継続して読んでいただいている方はご存じのように、3週ほど前くらいからドル建て金価格の動きを強気で見ている。下げれば弱気が台頭し、逆に上げれば強気が台頭するというまさに右往左往の金市場だが、金市場を取り巻く環境にテクニカルな要素を加味した上で今月が先を見据えるうえでポイントになると思い、それが上ではないかと判断している。
この先、鉱山のヘッジ外しも期待できないとの見通しも、相応の説得力を持つ。足元でいわゆる現物実需も後退しているようだ。ただ、それらに代わりインフレ対応型のポートフォリオへの組み換えとみられる買いが入っているようにみえる。昨夜のNYもそうだが、このところの金とプラチナの価格展開の違いからも、それを感じる(こう書くと、どの辺りが?との質問も来そうだが、産業用メタルと通貨性を持つ金の違いということ)。
昨夜のNY市場でも先週からのモメンタム的なドル上昇のなかで金は続落というより当初は急落。その後、値を戻す展開。株式市場急落の材料となったファニーメイ、フレディ・マックという米政府系住宅金融の増資の見通しを語ったレポートへの株式市場の反応は、悪化がなかなか止まらない状況を嫌気したもの。昨日、日経CNBCの生番組「デリバティブ・ワールド」でも話をさせてもらったが、来週から本格化する米銀決算に対する関心はますます高まりそうだ。その先の米国内の地銀など中小の金融機関の問題も関心事である。「悪い、でも予想より悪くない」という構図でここも乗り切ることができるのか否か。モノラインの格下げが現実のものとなり、目が離せない。どこまでドルが強く在れるのか。7月2週目これから夏本番。
この先、鉱山のヘッジ外しも期待できないとの見通しも、相応の説得力を持つ。足元でいわゆる現物実需も後退しているようだ。ただ、それらに代わりインフレ対応型のポートフォリオへの組み換えとみられる買いが入っているようにみえる。昨夜のNYもそうだが、このところの金とプラチナの価格展開の違いからも、それを感じる(こう書くと、どの辺りが?との質問も来そうだが、産業用メタルと通貨性を持つ金の違いということ)。
昨夜のNY市場でも先週からのモメンタム的なドル上昇のなかで金は続落というより当初は急落。その後、値を戻す展開。株式市場急落の材料となったファニーメイ、フレディ・マックという米政府系住宅金融の増資の見通しを語ったレポートへの株式市場の反応は、悪化がなかなか止まらない状況を嫌気したもの。昨日、日経CNBCの生番組「デリバティブ・ワールド」でも話をさせてもらったが、来週から本格化する米銀決算に対する関心はますます高まりそうだ。その先の米国内の地銀など中小の金融機関の問題も関心事である。「悪い、でも予想より悪くない」という構図でここも乗り切ることができるのか否か。モノラインの格下げが現実のものとなり、目が離せない。どこまでドルが強く在れるのか。7月2週目これから夏本番。
聡明な亀井先生のおっしゃることが、よく判りました
あとは銘柄探し。外食・小売・流通は、間違っても絶対スルー
金融株なんかイイですね。今がチャンス…、って感じ
お見事です