震災7年10月3日
先日、山登りのハイキングで偶然見つけたアケビです。枝もたわわに熟れていました。今にも、落ちそうな感じでした。そのアケビを手の取ってみて、その自然の紫の色が美しく、じっと見入ってしまうほどでした。なるほど、昔から、官位の最高位にある色だなとしみじみ思いました。
人為的にこの色を出そうとすると、なかなかむつかしいでしょう。日本画の絵の具なら出せるかもしれません。
野山に出て自然を観察していると、やはり、スミレや菖蒲、藤、を始め紫は日本の色だなと言うことをつくずく感じます。紫と一言いっても、その線上は無数の色があるようです。日本の色、伝統色として、54ありました。そのいくつかを挙げてみます。
赤紫 あかむらさき
#eb6ea5

[12] 似せ紫 にせむらさき
#513743
藤紫、なす紺、二人静か等もありました。 日本の色は自然と結びついて命名されているんだなと思い、自然と共に色々な色が合ったんだなと日本人の機微の細やかさにはびっくりしています。醤油を紫といい、また、紺の黒髪なども有名な言葉です。日本の言葉や色についても、また、機会があれば色々調べてみたいです。
日本の奥の深さをこの年になり益々、感じています。私に取ってはまだまだ、神秘の世界日本の姿があります。どちらにしましても、日本のルーツは自然と共にあったのだと感じぜずにはいられません。国学や神道の奥に色々なことが潜んでいるに違いありません。ITの時代であるからこそ、よけいに過去に日本に目を向けて行きたいです。
取ったばかりの時は、もっと、紫がきれいでした。一日置いておいたので少し色が褪せてしまいました。
シキミの実
![]() |
ガルシアエクストラバージンオリーブオイル ペット 1000ml |
クリエーター情報なし | |
富永貿易 |