マラソンなかちゃん

マラソンのことを中心に、農業、環境、健康、パソコン、小旅行などを気ままに書いています。

十三夜のススキ

2015-10-27 07:12:54 | 日記・エッセイ・コラム

10月25日は十三夜だった。

最高東低の気圧配置で、昼は西風が強く、夜は月がひときわ光っていた。

十三夜といえば、栗名月といって栗をお供えするらしいが、栗がなかったので柿と3本のススキにした。

そこに我が家の白猫がやってきて、ススキの葉を食べ始めた。猫は毛玉を吐き出すのに猫草を食べるが、買ってきた草よりススキの方が好きらしい。でもススキはおなかに良さそうでないので、猫の手の届かない縁側の外に飾った。

ところで、十五夜・十三夜は、片見月にならないように、両方にお供え物をしているが、この地域だけの風習のようだ。

十五夜・十三夜以外に十日夜(とおかんや)という風習もある。収穫後の稲藁で「わら鉄砲」を作り、地面を叩きながら作物にいたずらをするモグラを追い払う行事である。昔から十五夜(旧暦8月15日)、十三夜(旧暦9月13日)、十日夜(旧暦10月10日)の3日間が晴れてお月見ができると縁起が良いとされている。

母は十日夜のわら鉄砲を作ったことがあるといっていたが、私にはその経験がない。

でも市内にはいまだに行っている地域もある。なかなか面白い風習だ。

 

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