以前この“まさか(massacre)”という表現でここに書いたことがある。いつ書いたか時間を特定することはすぐにはできないが、金価格の予想を超えた急落時に使ったのは間違いない。発音は最初の“ァ”に力を入れた“マァサカァ”。大虐殺あるいはsevere defeat 完敗を意味する言葉だ。言えるのは、以前使った時を上回る下げ(惨状)が見られたということ。
たまたま日本での夏休みのピークの週ではあるけれど、気もそぞろという方も多かろう。心穏やかならぬは当方も同じである。(それ以外ないわけだが)ともあれ事態と正対するのが肝要と。この段階で細かな解説をどう書こうが、後講釈となるのでやめましょう。
8月に入って以来の金価格の急落は、「○年以来」という表現が頭につくドルの急激な戻りと裏腹のものだった。とりわけユーロという“堤防”が決壊してからは金市場も水浸し状態となった。ユーロの決壊を1.5ドル割れとするなら、金市場のそれは850ドル割れということとなる(より正確には848ドルか)。
850ドル割れで状況が一変し下げ足が加速したのはプログラム売買が次々にヒットし手仕舞いが殺到したことによるが、これまでしばらく見られなかったショート(空売り)が台頭したこともあろう。こうしたショートが反転のきっかけを作ると思われる。
商品市況全体の急落の中で唯一従来のレンジに残っていた金だが、ついに堪えきれなくなり急落状態となった。その下げは実需筋に考える暇を与えないほど急だった。この“速さ”と“振れ(ボラティリティの高さ)”こそクォンツ運用がもたらしたもの。やっと足元で実需の買い引き合いやヘッジ外し、その他が見られることになりそうだ。ひび割れた相場の修復という面では仕切り直しの動きへ。
たまたま日本での夏休みのピークの週ではあるけれど、気もそぞろという方も多かろう。心穏やかならぬは当方も同じである。(それ以外ないわけだが)ともあれ事態と正対するのが肝要と。この段階で細かな解説をどう書こうが、後講釈となるのでやめましょう。
8月に入って以来の金価格の急落は、「○年以来」という表現が頭につくドルの急激な戻りと裏腹のものだった。とりわけユーロという“堤防”が決壊してからは金市場も水浸し状態となった。ユーロの決壊を1.5ドル割れとするなら、金市場のそれは850ドル割れということとなる(より正確には848ドルか)。
850ドル割れで状況が一変し下げ足が加速したのはプログラム売買が次々にヒットし手仕舞いが殺到したことによるが、これまでしばらく見られなかったショート(空売り)が台頭したこともあろう。こうしたショートが反転のきっかけを作ると思われる。
商品市況全体の急落の中で唯一従来のレンジに残っていた金だが、ついに堪えきれなくなり急落状態となった。その下げは実需筋に考える暇を与えないほど急だった。この“速さ”と“振れ(ボラティリティの高さ)”こそクォンツ運用がもたらしたもの。やっと足元で実需の買い引き合いやヘッジ外し、その他が見られることになりそうだ。ひび割れた相場の修復という面では仕切り直しの動きへ。
ストップ安、やっぱりね~と思った。もう一日ストップ安が続いていたら私は心臓麻痺で今頃天国に行ってたかも!
ついに大台の800を割り込みましたね。。
ここ最近で最高の買い場到来という感じでしょうか?
しかし、ここまで下がるとこの先さらに下が深そうでおいそれと手を出せなくなって来るのも事実です。
以前もあったような。
遥か下に目標値があるなら、一昨日の安値近辺で商いなんかさせないでしょう。
今晩のNYはどうでるかな?
もう1回あるとして、そのためにはもう少し下げ余地のあるところまで上がらなければならないから…
要するにもう止まって欲しいんです。
醜いものを隠しながら、ドル売り、株売り、商品買いのまっとうな連中をふるい落とす、恐怖のフィナーレが過ぎて、これからがいよいよ本番の、米資産大暴落の恐慌ショーと見ますが。
また、資本不足に陥った金融機関がバランスシートを改善するために、貸し渋り、貸し剥がしを行っている事は、各種の報道で確認できる。その傾向はますます強まると予測できるのではないか?
このことと、金価格の下落は関係があるのだろうか。ユーロ圏が不調のため、ドルが一時的に強くなっているので、ドルに逆行する金価格が下落しているとの解説もあるが、それは因果関係が違うのではないか。本当は「買戻し、貸し剥がしの嵐」によってドルの現金が大量に必要になり、現金調達のために金資産を大量に売却せざるを得なかったのではないか。ドルの需要が高まれば当然ドルは強くなる。
ドルと株以外の資産が暴落して、痛い思いしてる方々もおるのに、下ネタなんか貼りつけないでください
(>_<)