本日は日本FP協会神奈川支部の継続研修会だった。場所は横浜の桜木町。単位の取得ということもあって500人の会場はほぼ満席。運営を担当された方々との懇親会に声を掛けていただいており終わって、そのまま参加。いろいろ話を聞いたが信託銀行における遺言信託が増えており一般に1万件を突破しているのだそうだ。そして案件の発生(遺言の執行)も毎年7%つまり700件ほどになっており、選任の担当者の数も増えているとの . . . 本文を読む
今週11日火曜日にモルガンスタンレー証券の元幹部でシティの法人部門を統括していたヴィクラム・パンディットなる人物をCEOに据えたシティ・グループ。傘下の“影武者”運用会社7社を水面上に浮上させ、抱える損失も表面化させることになった(2008年1月にSIV’sを連結対象にすると発表)。CEO就任から現地時間で2日後の早業。この話は金融市場にとっては言うまでもなく好材料となる。
連結対象外でありなが . . . 本文を読む
日本時間の23時に発表された今回の米欧中銀の協調対策。以前からグローバル化の度合いが金融の世界ではITによって加速され急激に規模が拡大していることから、さしものFRBといえど単独では政策効果は薄まってしまい、国際協調は欠かせないというふうに考えてきた。ただし、当方が考えたいたのはまずはG7の場などでの話合いだった。しかもドル相場を念頭に置いた国際協調の具体化を考えていた。それでここにも、過去そのよ . . . 本文を読む
FOMCの結果は報じられているように0.25%の今回はFFレートだけではなく公定歩合も合わせて引き下げた。これも報じられているように0.5%を期待する向きもあり、結果には失望感から現地午後2時15分の発表直後からNY株は急落。ダウは294ドル安に。全体としての市場の反応は、FRBは景気の減速をはっきりと認めた、さらに(前回10月31日と異なり)金融市場の悪化も認めた、信用収縮も認めた・・・・・なの . . . 本文を読む
シティ・グループへの資金注入に続き今度はUBSでも資本の取り込みが発表された。以前の金融危機の時に比べ欧米の金融機関は自己資本の厚みが格段に増しており、今回のサブプライム問題も乗り越えられると説明されてきたし、投資家も金融界自体もそれを信じてきた。ところが、思った以上に傷が深いのは結局、利益効率を追求した咎(トガ)ということだろう。
早い話があらゆる対象にレバレッジを効かせた投資をやっていたとい . . . 本文を読む
昨日、米中戦略経済対話ついて書いたが、会合を前にして話し合いの中国側がお膳立てを始めている。中国国家外為管理局(SAFE)という機関は、以前、エコノミストが外貨準備の中の金準備を増やすべしというレポートを発表したり、発言するなど金市場へも材料を提供したが、経済対話を前に海外投資家の人民元建て株式・債券投資の枠を従来の100億ドルから300億ドル(約3兆3500億円)へ拡大することを発表した。・・・ . . . 本文を読む
週末に大阪での仕事を終えた後、ユラユラ揺れる電車で久々に和歌山へ。天気がよく空も海も真っ青。昼間はさすがに暖かい。揺れる窓の外はサブプライムも原油の乱高下も、米国の雇用統計も関係ない風景が広がる。今週は言うまでもなくFOMCだが、もうひとつ12、13日と北京で米中戦略経済対話がひらかれる。ポールソン米財務長官の提案で開かれているもので今回が3回目。1年前の12月北京で始まり6月にワシントンで2回目 . . . 本文を読む
注目の11月の米雇用統計が発表された。市場予想(WSJ紙)8万5千人に対し9万4千人とほぼ予想通りの数字となっている。4千人上方修正された10月の数字が17万人なので、それからは大幅ダウン。失業率は4.7%で変わらず。結果的に波乱を引き起こすような数字ではなかった。利下げ見通しが固まった来週のFOMCへの影響はないというのがメディアの見方。問題機関へのオイルマネーの資本注入に、サブプライム債務者救 . . . 本文を読む
本日は午後遅めから夕刻にかけてあるリクルート系のケーブルTVの30分番組の収録だった。太川陽介さんと土屋さんという女性タレント(?)がレギュラーの番組。太川陽介と聞いてピンと来る方は、40代中頃から50代前後かな?そうです「ルイルイ」で一世を風靡したあの人です。ルイルイ青年は、立派なルイルイオジさんになっている年齢ではあるけど、さすがに感覚は若いのだった。番組でやっているからだろうか、結構金融知識 . . . 本文を読む
昨夜のNYの時間帯での金の上昇(約13ドル幅)は、先週4営業日連続で44ドル下げた反動高あるいはショート・カバー(空売りの買い戻し)との見方から、本格反騰に至らずというのが市場内の大方の見方になっている。12月に入りクリスマス休暇も迫り、商いは薄くなってきており、その面でも値だけ飛んだということも否めない。ただし、足元の金融市場の状況がどうにもスッキリしないのも確かで、サブプライム債務者救済でポー . . . 本文を読む