昨夜22時台の遅めに更新で“インフレ傾向はあれ、それがうまくコントロールされる中での金利の上昇は金にはこたえる”という意味合いで書いたが、昨夜の海外市場の下げは、まず金利要因で売られたところにNY株の下げ幅拡大が追い打ちを掛けたかたち。例の2月の世界連鎖株安の際に益出し売りを浴びたパターンの連想が働いた。665割れてからストップロスの売りが下げを加速させモメンタムをつくった。昨夜のNY債券市場は10年金利が昨年7月以来の5.13%へ急騰。本日のアジア市場の株も中国株以外下げ幅を拡大して続落。
正直いってNY株の今回のような急落局面は今月初めに起きることを、ひとつのシナリオにしていた。その際に金市場も最終的な整理局面に入ると(この辺は5月にインタビューを受け投資日報社の月刊誌今月号に掲載されるはず)。誰がみても米国株は調整は避けられなかったし、その際の材料としては5月31日のGDP改定値の大幅下方修正を考えていた。それが、1週間遅れで金利の急騰ということでもたらされた。NYコメックスベースで200日移動平均線が現在656ドル近辺に位置しており、ちょうどスポット価格がいまロンドン時間でそこに差し掛かっている。
そこで考えるのだが、米国10年金利の上昇を昨夜は直接の悪材料にしているが、それを映して株が急落すると、おそらく次に起きるのは株式市場から債券市場への資金移動ということになる。もちろんこれは既発債,の価格を上げるので市場金利の低下を意味する。こうやってうまく市場機能が働きstabilize(安定)されるのがこのところの習いとなっている。仮にグローバル化による物価安定期間は終わり新たな段階に入ったとしても、急激な金利の振れは市場参加者のセンチメントが作ったものなので時間の経過とともに落ち着くのだろう。そこで株も金市場も落ち着くと見られる・・・・といっても、現段階でそう荒れてもいないけどね。こんなものは、今の時代、日常茶飯ともいえるのでは。
正直いってNY株の今回のような急落局面は今月初めに起きることを、ひとつのシナリオにしていた。その際に金市場も最終的な整理局面に入ると(この辺は5月にインタビューを受け投資日報社の月刊誌今月号に掲載されるはず)。誰がみても米国株は調整は避けられなかったし、その際の材料としては5月31日のGDP改定値の大幅下方修正を考えていた。それが、1週間遅れで金利の急騰ということでもたらされた。NYコメックスベースで200日移動平均線が現在656ドル近辺に位置しており、ちょうどスポット価格がいまロンドン時間でそこに差し掛かっている。
そこで考えるのだが、米国10年金利の上昇を昨夜は直接の悪材料にしているが、それを映して株が急落すると、おそらく次に起きるのは株式市場から債券市場への資金移動ということになる。もちろんこれは既発債,の価格を上げるので市場金利の低下を意味する。こうやってうまく市場機能が働きstabilize(安定)されるのがこのところの習いとなっている。仮にグローバル化による物価安定期間は終わり新たな段階に入ったとしても、急激な金利の振れは市場参加者のセンチメントが作ったものなので時間の経過とともに落ち着くのだろう。そこで株も金市場も落ち着くと見られる・・・・といっても、現段階でそう荒れてもいないけどね。こんなものは、今の時代、日常茶飯ともいえるのでは。
正直今日はくじけました。
社会的不祥事が「これでもか!これでもか!」と言わんばかりに出てきます。
インフレが心配で株や金を買っているのに「インフレ懸念」を材料に株も金も下げてしまう事態。
米国金利が5%台、こんな位で今の世界経済が腰折れするのでしょうか?
若い頃「お金持ちになる本」を買って読みふけりました。その本にはこう書いてありました。
働いてお金を得たらそのお金で勉強しなさい、広く知見を求めて自分の価値を高めるのです。それが出来たら年収の1年分を貯めなさい。そのお金があれば自分の良心を売らなくて済むかもしれない、上司から良心に恥じるような事を命じられても「ノー」と言えるからです。人間はお金のため良心を売ってはいけないのですよ、と…
でも、何が真実で何が事実で何が正しいことなのでしょう?
この年になってもわからない事がいっぱいです。
今日も「わからない」で、心乱れてちょっと辛かった。弱音、ちょっとだけ、お許し下さいませ。
「オバサンのIT」は苦労の連続なんです。
亀井先生、トシに免じて削除お願いします
インフレはインフレでも度合いが問題で、インフレならなんでも反応するかのような机の上の前提(テキストの文言)は間違いではないですが最大公約数のような話です。