休暇を取って、県内の建築物を一回りしてきた。
先ず行ったのは、太田市にある中島飛行機創設者の中島知久平宅。あまりの大きさと豪華さに驚かされてしまった。これが個人宅だというから驚きの一言。百聞は一見にしかずのとおり見ておく価値はある。
次に向かったのは、世界遺産にも登録された田島弥平宅。
最初は、カイコを飼育して繭を出荷する養蚕農家だと思っていたが、実際は、養蚕農家にカイコの卵を売る通称「種屋さん」だった。良質の卵を作るための研究をしていたことが初めて分かった。
次はお目当ての富岡製糸。
平日と雨が重なり、お客はまばらだった。世界遺産の関係でテレビにも取り上げられており、ボランティアガイドの解説も分かりやすかった。ただし、おみやげ品に桑の実(どどめ)で作ったジャムがあればと思ったが、それはなかった。
その日は水上のホテルに宿泊し、翌日は帰路の途中でモツ煮で有名な永井食堂に立ち寄った。
前日は、時間が遅かったこともあり、お客は殆どいなかったが、今日はお昼時期ということもありすごい行列。我々は、おみやげ品のパック入りを購入したので、すぐに買うことが出来たが、食堂で食べるには1時間ぐらいは待つかもしれない。
夜は自宅でそのモツ煮を肴にエビスビールを飲んだが実に美味かった。でも本当のところをいうと自宅で作ったモツ煮のほうがサッパリしていて個人的には好きだ。ただ自宅で作るときはあぶら抜きから始まり一日がかり、しかもモツの臭いが家に染み付くような感じがする。その点、買ってくると楽だね。