思放逸鷹夢見感悦作歌一首[并短歌]
大君の 遠の朝廷ぞ (略)葦鴨の すだく古江に 一昨日も 昨日もありつ (略)
(万葉集~バージニア大学HPより)
あしたつの-ふるえのうらに-あさりする-あまとやみらむ-たひゆくわれを
(夫木和歌抄_読人不知~日文研HPより)
みさひゐる-ふるえのかはつ-くさかけに-ひともすさめぬ-ねこそなかるれ
(新撰和歌六帖_為家~日文研HPより)
(たいしらす) 津守国夏
みこもりの/古江の浪に/朽はてゝ/しほたにさゝぬ/あまの捨舟
(新千載和歌集~国文学研究資料館HPより)
江柳
水草ゐる古江の柳朽ちすとももゆる緑のかけやなからん
氷とく古江の水草かたよりに糸もてはらふ青柳の風
(草根集~日文研HPより)
月照独舟
古江もる水にも月はわれ舟のたくひつれなき有明のかけ
(草根集~日文研HPより)
江葦
なにはかた古江の蘆のしをれ葉のよをへて波の下に朽ちぬる
(宝治百首_為経~日文研HPより)
堤上霧
鷺のゐる古江の堤霧こめて柳は見えぬ雪のむら立
(草根集~日文研HPより)
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