さて、この連休の前半を使って事務所を都内文京区に移転したドタバタと、神宮球場詣(笑)もあり更新が滞りました。本日から本格的な休みという人々が多い中で、こちらは稼働という世の中に逆行する展開です。今週は、言わずと知れた4月の雇用統計など米国関連の重要指標とイベントつまり日本時間の明朝発表のFOMC声明文、日曜日にはフランス大統領選決選投票などなど注目事項目白押し状態。金曜には、イエレン議長、フィッシャー副議長などFed高官の発言も予定にあり、それゆえ今夜のFOMC声明文はタカ派っぽい内容かと、金市場も戦々恐々という感じ。さて、どうなるか。
後2時間もするとADP民間雇用報告の発表に、その後はISM非製造業景況指数の発表がひかえます。
先週発表された、米1-3月期GDP速報値は前期比年率換算+0.7%と市場予想の+1.2%をやはり下回りました。もっとも、アトランタ連銀のGDP Now の直前の予想数字(+0.2%)は上回ってはいたものの、個人消費に陰りという流れ。市場では、1-3月期は例年低目にデータが出ることと、今年は暖冬や税還付金の遅れが背景にあり、心配無用との声が高いものの、ならばなおさら今週発表のデータに注目しようということでしょう。
1日発表のISM製造業景況指数を見る分には、やはり製造業セクターには陰りが出ているのは否めず、数字が拡大を意味する50を優に上回っていることから、“まぁ、大丈夫でしょ”という判断に。大手の小売りが陰っているので、今夜のISM非製造業もどうなるか。
昔は日本のGWを狙って海外勢が相場を上下させましたが、今や大人しいものですね
夜のみです。
神宮は、2日に行きました。それも昼間から夜まで。
確かに日本のGW中は荒れるのが定番でしたが、静かなもんです。このところ連動性が薄れてることもありますが。