さてさて大証が来月8月10日から取引を開始する金ETF(上場投信)だが、こちらは金価格に連動するように設計した金リンク債(仕組み債)に投資するファンドを取引所に上場しようというもので、ここ数年注目のいわゆる現物の裏付けを伴った金ETFとは、一線を画するものといえる。株式指数以外のものに連動するETFとしては国内初というのは確か。現在、金ETFで代表的なものはNY証券取引所とシンガポール取引所に相互上場しているstreet TRACKS Gold Shares(チェッカーシンボル GLD)だが、こちらは運用資産である金地金はカストディアン(保管を担当)であるHSBCがロンドンにて管理しており、その通し番号はインターネットで日々公開されている。
・・・・で本日の話題はそのGLDが7月に入って増加が目立っている。今月に入りここまで32.78トン増加し7月19日時点で497.15トン。これは今年4月17日の過去最高500.72トンに迫るもので、おそらく近々に越えていくものと思われる。金ETFというと保有の中心に座っているのが欧米の年金基金と見られるが、このところ欧米の富裕層の資金も投じられていると見られるが、ヘッジファンドなど目先の資金が抜けたことで6月は残を減らしていた。それが下半期入りとともにジワジワ増加に転じているというわけだ。もともと年金の資産組み換えや新規資金の投入が1月と7月に起きる傾向が強いという背景もある。
ただ2005年の7月を見てみると12.35トン、2006年は12.87トンの増加にとどまっており、今年の増加が際立っている。イベントとの兼ね合いで見ると7月10日のムーディズやS&Pによる住宅ローン債券の格下げ見通しの発表とドル安、原油高という要素がそろった9日以降の増加が目立っている。年金以外の投資家の資金流入もありそうだ。需給面からは、このところ欧州の中銀による売却が下火になっていることも価格には追い風になっている。
ドル建ての価格は上げピッチに弾みが付いてきており、今夜のNYの状況にもよるが来週は続伸あるいは急伸そして利益確定の売りに急反落というパターンが描けそうだ。なんのことはない、これまで繰り返してきたパターンである。しかし、ここまで来て、あぁ~、やはり650割れは買い場だったんだ~、と思われる方も多いことだろう。200日移動平均線についてもしかり。・・・・・・まぁ、そういうことナノデス。
・・・・で本日の話題はそのGLDが7月に入って増加が目立っている。今月に入りここまで32.78トン増加し7月19日時点で497.15トン。これは今年4月17日の過去最高500.72トンに迫るもので、おそらく近々に越えていくものと思われる。金ETFというと保有の中心に座っているのが欧米の年金基金と見られるが、このところ欧米の富裕層の資金も投じられていると見られるが、ヘッジファンドなど目先の資金が抜けたことで6月は残を減らしていた。それが下半期入りとともにジワジワ増加に転じているというわけだ。もともと年金の資産組み換えや新規資金の投入が1月と7月に起きる傾向が強いという背景もある。
ただ2005年の7月を見てみると12.35トン、2006年は12.87トンの増加にとどまっており、今年の増加が際立っている。イベントとの兼ね合いで見ると7月10日のムーディズやS&Pによる住宅ローン債券の格下げ見通しの発表とドル安、原油高という要素がそろった9日以降の増加が目立っている。年金以外の投資家の資金流入もありそうだ。需給面からは、このところ欧州の中銀による売却が下火になっていることも価格には追い風になっている。
ドル建ての価格は上げピッチに弾みが付いてきており、今夜のNYの状況にもよるが来週は続伸あるいは急伸そして利益確定の売りに急反落というパターンが描けそうだ。なんのことはない、これまで繰り返してきたパターンである。しかし、ここまで来て、あぁ~、やはり650割れは買い場だったんだ~、と思われる方も多いことだろう。200日移動平均線についてもしかり。・・・・・・まぁ、そういうことナノデス。
恐れながら、ほっとしています。チャブついて感情的になりそうでしたが、発泡酒をあおって一息つくと、マクロモメンタムかなと思われたので引いて現時点では正解です。キャリートレードという爆弾もあるし、スペシャルブルに死角を感じた次第です。外為など朝戻っていたらいいですね。円ベースでその後しばらく持ち合って、それでも上に行くようでしたら、仕掛けるつもりです。意外と週明けストップ高なら、また発泡酒でもあおります。
バーナンキ議長が、サブプライムローンの損失について日本円で12兆円だとか言ってました。かつての住専も、初めの数字はこんなもん(たしか8兆円)でしたね。サブプライムは債権化されているといっても、それはよく考えれば単に不良債権を複雑化しているだけで、むしろかつての住専のほうがシンプルですよ。
為替もレンジ相場でしょうが、最近動きが激し過ぎる。今夜は急な円高方向ですよね。
日経CNBCに、慶応大教授に復帰した竹中氏が久々に出ていました。CNBCは、これからは円高、日本株の時代だとか、気になることを言っていましたが。