過去のブログ(「創作古典和歌」)に、コメントをいただきました。
山口游さんの「平安時代の京ことばをめぐって」というサイトを教えていただきました。じっくり読んで勉強させていただきたいです。
最終章には、自作の擬古的和歌(詞書付き)も盛り込まれており、興味深かったです。私なら、
聞けばなほ過ぎにしかたぞしのばるる飛鳥の寺の入相のこゑ
たちかへり来しかたのみぞしのばるる聞くにもの憂き入相のこゑ
歌意はちょっと変わってきてしまいますが……。
こういう、単語をちょっと取り替えたりして和歌を改作するという試みは、王朝びともきっとやっていたのだろうな、と想像できて、とても楽しいです。
そうそう、水垣久さんのサイト「やまとうた」には、「花筵」という和歌投稿掲示板があり、創作和歌を見たり(投稿したり!)できるようです。たまに現代語もまじりますが、ほとんど古語の和歌(短歌)ばかりです。