先日、日本の食料自給率がマスコミに報道されていた。カロリーベースと生産額ベースがあるらしいが、H25年度のカロリーベースでは
39%生産額ベースでは65%だ。この差は食事が欧風化され油脂類が輸入に多くあり、カロリーが高く、国産の野菜はいくら消費されてもカロリーが低いというところから、きているようだ。だから、生産額でみる方が当を得ていると思われる。
実際、私も趣味で菜園を持っているが、まだまだ、国内は、耕作地が余っている状態なので、その気になれば野菜は十分自給自足できるのが現状だ。国際経済の中でどうしても他国との外交があり、こうなっているのが現状のようだ。最近、UターンIターンで田舎に住み里山農業をやる人たちが高齢者を中心に増加の傾向もあり、資本の論理によらなければ十分生活ができるようだ。事情が許せば私も、鶏や山羊なども飼って卵とミルクは自給自足したいと思っている。まだまだ、論ばかりで単なる思いつきにすぎない。バランス感覚のわたしとしては、なかなか、一方に徹しきれないでいる。
自然というテーマでいけば、必然的に地産地消に行き着くだろう。毎日、食べる野菜の新鮮なこと、健全な身体は新鮮な食におうところが大きいといわなければならない。追憶すれば、薪で炊いたご飯や風呂の温かかみが今ひしひしと伝わってくる。ウサギのえさなどを取りに行った子供時代もなつかしい。ペットフードなどなかった。ご飯は麦が入っているのが当たり前、中途から白いご飯に変わったが麦飯の方がよかったと思った時代があった。なぜか、不思議なのが今の時代でもとろろだけは麦飯にしているようだ。粟餅もおいしかったな。焼いた粟餅をもう一度食べてみたい。