激烈な嵐来る

米国のフロリダ州にすさまじいハリケーンが接近してきている。その名は「ドリアン」。昨日時点でさらに発達し「カテゴリー５」の最強ハリケーンとなったとされる。風速７０メートル以上が５とのことだが、なんと最大風速が１日午後時点で８０メートルとされる。幸いにも進路が北東に向き始めたとのことで、上陸は避けられる見通しになりつつあるらしいが、東海岸をなめるように北上するとなると、やはり被害も甚大ということになりそうだ。巨大ハリケーン通過後の対応に不備があったりすると、敵面に支持率に響いたりするので大統領選が始まっている今、ホワイトハウスのBOSSも気を揉んでいることだろう。ポーランド訪問を取りやめにしたらしい。
それにしても、これも地球温暖化の成せる技というと表現は変か・・・温暖化の中でこうした激烈ハリケーンや台風が増えるという予想は以前からあって、その通りになってきている。それでも地球温暖化などウソだとBOSSは今でも言うのだろうかね。

フランスで開いたG７サミットは、首脳宣言ならぬA４、１枚の合意書だったか？を発表しただけで、G７サミットの瓦解とかなんとか報じられていたが、アマゾンの大規模火災に対する何らの対応策というか合意すらまとめられなかったのは、より利害の絡む事項はまったくのお手上げということだろう。終わってる。。。寄せては引く波の中で、時に大きなうねりがやってきて、大騒ぎになるとここに時々書くが、９月に入ったいま、そのうねりはまたやって来そうだ。米中報復合戦にしても、静かに進展していて何事も起きていないが、ある日些細なイベントがいわゆる “Last Straw”になる時がいずれやって来ると思われる。そんなものにどうやって備えるんだよ？と聞かれても答えは難しいが、キャッシュ・ポジションを高め買い場に備えながら、金を持っているなら静かに持ち続けましょうよと。