かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

授業参観でカルチャーショック

2015年06月06日 13時13分26秒 | みゆみゆとの生活
先日、みゆみゆの中学の授業参観がありました。
いろんなことが自分の経験してきた中学校とは違い、いちいち驚いたり引いたり;
緊張しっぱなしの半日で、づがれだ~。

午後からの参観で、始めの授業は英語1。
ものすごいスピード感。
先生の指示が英語と日本語のちゃんぽんで、英語が超苦手な私は全然ついていけない。
始まってすぐに、毎回の小テスト。
それからリーディング(読み)。
先生は、いっぺんにいくつものことができるタイプらしい。

全員に書き取り練習をするよう指示。
4人づつ、読みをチェック。
教科書の6行くらいの英文を暗記して来るよう言われているらしく、子供達は何も見ずにCDに合わせて文章を言っていく。
発音が特にいい子には「GOOD!!」教科書が覚えられていない子には「BAD」と肩を叩いたりもする。
その合間に、全員が机の上に開いている宿題(書き取り練習)をチェックしていく。

これを、41人分!
すげ。

…授業の始まりからここまでで約15分。
もう私はお腹いっぱいな感じでしたが、そのあとも休憩することなく授業は進むのでした。
頭ん中が飽和状態になって思わずウトウトする子やよそ見をする子がいると、すぐに見つけて当てたり、集中力を持続させるためか全員を立たせて教科書読ませたり、みんなが頭フル回転な1時間でした。
見てるだけでめちゃめちゃ疲れたけど。
みゆみゆは帰宅後「あんなもんだよ。」と言っていました。
慣れるのかな。
「数学の幾何の方が大変。わけわからん。」と言っていて、あれより大変なのがあるのかーと驚きました。

次の時間は理科の実験で、アンモニアを生成するというもの。
これもなかなか内容が濃く、みゆみゆはかなり楽しかったみたい。
アンモニアの「水に溶けやすく酸性である」という特徴を生かして、最終的には「ピンクの噴水」になるという実験で見栄えもよかったです。前後にあった先生の「なぜこういう現象が起こるのか」という説明も、みんな真剣に聞いていました。

授業後の学級懇談会では初対面のお母様方と背筋を伸ばして(汗)交流し、帰りは電車乗って1時間かけて帰ってきました。

づがれだ~。
(何度でも言う。)

こりゃみゆみゆは毎日お疲れなはずだ。
親に当たりたくもなるわな。
みゆみゆにもう少し優しくしてあげよう、と思った、授業参観でした。