かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

もし陽性だったら

2021年10月07日 23時16分21秒 | みゆみゆとの生活
昨日から、そうちゃんは3週間のレスパイト入院です。
入院時にドクターの診察があり、この半年の様子を話しました。
この夏はとても穏やかで、その間にセロクエルを減らしたこと、
最近は少しテンションが上がり気味で独語や動きが多いことなど。

「長めのスパンで興奮度の波がある子なので、そこにどう付き合っていくかが難しいところですね」とおひげのドクター。

よくわかっててくださる。
他に何か質問は?と言われたので、
先日コロナ濃厚接触者になり、PCR陰性だった話をし、
その時は児相が預かってくれたけど、もしもPCR陽性で無症状又は軽症の場合はどこに預かってもらえるのですか?と聞いてみた。
するとドクター、「ないです」とキッパリ。
「症状が強くなって中等度以上になれば入院だけど、軽症なら自宅で家族が見るしかないです。制度がないので。」と。

ガーン。そうなんだ。
親もうつるしかないんだ。
誰も助けてくれないんだ。

実は、先日受診した大学病院の先生も同じことを言っていた。
二人とも全く同じ口調で、「陰性で止まって良かったね~。」だって。
こわい。ていうか今後もそうなる可能性あるし。
大学病院のダンディ教授は、実際県立の精神科に交渉したこともあるらしく、
「こういうじっとしていられない子が一番大変なんだよね。これまでに僕も色々掛け合ったり話し合ってきたけど、これっていう解決法はないんですよ。」

ああ、この二人の先生がそう言うなら、県下にはそれに対応してくれる施設はないんだろうな、ほんとに。
厳しい。

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今日の午前中は心身障害者福祉協会の理事会でした。
午後は、来月協会で予定している防災講演会の打ち合わせをしに、友人と二人で市役所へ。
危機管理課で話したあと、ある提案を持って福祉課、それから市民共働係へ。
市役所を出たら午後4時でした。しゃべりすぎ(笑)。

夜は夜でハンドベルの仲間とおしゃべり。
私の育児の相談を、みんな一生懸命聴いてくれた。
「やれるだけの精一杯をやってるさ」って自分を認めてあげようと思えたよ。ありがとう。