前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

共産党国会議員のグァム調査

2009年03月10日 | Weblog
井上さとし参議院議員が国会に提出されているグァム基地建設費用負担問題で現地調査をおこなった。共産党国会議員団の現地調査主義は国内にとどまらない。
これからの国会論戦が楽しみ。外国領での基地建設費用の負担という前代未聞の暴挙に国民が怒り、阻止しなくてはいけません。
3兆円ともいわれる米軍再編の国民負担。うち、グァム基地建設費用負担は6000億円。こんなアホな税金の使い方をしている余裕は日本にはありませんよ。
以下は、井上議員のHPから。
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「CNNで、解雇されて住まいも失った日本の人々のニュースを見た。こんな時になんで外国の基地のためにお金をだすのか」――グァム調査の2日目。チャモロネーションとの懇談の最初にこんな質問がだされました。さらに「不景気で、グァムへの日本人観光客がへっている。景気を良くするために税金を使ったほうが、グァムの経済にとってもプラス」と続けられました。「おっしゃる通り。私たちも税金の使い方がおかしいと訴えてます」と私。意気投合しました。
    グァム議会のウォンパット議長との懇談。この中で、米軍基地移転について議会にも住民にもほとんど説明がされていないことが強調されました。そして、これ以上軍のプレゼンスが大きくなることへの住民の不満や、軍移転に伴い、水道や教育、環境、軍用地の拡大など社会に大きな影響を与えることへの不安も率直に語ってくださいました。

http://www.inoue-satoshi.com/sf2_diary/sf2_diary/20090309.html#2729

おくりびと

2009年03月09日 | Weblog
   昨日は父の3回忌。親戚の方々におまいりいただきました。
   いろいろ息子も知らなかった父の話を聞くこともできました。
黒龍酒造をはじめ松岡の酒屋さんとの意外な関係も。「A家から佐藤家に入り、そしてS家に嫁にいった」云々。「うーん、もしいまでも親戚づきあいがつづいていれば、おいしいお酒がたっぷり飲めたか」など不謹慎なことを杯を重ねながら考えました。
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    福井新聞・・・・米アカデミー賞で外国語映画賞を獲得した「おくりびと」の再上映が7日、福井市のメトロ劇場で始まった。〝受賞効果〟もあって、中高年の夫婦や女性グループなどが詰めかけ、主演の本木雅弘さんらの演技や、感動的な演出に称賛の声が相次いだ。同劇場での上映は27日まで。同市のテアトルサンクでも28日から上映する。4月には市民グループの自主上映会が同市のほか、鯖江市と敦賀市で開かれる。・・・・・
    市民グループの自主上映は新日本婦人の会。
会の多田初江事務局長にお聞きしたところ、「毎日問い合わせの電話がなりっぱなし。鯖江でも敦賀でもプレイガイドでは売り切れになってしまうところも。アカデミー賞効果は大きい」と話していました。
福井市では、4月10日(金)、アオッサ8階県民ホール。午前10時、午後2時、午後7時の3回上映されます。お問い合わせは、同会0776ー23ー6522.まで。


原発・臨界事故を語る講演会

2009年03月08日 | Weblog
原発問題住民運動福井県連絡会が3月14日(土)に、同石川県連絡センター事務局長の児玉一八氏を講師に「原子力発電所をめぐる諸問題」をテーマに学習講演会を開催します。
児玉氏は越前市の出身。医学博士。現在は石川県民主医療機関連合会で活躍されています。
  臨界事故をおこしていた志賀原発の問題や、最近の基準地震動見直しと原発の耐震安全性などについてお話しいただく予定です。
  当日は、午後2時~  会場は、福井市光陽3丁目 光陽生協クリニック2階 です。
  参加費は無料。
  原発集中県の福井県。原発問題に向き合う、ひとつの視点を考える機会です。

パナソニックとのたたかい

2009年03月07日 | Weblog
昨日6日は、朝、光陽生協歯科前で定例の街頭宣伝を西村高治元市議とともにおこない、志位委員長が予算委員会でもとりあげた敦賀の派遣労働者の提訴支援で福井地裁と弁護士会館へ。午後は山田和雄さんと地元・湊地区などで宣伝。夜は、原発問題住民運動県連絡会の幹事会に参加しました。
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    NHK・・・・・・敦賀市の工場で働いていた男性が、「3年間を超えて派遣労働者として働いてきた」などとして会社側を相手取って、正社員の立場にあることの確認などを求める訴えを福井地方裁判所に起こしました。訴えを起こしたのは大阪門真市に本社のある電子部品製造会社「パナソニックエレクトロニックデバイスジャパン」の敦賀市の工場で派遣労働者として働いていた河本猛さん(31)です。河本さんは6日、弁護士や支援者と福井地裁を訪れ訴状を提出しました。訴えによりますと、河本さんはこの工場で4年間働いていましたが、去年10月に派遣元の会社から、いったん解雇通告を受けました。しかし労働者派遣法では3年を超えて労働者を受け入れる場合には、派遣先が直接雇用を申し入れることが義務づけられているため解雇は撤回され、派遣先からアルバイトとして雇用することなどが示されたということです。これに対し河本さんは、3年の期限を越えて働いたことから派遣先と自分との間に直接の雇用関係が生じているとして、自分が正社員の立場にあることの確認などを求めています。・・・・・・・
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 この記事は今日のしんぶん赤旗1面にも載りました。(写真がないのが残念ですが)。NHKは提訴前日のニュースでも詳しく、河本さんのこの間の取り組みを紹介しました。
    支援の行動には、福井県労働組合総連合、年金者組合、国民救援会など支援団体のみなさんとともに、共産党県委員会からは、かねもとさんと私が参加。裁判所で訴状を提出するのをガラス越しに見守り、弁護士会館での記者会見も見守りました。
   河本さんとはじめて会ったのは、昨年12月の市田書記局長を迎えての演説会。北西・嶺南労連議長に紹介され、がっちり握手。そして、今回の提訴。大企業の法律違反に正面から立ち向かうたたかう労働者の素晴らしさを感じます。ぜひ、支援の輪をおおきく広げて正社員採用の勝利をかちとりたいものです。


いよいよ明日が「なんでも相談」

2009年03月07日 | Weblog
  いよいよ明日が、生活・労働相談「なんでも相談会」です。8日午前10時から午後4時まで。福井市駅東口のアオッサ6階605号室。
  「派遣で解除された」「生活保護をうけたい」「サラ金で生活が大変に」「公営住宅に入りたいが」「残業代が払われない」「国保税を安くできないか」などなど「なんでも相談」に応じます。
  相談員は、弁護士、労働組合役員、福祉団体役員、共産党市会議員です。鈴木しょうじゅ福井市会議員は午前の部を担当します。
  相談料は無料です。
  お気軽に、誘い合って相談においでください。

県の高校再編計画に異議噴出

2009年03月06日 | Weblog
  昨日5日は、8日に開かれる労働生活相談会の案内をハローワーク前で配布。高等学校教職員組合、民主医療機関連合会のみなさんと。「この年で派遣切りで困っている」という年配の男性も。さっそく相談会の案内をわたし、「弁護士など専門家が無料で相談に応じますのでおいでください」とお知らせした。
   日中は種々の会議。夕方、散髪をすませ、ふくい九条の会の例会に参加。品川正治さんを迎えてひらかれる5月3日の憲法集会の打ち合わせなど。「選挙はどうなりますか」と聞かれる。4,5月総選挙の可能性もあり、それぞれ準備をすすめなくてはならない。
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先日、教育関係者と話し合う機会があった。
「県の高校再編。若狭、若狭東、浜水と成績順に輪切りにしてきたのに、下から切るようなやり方は無策だ。」
「浜水は全国的にも注目される活動をしてきているし、地域の人たちの期待も高い。」
「普通科だけがひっぱるのではなく、製造業などに人をおくりだすことを考えることが大事でないか」
「少人数学級はスケールメリット活かしていく必要がある。40人クラスと25人クラスでは、指導方法も変えるべく教員の教育も必要でないか」
「共産党には県内教育にかんする大胆な提案をだしてもらいたい」・・・・などなど多くの意見をいただきました。
   浜水は小浜水産高校。4年後には募集停止の計画。日本の農業、漁業の再生がもとめられている。こういうときに職業高校をよくわからない形にしてしまうのでは、時代の要請に逆行するのではないか。
   しかも、意欲ある高校をつぶしていくことの損失ははかりしれない。
   「学力テスト全国上位」で橋下知事にもちあげられて喜んでいるようじゃダメじゃないかな。




福井県立恐竜博物館のこと

2009年03月05日 | Weblog
小沢民主党代表の昨日の記者会見でコメントを求められ、今日の毎日新聞・福井版に掲載された。説得力はなく、これで「おさまる」と民主党幹部が本当に思っているとしたら、民主党も図体が大きい恐竜のように滅びゆく政党であることがはっきりする。国会の場での真相究明が必要だ。
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ところで、恐竜博物館についての福井新聞の記事・・・・・・福井県立恐竜博物館は3日、カジュアル衣料のユニクロが国内の有名な文化施設と連携して展開する子どもTシャツ企画「ミュージアム コラボレーション」に協力、本県産の恐竜「フクイラプトル」や「フクイサウルス」の図柄が採用されたと発表した。4月上旬から国内720店舗で販売され、恐竜王国福井をアピールする。最終的に「フクイラプトルとフクイサウルス」「フクイラプトルなど6種類の恐竜」「ティラノサウルス」の3種類のTシャツが完成した。3種類合わせて3万6000枚製作される。価格は1枚1000円。同博物館ではTシャツ発売に合わせて、購入者プレゼントを企画。Tシャツの値札と一緒に同博物館のタグを付けてもらい、タグ持参の来館者に恐竜骨格ポスター、恐竜クリアファイルなどをプレゼントする。・・・・・・・
    わたしも恐竜に惹かれて、福井市の県立博物館での恐竜展(恐竜博物館ができる以前)をはじめ、幕張メッセ、国立科学博物館などの恐竜展に足をはこんだ。国立科学博物館などは満員電車並みの混雑だった。県会議員になって、勝山市の恐竜博物館がオープンしたが、関連予算にも賛成し、式典にも参加した。
当時、「箱物批判をしている共産党議員が、それでいいのか」といわれたこともあるが、地の利をいかし学問的に、かつ大人にも、子供にも夢をあたえる施設だとおもった。式典では当時のN副知事から「恐竜博物館をよろしく」など声をかけられ、「こういう施設は応援します」と応えた。
    議会などでも何回か恐竜博物館をとりあげた。今度、プレゼントされる恐竜骨格ポスターも、当時はなかったので議会で提案させてもらったもの。もちろん、わたしの事務所にも張ってある。県の理事者は「恐竜博物館は自民党も共産党も応援団だな」と関係者に話したと聞いた。
   恐竜は滅びてない、といわれる。「夏休みにさんまい(当時は焼き場があった墓場のこと)に遊びにいった子供がカラスに襲われ、血だらけで帰ってきた」という話を小学生の頃、父から聞いた。
カラスが好きな人、というのはあまり聞かない。あの、首筋をみていると、恐怖感をおぼえる。確かに恐竜は現代にいきつづけているのでは、などと思う。最近マンモスをDNAからつくり出す計画もあるが、復活させたマンモスの生活はどうするのか。実験で数頭だけつくり、殺すのか。
    ゴジラは核実験から生まれた。人類もしっかりしないと、大規模復活した「新恐竜」の時代になるかもね。

後期高齢者医療制度で交渉

2009年03月04日 | Weblog
今日3月4日、福井県社会保障推進協議会のメンバーとともに、福井県後期高齢者医療広域連合の事務局をたずね、①高齢者から医療を奪う資格証明書を発行しないこと、②滞納者に対しては、個別指導などをおこない、相談活動をおこなうなど生活全般を配慮すること、を要望してきました。
    この行動には県社会保障推進協議会の北出芳久代表委員、能登勝治事務局長、各団体代表のほか共産党からは、かねもと幸枝県民生活委員長、広域連合議会の畑野議員、私が参加しました。
    広域連合の竹内事務局長は、「資格証明証を発行するのは2期以上の未納者、かつ1年以上なにも対応しない場合。機械的にはださない。3回以上納付相談し指導し、そのうえで、半年の短期保険証を発行する。そして、話し合いを求め、悪質な場合に判定委員会を開き資格証明証の発行を検討する。」「資格証明証の発行は市町には権限なく、広域連合が発行する」「8月に保険証のいっせい切り替え。早くても判定委員会は来年の1月」などと説明をうけました。
    参加者からの「保険料免除の制度はつくれないか」との質問には「独自施策として市町で考える余地ある」などの回答がありました。
   私も、「判定委員会は行政メンバーだけでなく、福祉関係者も加えたらどうか」と提案。「検討したい」との回答をもらいました。
   わたしたちは、「高齢者差別の後期高齢者医療制度は参議院で廃止はきまった。つぎの総選挙で政治を変え、衆議院でも廃止をきめよう」と訴えています。広域連合の事務局も、いまは各市町、県からの派遣職員でプロパーはいません。今回の交渉でも「まじめで有能な方々」との印象をもちましたが、こういう公務員のみなさんがそれぞれの自治体に戻って仕事をしてもらった方がどれだけ住民のためになるでしょうか。
   そのためにも、総選挙は正念場です。

2人の太郎

2009年03月04日 | Weblog
   東京渋谷に安住の地を得た岡本太郎の「明日の神話」。日本テレビがイベントで公開した時、ちょうど出張の合間に見に行ったがすごい迫力。この絵は、岡本太郎がビキニ事件に怒りを燃やし、原水爆禁止と反核・平和への願いを込めた作品、と新日本婦人の会が発行する「新婦人しんぶん」2月26日号は紹介しています。
   岡本敏子さんは「原爆になんて負けないぞと、絵を通し被爆国日本から世界に発信したい。そのためなら岡本太郎の名前を活用してほしい」と生前語ったそうです。行方不明になっていた「明日の神話」が日本に戻ってくるまでのドキュメンタリーに岡本さんは出演されていました。かつて夫婦でたずねた岡本太郎記念館ではあたたかい笑顔で迎えていただいたことを思い出します。
しかし、まだまだ世界にはアメリカを中心に核兵器がのさばっています。
   麻生太郎はいそいそとアメリカ詣でをおこないましたが、「核兵器廃絶」どころか、いっそうの「日米同盟強化」を誓約してくる始末。先月、西太平洋の米領グアムで実施された航空自衛隊と米空・海軍との共同訓練(コープノース・グアム)には、核攻撃能力を持つ米空軍のB52戦略爆撃機が初めて参加しています。
   泉下の太郎は敏子さんとともに「爆発」しているにちがいありません。

小沢秘書逮捕と企業献金

2009年03月03日 | Weblog
   トップの報道・・・・準大手ゼネコン「西松建設」が、政治団体をトンネルにして政界へ事実上の企業献金を続けていたとされる問題で、東京地検特捜部は政治資金規正法違反容疑で、小沢一郎民主党代表の公設第一秘書らを逮捕。・・・・・
   企業献金にまみれている点では自民党と変わらない、と批判されてきた民主党。やはりでました違法献金、というところか。時期が総選挙目前なのでいろいろな憶測をよんでいる。
   ブルームバーグの報道・・・・・日本大学の岩井奉信教授は、事件が今後の政局に与える影響について「小沢氏は党首の座にとどまれないだろうし、議員辞職の可能性もゼロではない」と語った。その上で西松建設の献金問題には「自民党の議員もかかわっている人がおり、今後の展開がどうなるかを見ないといけない。これで解散・総選挙は早まって4月にもあり得る」との見通しを示した。・・・・・
   ところで、民主党幹部は、「国策捜査のような雰囲気がする」、「手段を選ばず選挙に勝ちたい与党の陰謀だ」と記者団に語った、という。かつてのムネオハウスこと鈴木宗男の言い分を思い出す。  
   共産党の穀田恵二国会対策委員長は「小沢代表に説明責任がある。政治とカネをめぐる問題は一つの大きなテーマであり、国会で解明する必要がある」と述べた、と報道されている。当事者の説明責任とともに、国会での徹底解明が求められる。
    西松建設とは金丸信以来のつきあいらしいが、政治家と建設会社の癒着、という実に旧来の自民党的な問題が民主党トップにでた。国民の間には、「民主党も自民党と大差ない」との声も強かったが、そういうことだろう。
企業献金は所詮賄賂。どのような形であろうと禁止するしかない。抜け道だらけでは、政治の信用はなくなるばかりではないか。


吉岡吉典さんのこと

2009年03月03日 | Weblog
   吉岡 吉典さんが亡くなった。
   報道によれば、・・・・吉岡 吉典さん(よしおか・よしのり=元共産党参院議員)1日、訪問先の韓国・ソウルで、心筋梗塞(こうそく)で死去、80歳。葬儀は未定。赤旗編集局長を経て、86年に参院比例区で初当選。3期務め、04年に引退した。党政策委員長、参院議員団長などを歴任した。ソウルに同行した関係者によると、吉岡さんは、日本統治下の朝鮮半島で19年3月1日に始まった「3.1独立運動」のシンポジウムで講演。その後の夕食会で倒れたという。(朝日) ・・・・・
   福井の共産党にとっても節目の時に講演や学習会などで大変お世話になった。
   もともとは、赤旗県記者だった、かねもと幸枝さんが衆院選に立候補するにあたり、「赤旗の組織内候補」と仰ってご支援いただいたのがきっかけだったと思う。
   そのため、きゅうきょ赤旗記者代行をつとめた僕が故大崎栄太・丸岡町会議員の情報をもとに取材して書いた夜行バスの脱輪事故の記事が社会面に大きく掲載された。来福された際、「あの記事を書いたのはあなたですか。いい記者ができたと思っていましたが、代理ですか」と過分な言葉をいただいた。別の機会には、「書いた原稿の字をみれば、だいたいいいか悪いかわかります」とも。いまではパソコンで、そういうこともわからなくなった。
    講演会後にいっしょに食事した折、「外務大臣が引退を惜しんだという、参議院議員時代のエピソードなどを出版してください」とお願いしたところ、「じゃ書きますか」と。
もし、草稿が書かれているのなら出版してほしい。
   もっともっとお話をお聞きしたかったが。残念でならない。ご冥福をお祈りします。

雇用促進住宅その後

2009年03月02日 | Weblog
    雇用促進住宅についての赤旗の報道・・・・日本共産党の佐々木憲昭議員は2月25日、衆院予算委員会で、「派遣切り」の横行で住居を失う人が増え、ますます役割が重要になっている雇用促進住宅について、廃止するとした閣議決定を見直し、入居者退去の方針を凍結するよう強く迫りました。舛添要一厚生労働相は、「見直しも含めて、すべて検討する」と答弁しました。・・・・・
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    さっそく、かねもと幸枝さんや勝山市の加藤市議が雇用促進住宅を訪問したという話を今日、かねもとさんから聞いた。
先々でみなさん喜んでいただけたとのこと。いっかんしてこの問題をとりあげてきた共産党への信頼は高まっている。
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    佐々木議員は、「国有財産を売るのも民間、買うのも民間だ。自分で財産を評価し、自分で買うようなものだ」「かんぽの宿と同じ仕掛けだ」と批判した、とのこと。
    そのとおり。26日、福井経済同友会の例会で講演したオリックスの宮内義彦会長は、かんぽの宿問題では口をつぐんだ、という。おかしな財界がおかしな政治をつくりだしていることにすら気づいていない。政治と財界の癒着こそ「見直しも含めて、すべて検討」が必要では。

命綱

2009年03月01日 | Weblog
 いま、「派遣切り」などで「生活保護」をうけて生活をつなぐ人も増えているが、これまでの「ホームレス」の人たちへの支援活動も全国ですすんでいる。
 福井県ではこの分野の活動は不十分だったが、最近、福井県民主医療機関連合会と共産党議員団のとりくみで、生活回復への取り組みがはじまった。
 きっかけは、空き缶集めをしていた方に老人保健施設に勤める職員が声をかけ、民主医療機関連合会、鈴木しょうじゅ市会議員との連携で福祉住宅への入居を実現したこと。
 その後、共産党の地域支部長からの連絡で、さらにもう一人。
2月27日には、さらに3人。生存権守れ、の活動がすすめられている。
以下は、福井市役所への要請に参加した民主医療機関連合会の松原さんの報告から。
     ★
 3人の方々は、それぞれ妻や子ども、兄弟と30数年前から別れたまま、今ではほとんど音信不通。仕事を転々としながら働いて暮していたが仕事も無くなり、5年から10年間のホームレス生活が続いています。住居は新明里橋の下などに材木とダンボールなどで囲いを作り寝泊りをしている。食費は空き缶などを拾い1日300円位になり6切れ38円の食パンを買い3食分、水は公園の水を飲んでいた。最近は空き缶拾っても1日100円にもならず生活が厳しい。スーパーマーケットに午後5時と8時過ぎに行き、賞味期限が切れ捨てる弁当をもらっていた。寒いときは引越しのとき捨てられたカセットコンロを拾いお茶を沸かしたりした。足羽川の花見でバーベキューの残った炭を集めておいて冬場の暖房に使った。発泡スチロールやペットボトルを燃やし暖をとるが煙がひどい。
 このような生活をしている人は、福井市で50人ぐらい居るのではないかと思う。九十九橋下に9人、南側(橋名は?)6人、バスターミナル地下道5~6人、西公園、木田橋、板垣橋などなど。(福井市は27人と集約)仲間の中のうわさでは、最近で5人ぐらい死んだと聞いている。
 今回、生活保護の相談になった3名の方の感想「助かったー、これでたたみの上で死ねる」と。
 なお、これまでに民医連では2名の方の申請を行っています。福井民医連の能登勇太郎社保委員長は、「残る50名近い人たちの生活をどのように守るか、取り組みを進めたい」と語っています。
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  3月8日には、福井市アオッサで相談会がひらかれます。「派遣ぎり」「残業代未払い」「生活保護」「高利金融」「医療費」「公営住宅入居」などについて専門家が相談にのります。
午前10時~午後4時まで。お気軽にいらしてください。