monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

朝賀(てうが)、小朝拝(こてうはい・こでうはい)

2013年01月01日 | 日本古典文学-和歌-春

九重に百(もも)のつかさの引きつれて万代(よろづよ)いはふ時は来にけり(夫木抄)

庭もせにひきつらなれるもろ人の立ちゐる今日や千世の初春(堀河百首)

九重や玉しく庭にむらさきの袖をつらぬる千世の初春(風雅和歌集)

袖たれて玉しく庭をうちはらひふしてぞ春のはじめとはしる(文治六年女御入内屏風和歌)

今日ぞとて袖をつらぬる諸人のむれたつ庭に春はきにけり(弁内侍日記)

をさまれる御代のしるしも大君のすすみてまうす春は来にけり(新千載和歌集)


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