マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

羹のコース<出汁・スープをマクロビオティック>

2007年11月04日 15時15分14秒 | マクロビオティック料理応用 羹(こう)
昨日は、羹のコース(応用クラス)第2回目でした。
テーマは、「出汁・スープをマクロビオティックする・・・和洋中の出汁の作り方、植物性出しのいろいろ」ということで、基本のスープ(クリアスープ)を昆布と干し椎茸でそれぞれ作り、それぞれに塩、醤油で味を整えて相性をはかります。
それぞれを合わせた混合出汁(マクロビオティック八方出汁)を使って、吸い地、吸い地の八方、淡口・濃口の八方、揚げ物などのかけ出汁、八方酢を作っていきます。ちょっと、実験室な感じでした。それぞれ味見をしてシンプルな出汁が変化して多彩な表情を出す味に皆さんふんふんと真剣な表情でした。

この昆布と干し椎茸の八方出汁を使って、和・洋・中のスープに仕立てます。
和は本シメジとえのき茸のお吸い物。洋は蒸し煮(今回は炒めました)玉ねぎと素揚げ車麩のオニオンスープ、中は前回春夏は汁ビーフンにしましたが、今回はそうめんの打ち込みに豆乳を入れて博多ラーメン(豚骨)風に仕上げました。
同じ精進八方出汁からこんなにカンタンに和洋中のスープが生まれるなんて、だからマクロビオティックは面白いですね。







また、野菜や豆からのスープも作りました。
切り干し大根の戻し汁は本当に甘くて美味しいし、大豆からもいいお出汁がでます。玉ねぎの皮だって抗酸化力のあるスープが生まれます。
そして、お手当てとして玉ねぎ・人参・キャベツ・南瓜で作った甘い野菜のスープは、何にも味付けしないのに、優しいお味でした。

クリアなスープのあとはホワイトソースを使ったポタージュ。
植物油と小麦粉で作るホワイトソース、玄米ご飯と豆乳または水で作るホワイトソース、豆乳と葛でつくるホワイトソースを使ってそれぞれのかぼちゃのポタージュを作りました。(今回、葛は時間の都合で説明だけでした。是非お家で作ってみてくださいね)





体調や、季節などを考えて楽しむことができるホワイトソース。
どれも滑らかで美味しい口当たりでした。

さらに、トマト風味のスープを頂くためにトマトのソースを作り、今回はペンネにかけていただきました。



前回はココナッツ風味のスープも作りましたが季節柄、やめました。

皆さん、出汁・スープの達人になりましたか?
宿題しっかり実践して、次回提出してくださいね。

飯のコース、第2回。

2007年11月04日 14時33分34秒 | マクロビオティック料理基礎 飯(はん)
金曜日はマクロビオティック料理教室<飯のコース>第2回目を開催いたしました。

基本食のひじき蓮根、根菜の蒸し煮温サラダ・甘酒ソース&葛あん、小豆と黒豆の玄米ご飯、青菜と油揚げの豆味噌のお汁でした。



振り替えの方が入って15名のご参加でした。
振り替えの方は第8期飯のコースの卒業となりました。
お疲れ様でした。
人数は多いのですが、みなさんの優しい雰囲気がとても素敵で、
気が乱れずに楽しんでお料理を作ることができています。
ありがとうございます。
皆さん、はやく慣れて仲良くなってくださいね。

さて、最近、多層ステンレス鍋から土鍋に移行しています。
なんともいい具合の火の入り方で、気に入っています。
もう、これ以上は、金属ものやプラスチックものを増やしたくないなぁ~。

ザルはできるだけ竹製品で、鍋も陶器のものがいい感じ。
木のぬくもりや自然素材の優しさに、惹かれていきますね。

今まであまり感じることがなかったのですが、このところ気を受けることが多くなり食養相談中、咳が出たり眠たくなったりしてチカラが入らずしんどいので、できるだけナチュラルなものに囲まれたいと思っています。

何となく私、チャージできるところがない!
ということに気が付いて、ちょっと焦り気味です。

皆さん、どうかいい気を送ってください。

自然医食デザイン伝統食倶楽部

2007年11月04日 12時10分29秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース
自然医食デザイン主催マクロビオティック伝統食倶楽部<黒豆のお味噌作り>を今年も開催させていただくことになりました。

昨年ご参加くださった皆さんから、「美味しい~」「うれしい~」「最高!」って黒豆お味噌ファン続出の声を頂いて、是非今年もやりましょうということになりました。

自然医食デザインの三浦先生と有里子先生が、選りすぐりの材料をご用意くださいます。丹波の黒豆を使って、美味しい自然塩、マルカワ味噌さんの天然麹で作る味噌は、それぞれのパワーが重なり合って、時間という最高の器に寝かされて、作った方の気をいただいて産まれる世界に唯一つの逸品となります。

是非是非、関西圏の方、ご参加くださいね。
また、2月には通販生活でおなじみのカタログハウスさん(難波パークス)でもお味噌作りを致します。

地元香川では12月8日(土)12:30~黒豆のお味噌作りを開催いたします。
費用は4000円位です。黒豆の価格がまだ分かりませんのでご了承くださいね。
こちらは定員8名です。すでにお申し込みの方がたくさんいらしているようですので、お早めにお申し込み下さい。

お味噌は手作りが一番おいしいですよ~!!



マクロビオティックコンシェルジュ

2007年11月04日 08時24分30秒 | 庵主の日記
食養塾 無何有庵を開いて丸4年・・・。
来年1月で5年目に入ります。

私の夢の一つ、生き方のベースにマクロビオティックを持って、ゆったりと素敵なマクロビオティックの案内人<マクロビオティックコンシェルジュ>となる仲間を増やすこと。

この密かな楽しい企てが、少しづつ叶い始めました。

羹のコース第8期卒業生のお一人、そして卒業制作で最優秀賞を受賞された香ちゃんが単独デビューです。
<マクロビオティックコンシェルジュ・kaori>

11月6日(火)、高松・逸カフェで開催されますクリスタルボールのコンサートでお客様にお出しする美味しいこだわりのコーヒーの脇に<kaori>の可愛らしいスイーツを添えることになりました。

一昨日の夕方、無何有庵にご依頼を頂いた旨を香ちゃんに相談させていただいて、昨日朝一番に、試作を持って来ていただきました。
これが、めちゃ美味しい~♪&ラッピングも可愛い~❤

早速、主催の五十鈴カフェのけんちゃんに試食をお願いしましたら、すんごく気に入ってくださいました。

今回は、ひょっとして予算ぎりぎり?って感じの大盤振る舞いな一品ですが、是非皆さんクリスタルボールの心を浄化する響きを感じながら<kaori>のスイーツ、召し上がってくださいね。

そして、マクロビオティックお料理&スイーツのケータリングのオーダーを少しづつさせていただきたいと思っています。
無何有庵のマクロビオティックコンシェルジュ達が、皆さんに美味しい笑顔をお届けいたします。