想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

懐かしのラジオ番組

2008年01月03日 | インポート

 私はラジオ番組が好きで結構聞くときがあります。団塊の世代ですと、生まれたときは戦後まもないときですので、テレビはありませんので、自然にそうなったのかもしれません。 そして、ものごころがつくと、ラジオがいつも流れていました。その郷愁感がなんとなくいいのかもしれません。
 思い起こせば、「ヤン坊ニン坊トン坊」これは窓際のとっとちゃんで有名になった黒柳徹子さんが子どもの声をやっていたと思いましたが…。 
 また、近所の幼友達といっぱい遊んで家路を急いでいると「昼のいこい」のメロディが流れ、サンマの焼く匂いが漂ってきて…
  家に返れば母がご飯を作って待っていてくれる。また、「赤道鈴之介」の歌もよく聞こえてきたな。初めて近所の友だちと街へバスに乗って行って見た映画だと思うな。そういえば吉永小百合も出ていたな。サユリストにはたまらないだろうな。
 今、思い起こしても、あの頃はまさに至福のときだったと思います。あのような少年時代を過ごさせてもらった幸せを感じています。そして、今の自分があるんだなとつくづく思います。母は64歳で他界しましたが、私もだんだんその年に近づいていくわけです。なんとも、形容しがたいことですね。
 ところで、「昼のいこい」という番組は、今でもやっているようですね。時々、車の中で聞きます。あのテーマメロディーと、アナウンサーのしゃべりの速度というかイントネーションが何とも情緒があっていいですね。そのほかに農事放送の各地の話題もいいです。そんな素朴な時代に戻りたいのも心の底にありますね。そこには理屈では割り切れない充足感がありました。まあ、今でもその時代のことを振り返る余裕があると言うことに感謝することも大切かな。
 他にも調べたら、結構長寿番組がありました。また、聞いてみたいです。
 今、ラジオ番組というと、ドライブがてらに聞くことが多いのですけど、普段あまり聞く環境にないのが残念です。ラジオの素晴らしさを体感している私たち世代には、もっともっといいラジオ番組を作って欲しいです。また、昔のように電波状態をよくして欲しいと思います。(昔もこんなものか?)昔はもっと、よく聞けたように思います。MDデッキだとどういうわけか、感度が悪いようです。ですので、私はSONY ICF-890V 4バンドの専用ラジオで聞いてます。もっと、感度のいいラジオがあれば買いたいです。それと、昔取った杵柄で、真空管ラジオでも作ろうかな。そういえば、ステレオのアンプも真空管で作ったな。6BQ5の真空管を使って。
 今年の新年はラジオの効用について、あらためて感じた時でもありました。まだまだ、いくらでも思いではありますが、自分史で少しずつ書いていこうと思います。

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