アメリカ出張の落穂拾いが続きます。
表題は「ロクシタン」と読むそうです。これまでさして気に留めて来なかったのですが、今回、サンフランシスコ空港のDuty Free Shopで大々的に販売されているのを見かけ、JAL機内販売でも見かけたということは、最近人気の化粧品ブランドなのでしょう。
Wikipediaによると、南フランスのプロヴァンス地方におけるライフスタイルを取り入れた自然派のコスメティックブランドとして、1976年にオリビエ・ボーサンによって創業されたのだそうです。植物原料を主原料に化粧品(スキンケア、ボディケア、バスケア)、芳香剤(フレグランス)などを製造・販売ならびにカフェ運営しており、1998年に日本に上陸、2008年5月には、世界1000店目であり日本で最大店舗である旗艦店「テラス・ド・プロヴァンス渋谷」が渋谷駅前交差点にオープンしました。とあるサイトを見ると、ロクシタンの信念として5つのポイントを挙げています。
(1) 植物療法やアロマセラピーの考え方によって作られている。生産者や環境に対する尊敬の念を持って原料を選んでいる。
(2) 商品の製造工程で、動物性原料、副産物を使用しない。動物実験もしない。
(3) 環境保護のために、汚染物質を出さない工場作りを進めているほか、環境にやさしいパッケージを選択し、必要のない包装を行わない。
(4) 伝統的な製造方法を支援し、仕入においてはその品質と、地元の生産者を最優先する。またシアバターの生産地であるブルキナファソへの継続的な支援を行う。いかなる製品も児童労働によって生産されたものではないことを保証する。
(5) 視力障害のある方にも私たちの商品を自由に選ぶ喜びをもって頂くために、ほとんどの製品にはパッケージに点字で製品名を記載している。
これを読んでいると、ボディショップ(The Body Shop)を思い出しました。このブランドを知ったのは初めてロンドンを旅行した時で、かれこれ20年前のことです。こちらも天然原料をベースとしたオリジナル化粧品を製造・販売する企業として、偶然にもロクシタンと同じ1976年に、アニータ・ロディックによって設立されました。同じ時期に同じようなコンセプトで南フランスとロンドンという違う場所で創業されるという、歴史に時々見られる同時性で、面白いですね。日本に上陸したのは一足早い1990年で、神宮前の「表参道店」、今では世界50ケ国以上、2000店舗以上を展開しているそうです。企業の社会的責任を果たすために、企業理念として5つの価値を掲げているのも似ています(Wikipedia)。
(1) Against Animal Testing (化粧品の動物実験に反対)
(2) Support Community Trade (公正な取引により、地域社会を支える)
(3) Activate Self Esteem (自分らしい生き方を大切にする)
(4) Defend Human Rights (ひとりひとりの人権を大切にする)
(5) Protect Our Planet (私たちを取り巻く環境の保護に努める)
ところが、ボディショップは、2006年3月、化粧品大手のロレアル社に買収され、俄かに取り巻く環境が変わって来ました。ロレアルは、ボディショップが中心的な価値として否定している動物実験を依然続けているため議論を呼び、世界中で顧客や小売業者からボイコットを受けたのだそうです(最近どういう状況なのかは分かりません)。
化粧品の世界でも、自然派の流れは止められないということなのでしょうね。
表題は「ロクシタン」と読むそうです。これまでさして気に留めて来なかったのですが、今回、サンフランシスコ空港のDuty Free Shopで大々的に販売されているのを見かけ、JAL機内販売でも見かけたということは、最近人気の化粧品ブランドなのでしょう。
Wikipediaによると、南フランスのプロヴァンス地方におけるライフスタイルを取り入れた自然派のコスメティックブランドとして、1976年にオリビエ・ボーサンによって創業されたのだそうです。植物原料を主原料に化粧品(スキンケア、ボディケア、バスケア)、芳香剤(フレグランス)などを製造・販売ならびにカフェ運営しており、1998年に日本に上陸、2008年5月には、世界1000店目であり日本で最大店舗である旗艦店「テラス・ド・プロヴァンス渋谷」が渋谷駅前交差点にオープンしました。とあるサイトを見ると、ロクシタンの信念として5つのポイントを挙げています。
(1) 植物療法やアロマセラピーの考え方によって作られている。生産者や環境に対する尊敬の念を持って原料を選んでいる。
(2) 商品の製造工程で、動物性原料、副産物を使用しない。動物実験もしない。
(3) 環境保護のために、汚染物質を出さない工場作りを進めているほか、環境にやさしいパッケージを選択し、必要のない包装を行わない。
(4) 伝統的な製造方法を支援し、仕入においてはその品質と、地元の生産者を最優先する。またシアバターの生産地であるブルキナファソへの継続的な支援を行う。いかなる製品も児童労働によって生産されたものではないことを保証する。
(5) 視力障害のある方にも私たちの商品を自由に選ぶ喜びをもって頂くために、ほとんどの製品にはパッケージに点字で製品名を記載している。
これを読んでいると、ボディショップ(The Body Shop)を思い出しました。このブランドを知ったのは初めてロンドンを旅行した時で、かれこれ20年前のことです。こちらも天然原料をベースとしたオリジナル化粧品を製造・販売する企業として、偶然にもロクシタンと同じ1976年に、アニータ・ロディックによって設立されました。同じ時期に同じようなコンセプトで南フランスとロンドンという違う場所で創業されるという、歴史に時々見られる同時性で、面白いですね。日本に上陸したのは一足早い1990年で、神宮前の「表参道店」、今では世界50ケ国以上、2000店舗以上を展開しているそうです。企業の社会的責任を果たすために、企業理念として5つの価値を掲げているのも似ています(Wikipedia)。
(1) Against Animal Testing (化粧品の動物実験に反対)
(2) Support Community Trade (公正な取引により、地域社会を支える)
(3) Activate Self Esteem (自分らしい生き方を大切にする)
(4) Defend Human Rights (ひとりひとりの人権を大切にする)
(5) Protect Our Planet (私たちを取り巻く環境の保護に努める)
ところが、ボディショップは、2006年3月、化粧品大手のロレアル社に買収され、俄かに取り巻く環境が変わって来ました。ロレアルは、ボディショップが中心的な価値として否定している動物実験を依然続けているため議論を呼び、世界中で顧客や小売業者からボイコットを受けたのだそうです(最近どういう状況なのかは分かりません)。
化粧品の世界でも、自然派の流れは止められないということなのでしょうね。
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