ベージュブック。全米に12行ある地区連邦準備銀行(地区連銀)の経済報告書が発表された。その表紙の色からベージュブックと呼ばれる。毎月発表されるもので、このところ特段のサプライズはなかった。日本時間の昨夜発表されたものもそうだったが、インフレ警戒から利上げ転換もとの見方が浮上するなかで、今後は注目度が上がりそうだ。各地区別の細分化された内容が報告されるためで、例えばサンフランシスコ、リッチモンド両連銀は「住宅の差し押さえが増えている」と報告している。すべての地区で融資基準が厳しくなっている・・・などなど。金融機関の活動状況などを推し量る材料にもなる。もっとも、当方もそこまで普段はやっているわけではないけれど・・・。それにしてもガソリンと食料の値上がりで「個人消費が一段と低迷」という総論は、何のことはない減税小切手ばら撒き効果を削ぐものということ。否、だからこそ、ばら撒いたということか。
インドがインフレ対応で0.25%緊急利上げとのことだが、ベトナムでは25%台のインフレの中、株は急落、通貨ドンも売られミニ通貨危機の様相。足元でドルインデックスが73.877と74ポイントに迫っている。これは3月17日の過去最低値70.698以来の高値水準。反対側で金が売られている。74ポイント超え、75ポイント方向への接近で850ドル割れか。いろいろ慌ただしくなってきた。
インドがインフレ対応で0.25%緊急利上げとのことだが、ベトナムでは25%台のインフレの中、株は急落、通貨ドンも売られミニ通貨危機の様相。足元でドルインデックスが73.877と74ポイントに迫っている。これは3月17日の過去最低値70.698以来の高値水準。反対側で金が売られている。74ポイント超え、75ポイント方向への接近で850ドル割れか。いろいろ慌ただしくなってきた。
日本でも少し話題になりましたが、LAタイムズで取り上げられていた「一軒買ったらもう一軒おまけします!」という広告はインパクトありました。
http://latimesblogs.latimes.com/laland/2008/06/in-escondido-bu.html
こんな状況で景気が良いなんてことあり得ないと思うんですけど・・・