今日10月8日は体育の日。昭和39年10月10日アジア初のオリンピック、東京大会を記念して始まったが、今はハッピーマンデーで10月第2月曜となった。
10月10日がなぜオリンピックに選ばれたかは、晴れの得意日だったからだそうだ。昔はオリンピックの開催日は開催国が自由に設定できた。しかし現在はテレビ中継の関係で夏に定着したとNHKで放送していた。
しかし私にとっては、晴れの得意日という選定理由でなく、1年で最もスポーツをしやすい季節といったほうがしっくりとする。特にマラソンは。
酷暑の中のマラソンは健康に良くない。トップアスリートは敬遠してしまうので、結果として面白みが半減する。全種目を考えると10月くらいが良い。
それがなぜ夏の8月に定着したか。サッカーでもバスケットでも冬がオン・シーズン。そこで8月にオリンピックを開催すれば視聴率を稼げるということらしい。余談だが、8月がオン・シーズンの野球はオリンピックから外されることになったという話もある。
ところで、今日のNHKラジオの第一放送を続けて聞いていると、鎌田實(諏訪中央病院医師)の「いのちの対話」が放送された。テーマは「ゆっくり生きよう」。出演者の中にはうつ病に罹った経験のある者もいたが、すごく共感できた。現代社会はストレスが多く、誰でもうつ状態になることがある。
そこから抜け出せるか、出せないかは、ちょっとした心の持ちようだと思う。私もそのような経験があったが、運よく抜け出せた。
一番良かったのは走っているときの心の状態。これが理屈抜きでなんとなく良かったのだ。走ることが出来、友がいて、家族がいる。走っているときは全てのものに素直に感謝できる。フルマラソンの苦しいときやゴールのときなどは特にそうだ。
今、私は兼業で農業をたしなみ、環境問題をライフワークとして取り組んでいる。日々の仕事は忙しいが、こんな生活をしていると、なんとなくゆとりが出てくるから不思議だ。
今日で連休は終了、明日からはまた仕事だ。自分のペース「スローライフ」でがんばろう。