亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

与野党伯仲のドイツ総選挙

2005年09月19日 10時52分47秒 | トピック
ドイツの総選挙の結果が注目されていたが、どうも与野党伯仲で、シュレーダー首相率いるSPD(社会民主党)と東ドイツ出身でドイツ初の女性首相誕生かと注目されているメルケル党首率いるCDU(キリスト教民主同盟)が票を分け合う大混戦。結果としては敗色濃厚が伝えられていたSPDが終盤に追い込んだというイメージ。いま日本時間の10時過ぎだが、現時点で両党首ともにこれからの政権運営は当方だと主張し合うほどの混戦。報道によると現時点は暫定結果であって10月2日に投票が予定されているドレスデンでの結果で決まる見通しとのこと。

当然ながらこうした不安定、未確定を嫌がる金融市場の方ではユーロが売られている。今日は月曜日なのでシドニーやアジア各国の市場が取引を開始している。ドルがやや強張るなかで金市場のほうは先週末の余熱もあって保合(もちあ)いから若干プラス圏で推移中。WTI原油も時間外取引で小高い。

余談だけれど、今朝の朝日新聞に掲載されていた月の写真。顔を出したばかりの赤味がかった満月の真ん中に羽田にアプローチする航空機が映っているものだったが、きれいな写真だった。タイトルは「お邪魔かな」。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今夜は空を見よう(中秋) | トップ | 米国の戦いは続く(とともに... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トピック」カテゴリの最新記事