小康状態のなか、ほのかな明かりが見えたと大統領までもが指摘していた環境のなかで、また株価の目立った下げ。けさTVニュースを見ていて、「現実を思い知らされた」、「朝食に出たオムレツをおいしく食べたら中にサルモネラ菌が入っていた」というNYの株式トレーダーのコメントにフムフムと頷いてしまった。昨日、会計処理を使った利益の捻出について取り上げたが、昨夜のバンカメ決算が嫌気されたのは前年同期との比較で2.2倍に膨らんだ貸倒引当金急増の話。個人部門に関連した不良債権の増加は、以前から予想されていたもの。いわゆる不況型の不良債権の増加である。過剰負債と指摘されて久しい米国個人部門の負債の整理が本格的に始まった。その引き金を引いたのが、やはりリーマン以降の金融収縮の煽りを受けた実体経済の急収縮ということ。
金融機関はすでに証券化ビジネスに絡んだバブルの処理で大きな痛手を受け、それだけで資本不足に陥り公的資金の注入も受けたところ。そこに一般的ではあるが規模は通常より大きい不況型不良債権の広がりという次の荒波が到来。公的資金の注入は受けたものの、すでに余力のないところは貸し渋り、貸し剥がしに向かうという流れ。政府やFRBとしては公的資金の注入や資産の買い取りによる資金支援は、貸し出しを増やし景気回復の後押しをしようという意味合いが込められているが、一方の金融機関は自己保全に汲々とするばかりに貸し出しはむしろ減少。なぜ貸し出しを増やさない?と議会に呼ばれて問い詰められたり、また財務省から指摘されても余力がないと増やせない。
さて先週後半あたりから騒がしくなってきたストレス・テスト(資産査定)についての見通し。これ、そもそも当初はマーケットに憶測を生み混乱の元になるからと結果の公表はしないという話だったと記憶している。その上で、資本不足の金融機関は6ヵ月以内に民間から資本調達を試み、それでも無理なら公的資金を注入というものだった。それを知ったとき、結果は公表しなくともまず資本調達を始めたところは不足を疑われるため、うかつに調達に向かえなくなるのは必定で、無理のあるプランだと思ったものだ。また公表しなくとも漏れるのではないかとも思った。この間の日曜日、政府高官のひとりが「いくつかの銀行は非常に深刻になる」と語ったと伝えられるなど、楽観ムードが漂っていた2週間ほど前とは急転直下という流れの変化を見せていた。
この問題、そもそもどう公表するのか、資本不足認定の基準はどこにあるのかなどスキームが固まっているのか、いないのかすら見えないままに「ストレス・テスト実施=実態の一端が明らかに」というイメージが独り歩きしていた。三度、四度・・・・の金融不安の再燃。
資本注入が必要になる金融機関の数が多ければ、政府はどの資金を充てるのか?金市場の材料になってきた。昨日は日経CNBCの夕刻の番組に生出演。価格について聞かれた時は、最近人前で話したり書いたりしてきたそのままを話した。
金融機関はすでに証券化ビジネスに絡んだバブルの処理で大きな痛手を受け、それだけで資本不足に陥り公的資金の注入も受けたところ。そこに一般的ではあるが規模は通常より大きい不況型不良債権の広がりという次の荒波が到来。公的資金の注入は受けたものの、すでに余力のないところは貸し渋り、貸し剥がしに向かうという流れ。政府やFRBとしては公的資金の注入や資産の買い取りによる資金支援は、貸し出しを増やし景気回復の後押しをしようという意味合いが込められているが、一方の金融機関は自己保全に汲々とするばかりに貸し出しはむしろ減少。なぜ貸し出しを増やさない?と議会に呼ばれて問い詰められたり、また財務省から指摘されても余力がないと増やせない。
さて先週後半あたりから騒がしくなってきたストレス・テスト(資産査定)についての見通し。これ、そもそも当初はマーケットに憶測を生み混乱の元になるからと結果の公表はしないという話だったと記憶している。その上で、資本不足の金融機関は6ヵ月以内に民間から資本調達を試み、それでも無理なら公的資金を注入というものだった。それを知ったとき、結果は公表しなくともまず資本調達を始めたところは不足を疑われるため、うかつに調達に向かえなくなるのは必定で、無理のあるプランだと思ったものだ。また公表しなくとも漏れるのではないかとも思った。この間の日曜日、政府高官のひとりが「いくつかの銀行は非常に深刻になる」と語ったと伝えられるなど、楽観ムードが漂っていた2週間ほど前とは急転直下という流れの変化を見せていた。
この問題、そもそもどう公表するのか、資本不足認定の基準はどこにあるのかなどスキームが固まっているのか、いないのかすら見えないままに「ストレス・テスト実施=実態の一端が明らかに」というイメージが独り歩きしていた。三度、四度・・・・の金融不安の再燃。
資本注入が必要になる金融機関の数が多ければ、政府はどの資金を充てるのか?金市場の材料になってきた。昨日は日経CNBCの夕刻の番組に生出演。価格について聞かれた時は、最近人前で話したり書いたりしてきたそのままを話した。
いくら優秀なメークアップアーチストでも100歳の老婆を16歳の生娘だと言い張るのには無理がある。
日本バブルのときBIS規格を厳密に適応し、長銀などを乗っ取ったアメリカが、今は破廉恥極まりない簿外債務先送り。天誅が下るだろう。
元々は一昨年のサブプライム破綻から始まって
↓
アメリカの消費縮小&(他の儲け口探すために)原油価格高騰
↓
あっち(アメリカ)で自動車販売不振&贅沢品離れ加速
↓
日本の自動車・電気メーカー(一部除く)が大打撃
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日本では工場休業&給料カット&派遣切り
↓
日本でも消費不振(定額給付金の効果わからず)
↓
更にアメリカの金融機関貸し剥がし
↓ (↑いまココ)
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日本の金融機関も馬鹿の一つ覚えみたいにそれを猿真似
↓
折りからの販売不振&資金繰り悪化で企業が続々倒産 ↓
社員は多数失業し雇用保険の失業給付金がパンク寸前(非正規・短期労働者にはそれすら無し)
↓
街にはホームレス&ひったくり犯罪が大量発生
↓
それを気にする当局が国ぐるみで治安回復の為、警察力強化&ホームレス狩り
↓
税金たくさん使った為、消費税率アップを含む大増税(皮肉にもその頃アメリカ経済はうまい具合に回復) ↓
まだ不況に喘ぐ日本は、何も出来ず、半ば諸外国の植民地化(当然ワタシが働いているカー用品販売会社も外資&ファンドに乗っ取られる。残った社員も皆奴隷、カー用品しか取り柄のない社員は転職もままならない)
↓
既にカー用品業界だけでなく、日本中が外国様マンセーになる。
↓
↓
ワタシは、そうなったときに備え、世界中から可愛がられ、愛され、いじめを受けにくい、『カワイイ日本づくり』を目指して行けばいいと思いますよ。
京都や鎌倉のような古都だけでなく、秋葉原や渋谷109みたいに最近流行りだしたところにも、世界中からお客さんが来ているじゃないですか。この国には魅力と知力が十二分にあるんです。経済がダメならそっち方面の魅力を生かして生き残りましょ。
その魅力と知力を活かす事が出来なかったら、日本は、東ティモールみたいな悲惨でかつ、誰からも見向きもされなくやっちゃうよ
だからと言ってゴールドかと言うと…まずはキャッシュみたい。世界経済の中でキャッシュと言えばドル。昨年1000ドルから700ドルまで下げた時「ドルこそキャッシュ」と思い知りました。ゴールドETFって株とトレードし易いです。長期保有するにはやっぱり現物が一番良さそう。ETFで儲かったら金貨に換えて保有するのが良いのかも、が感想です。
さとうにしき様
外国様マンセーになった時、綺麗な和服着て魅力知力発揮、外国客相手の生け花の先生して稼いで下さいネ。日本が落ち目になっても自分は落ち目にならないようにしたいですね。
隠す債務が炙り出された瞬間、いよいよ金が
月に向かって旅立つんじゃあないですかねえ。
リップスの遺言を信じてみようか という思
いが、日々強くなるのであります。
斜陽産業の隅っこで負け犬ワンコみたいにウダウダするよりも、「東章流いけばな」&副業の温石薬石整体で、世界中の人たちに感動や癒しを与えていきます。
ポスト資本主義社会に備え、人が人を楽しませ、生き活きとした世界をめざします。