昨日の青梅マラソンは不本意ながらDNSとした。インターネット用語のDNSではなく(笑)、マラソン用語のDNSで「Did Not Start」の略だ。なお、スタートしたものの棄権等でゴールに至らなかった場合はDNF(Did Not Finish)と言うらしい。
あっけない幕切れは、家族の反対に押されてしまったことによる(なんという根性なし・・・)。何万人もが集まるところに、のこのこ出かけて行って、わざわざウイルスを貰って来るつもり!? と。いやいや、戸外のオープン・スペースで行うマラソンと、毎朝・毎晩、密閉空間の満員電車に揺られる通勤とで、どちらがリスクが高いと思う? と。これって、福島第一原発事故の際、放射線を浴びることと、喫煙や野菜を取らないことで、どちらがガンになるリスクが高いと思うか、といった問答に似ている。ただ放射線の場合は、専門家の知見を書籍の形で入手できて、それらをもとに、自分なりに判断することが出来たが、今回はまだよく分からないところが決定的に違う。結局、論破できずに、5ヶ月間の(私なりの)苦労に報いるよりも、家庭円満を選んだ。
実際のところ、私のようなサブ・スリーを目指す程度の鈍足ランナーは、お尻から数えた方が早いスタート地点から飛び出したところで、青梅の狭い田舎道(失礼!)を「駆け抜ける」のは至難のワザで、暫くは(5キロ30分以上)固まりになって、前後左右にぶつかりそうになりながら、集団移動せざるを得ない(それでも沿道の応援は暖かく、青梅マラソンをこよなく愛するランナーは多いのだが)。それは、電車の中で立つのと違って、走っている分、呼吸が荒くなるのが気にならないわけではない。また、給水所や給食所の混雑や混乱も気にならないわけではない。東京マラソンではバナナを切らずに一本丸ごと配布すると言って失笑を買っていたが、アンパンやクリームパンの切れ端が満載のところに、走りながら手を突っ込むのだとすれば、余り衛生的とは言えない。そして何より30キロを走り切ることによる免疫力の低下が気になっていた。さらに雨で冷え込むことになるであろう予測が追い打ちをかけた。
結果的に、9時半スタートの10キロの部は大雨にたたられたが、11時半に30キロの部がスタートする頃には雨は止んで、気温9度の絶好のコンディションだったらしい。そして報道されている通り、東京五輪に内定している前田穂南さんが1時間38分35秒の女子・日本新記録で圧勝された。ナマで見たかったなあ・・・
今回の実施については、2月5日時点で「新型コロナウイルス感染症に関して厚生労働省の発表に従い、現状は流行が認められる状況ではないことから、現在、開催に向けて準備を進めております」旨の発表があり、当日まで情報が更新されなかったため、決行されたものだ。状況証拠から、もはや感染経路は不明で既に「感染拡大期」にある可能性があり、水際対策に重点を置いた政策から国内での重症化やパンデミックの抑制を最優先にしたシフトチェンジを求める声が出始めているのが気になっていたら、3月1日開催予定の東京マラソンでは、一般参加者の出走を取りやめるとの発表があった。同じランナーとして残念なことだ。それでも今年の一般参加者には来年の大会への出場権が与えられるというから、私は来年も出られないことが決まった・・・
青梅マラソンの話に戻ると、最終的にどれくらいの脱落者が出たのか、現時点で大会公式HPに掲載はないが、辞退したランナーはいつもより多かったのだろう、大会に参加できなかったランナーに対して参加賞のTシャツを着払いで発送するとの告知が出ている。確かに余ったTシャツをヤフオクに出すわけにもいかないだろうし・・・(苦笑)
いや、正直なところ、走れなかったからと言って、5ヶ月間のトレーニングが無駄になったとは思わない。ただ、また一つ齢を重ねて、これだけの練習をして、どこまで出来るか「試したかった」気持ちが、もやもやっと残っているだけである。一年先の自分にそれほど自信があるわけでなし・・・
あっけない幕切れは、家族の反対に押されてしまったことによる(なんという根性なし・・・)。何万人もが集まるところに、のこのこ出かけて行って、わざわざウイルスを貰って来るつもり!? と。いやいや、戸外のオープン・スペースで行うマラソンと、毎朝・毎晩、密閉空間の満員電車に揺られる通勤とで、どちらがリスクが高いと思う? と。これって、福島第一原発事故の際、放射線を浴びることと、喫煙や野菜を取らないことで、どちらがガンになるリスクが高いと思うか、といった問答に似ている。ただ放射線の場合は、専門家の知見を書籍の形で入手できて、それらをもとに、自分なりに判断することが出来たが、今回はまだよく分からないところが決定的に違う。結局、論破できずに、5ヶ月間の(私なりの)苦労に報いるよりも、家庭円満を選んだ。
実際のところ、私のようなサブ・スリーを目指す程度の鈍足ランナーは、お尻から数えた方が早いスタート地点から飛び出したところで、青梅の狭い田舎道(失礼!)を「駆け抜ける」のは至難のワザで、暫くは(5キロ30分以上)固まりになって、前後左右にぶつかりそうになりながら、集団移動せざるを得ない(それでも沿道の応援は暖かく、青梅マラソンをこよなく愛するランナーは多いのだが)。それは、電車の中で立つのと違って、走っている分、呼吸が荒くなるのが気にならないわけではない。また、給水所や給食所の混雑や混乱も気にならないわけではない。東京マラソンではバナナを切らずに一本丸ごと配布すると言って失笑を買っていたが、アンパンやクリームパンの切れ端が満載のところに、走りながら手を突っ込むのだとすれば、余り衛生的とは言えない。そして何より30キロを走り切ることによる免疫力の低下が気になっていた。さらに雨で冷え込むことになるであろう予測が追い打ちをかけた。
結果的に、9時半スタートの10キロの部は大雨にたたられたが、11時半に30キロの部がスタートする頃には雨は止んで、気温9度の絶好のコンディションだったらしい。そして報道されている通り、東京五輪に内定している前田穂南さんが1時間38分35秒の女子・日本新記録で圧勝された。ナマで見たかったなあ・・・
今回の実施については、2月5日時点で「新型コロナウイルス感染症に関して厚生労働省の発表に従い、現状は流行が認められる状況ではないことから、現在、開催に向けて準備を進めております」旨の発表があり、当日まで情報が更新されなかったため、決行されたものだ。状況証拠から、もはや感染経路は不明で既に「感染拡大期」にある可能性があり、水際対策に重点を置いた政策から国内での重症化やパンデミックの抑制を最優先にしたシフトチェンジを求める声が出始めているのが気になっていたら、3月1日開催予定の東京マラソンでは、一般参加者の出走を取りやめるとの発表があった。同じランナーとして残念なことだ。それでも今年の一般参加者には来年の大会への出場権が与えられるというから、私は来年も出られないことが決まった・・・
青梅マラソンの話に戻ると、最終的にどれくらいの脱落者が出たのか、現時点で大会公式HPに掲載はないが、辞退したランナーはいつもより多かったのだろう、大会に参加できなかったランナーに対して参加賞のTシャツを着払いで発送するとの告知が出ている。確かに余ったTシャツをヤフオクに出すわけにもいかないだろうし・・・(苦笑)
いや、正直なところ、走れなかったからと言って、5ヶ月間のトレーニングが無駄になったとは思わない。ただ、また一つ齢を重ねて、これだけの練習をして、どこまで出来るか「試したかった」気持ちが、もやもやっと残っているだけである。一年先の自分にそれほど自信があるわけでなし・・・
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