震災6年4月12日
バランス感覚というと思い浮かべるのが「やじろべい」です。右左の微妙な感覚を保って釣り合っています。
さて、バランス感覚について、ちょっと、考えてみましょう。飛行機が落ちないのは重力と揚力のバランスが保たれているのです。この世はすべて、バランス感覚で成り立っているといっても過言ではありません。
私たちが何気なく過ごしている中には、このような現象はたくさんあります。じっとして動かない物も実はバランスを保っているからなのです。動かないということはエネルギーがゼロではなく、押す力と引く力が釣り合っているからこそ、動かないのです。
平和の状態も、それを壊そうとする力と、それを守ろうとする力の均衡がとれているからだと思います。
だから、平和も飛行機もある一方の力だけになると、戦争状態になったり、墜落する羽目に陥ったりすることがわかります。この世はすべて微妙なバランスで成り立っているのです。
健康もどうでしょう。何もしないでいて、健康状態を持続することができればこんないいことはありませんが、そうはいきません。内面では、絶えず、戦いが行われていて、そのバランスがとれている状態が健康だと思います。
病原菌があるから病気になるのでなく、それを防ごうとする免疫機能とバランスがとれているから発症しないのです。菌の一つや二つ誰でも持って生活しています。病気は病原菌が問題でなく、詰まるところ、免疫機能の衰えが病気を誘発するのです。手を洗うより、菌が入ってもそれをやっつけるだけの力が病気を防ぐのです。(手を洗うことを否定してるのではありません。)学校教育でも手荒いの励行の前に、この病気にならない体力作りをもっと考えてもいいと思います。手を洗っても、毎日ふしだらな生活をしていることこそ、問題なのですから。
病気という字は昔から病が半分、気が半分といいます。強い気を持って、病気をはねのけることが大切です。そういう気概が病気を遠ざけるのです。病原菌ばかりのせいにしない方がいいです。病原菌だって生き残りをかけて必死です。この世に不必要なものは一つもないと思って、共存してすることです。
路傍の石も、動かないでじっとしていますが、これは、重力と石を支える地面の力が均衡状態になっていることだと思います。
また、努力というと、艱難辛苦を味わいながらやるものだと、昔の人は教えられて来ましたが、楽しんでそれに取り組むことが大切です。同じ力を注ぐなら、我慢して耐えてやるより、前向きに向き合い、進んでそれに興味を持って取りかかれば楽しいものです。気が付いたらやり終えています。
人の心は大海よりも広いのです。物は考えようで、どうにでもなります。ですから、やるなら、何でも、できるだけ、楽しみながらやり、前向きにとらえていきたいものです。