが、それもごく当たり前の日常です。朝の山手線は3~5分おきに運行されていますが、日本人ならではの几帳面さで、アメリカ人にはとても人間業とは思えないでしょう。こうしてスムーズに行かない上に、ヌケやモレが多くて穴だらけなのも、アメリカです。行きの成田~ダラス便では、食事前の飲み物を飛ばされて、客室乗務員をわざわざ呼びつけなければなりませんでした。JALとアメリカンの共同運航便とは言えアメリカンに丸投げで、サービスレベルもアメリカン。ホテルでも、タオルが補充されていないことはザラにありました。そんなアメリカに製造業を呼び戻そうというオバマ大統領の気が知れません。
いくつか総括コメントです。
ダラス行きフライトが混むのは、南米へのゲートウェイになっているからではないかと言う意見がありました。昔なら、ロスかNY経由だったように思いますが、最近はマイアミやダラス経由で南米に行く人が多いようです。
ダラスの空港で、さんざん歩き回って、ようやくダルビッシュの背番号が入ったTシャツを見つけました。土産物屋はどんな品揃えになっていて、あるいはどんな土産物が手に入りやすいかを見れば、フットボールのダラス・カウボーイズの方が、ベースボールのテキサス・レンジャーズよりも人気があるであろうことの想像がつきます。フットボールとベースボールは(バスケットボールを加えて)アメリカの三大スポーツですが、一般には、どちらが人気があるかは都市によるようです。ボストン、NY、シカゴ、ロサンゼルス、アトランタあたりは、ベースボールの方が人気があるように思います。特にNY、シカゴ、ロスにはベースボールチームが2チームもあることからも明らかでしょう。ところが、自宅に戻って、蓋を開けたら、サイズを選んでいる内にダルビッシュの背番号が入っていないTシャツを掴んでいたようです。残念。
本場アメリカでのスタバの躍進振りには目を見張りました。マクドナルド並みと言っても過言ではないほど、たいていのショッピング・モールにスタバを見つけることが出来ます。しかも、軽い昼食で立ち寄ったバーガーキングのセットは6ドル50セントもするのに、スタバはTallサイズ(日本では中位ですが、アメリカでは最小サイズ)で僅かに1.65ドル(空港では1.85ドル)。この10年の変化を見ると、ガソリンは1ガロン1ドル前後から4ドルにまで跳ね上がったのは極端にしても、バーガーキングの値段まで正確に覚えていませんが感覚的に5ドル前後?あたりから6~7ドルといったところと比べると、スタバは1.49→1.65ドルとなかなか健闘しています(インフレ率3%で10年後には2.00ドルのはず・・・ということは、バーガーキングは普通に値上がりしているだけのこと?)。そしてスタバの日本での異常なまでのプレミアム感には、やや抵抗を感じます。
もうひとつ、ホテルなどでの韓国製品の躍進にも目を見張りました。ホテルに備え付けのテレビに、もはや日本製は見られず、LGとかSamsungが多いし、ニッサン好きの同僚も、レンタカーはKIAでした。もちろん、経費削減の折から、私たちが泊まるホテルの格も、使うレンタカーの格も、ずんずん落ちていますから、そういったセグメントで韓国製を見るのはある意味で当然かも知れません。
それにしても、ここ三年続けて年一回のペースでアメリカに出張していますが、年々、アメリカ人と一緒に行く肉食料理が胃のもたれや胸焼けをもたらすのは、年のせいかも知れないと、忌々しく思っています。
上の写真は、背番号の入っていないレンジャーズ・Tシャツ。
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