直前に地震

昨日のラジオ日経「マーケット・トレンド」は、午後5時半の番組開始前に、どういった話をするのかについてキャスターの大橋ひろこさんと軽く打ち合わせをしている時に、急に建物が揺れ「あれ！？」と思った瞬間に大きな揺れに。思わず時計を見て、どの程度揺れが続くのかと様子を見たのだが、長い！！。これは3年以内に東京を襲うとも言われているものが来たのか！？と・・・・・・。番組は予定通り30分に始めることになり、ただし冒頭で緊急地震速報を流すということになった。番組内容については、特に地震についての話題には触れず通常通りに。何か追加の地震関連ニュースがあれば中断して報道するという特別編成で臨もうという局サイドの方針のもとスタート。結果的には、そのまま終了した。

揺れが3分は続いたので、途中でスタジオ内に備え付けの防災ヘルメットを手渡されたりという緊急モードの中で金市場の話をするという異例の事態に。聞いてもらうと分かるが、番組スタート時には、ドル円相場はドル売り円買いで反応し82円40銭前後の推移していたものが82円10銭台に。例の３・１１直後にドル安円高に振れたが、対外純資産高連続21年トップの日本ならでは、といえる反応。何か大きな災害とりわけ大震災ということになると、復興のための資金ニーズが高まり、資本の国内回帰が起きるのではという連想と思われる。

放送内容は、以下のサイトの「2012年12月7日放送分」をクリックすると聴けます。

http://blog.radionikkei.jp/trend/alpha/